30 / 145
第30話「和解と事前打ち合わせ」
しおりを挟む
この日……
またも居酒屋《ビストロ》飛竜亭に泊まったディーノ。
当然、泊まったのはガストンの私室だ。
これまた前の晩のように深夜半ばまで、ふたりでいろいろと話してしまった。
ちなみに……大泣きしたマドレーヌは、ニーナの部屋に泊まったと聞いた。
閑話休題。
ディーノはふたりだけになってから、改めて紹介状の礼をガストンへ伝えた。
対して、ガストンはディーノの報告を聞き、とても驚いてしまった。
ランク判定登録の試験官をじきじきにミルヴァがやった異例の対応は勿論、
ディーノがそのミルヴァと実技試験で引き分け、結果ランクCに、
それも限りなくBに近い、スペシャルな認定をされた事に驚きを隠さなかった。
「おいおい! ディーノ。お前……ホントに凄い奴なんだなぁ」
「いえいえ、そんな……全然大した事ないです。ミルヴァさんの攻撃を避けるだけで精一杯、全然打ち込めませんでしたから」
「う~ん、だがほぼ素人のお前がランクSのミルヴァと引き分けたんだろ? そこまで謙遜すると、却って嫌味に聞こえるぞ、充分注意した方が良い」
「わ、分かりました」
ディーノは素直に返事をした。
正直、今までの実績は殆ど他力本願的である。
己の実力以外の要素が大きすぎるから、けして威張れるモノではない。
謙遜するのが当たり前なのだが、ガストンには嫌味に聞こえたようだ。
しかし尊大にならず謙遜し、控えめにするのは大事だと、
亡き父クレメンテから教えられていたし、考えを変える気は全くない。
だがガストンの言う事も一理ある。
とても勉強になったと思う。
そんなこんなで……
ダレンからは冒険者としての『うんちく』等を改めて教えて貰い、とても為になったのだ。
翌朝早く……
昨日同様、ディーノはガストンと共に市場へ行き、仕入れを含めた買い出しを行った。
そしてニーナ達スタッフ女子軍団と朝食を摂った。
唯一違っていたのは、あのマドレーヌが加わっていた事である。
同性同士なのは勿論、大泣きした事で、同情され見直された事も大きかったようであるが……
マドレーヌは飛竜亭に勤めるスタッフ女子達と完全に打ち解けていた。
部屋に泊めてくれた関係から、ニーナとは特に仲が良くなったようだ。
なんやかんやでにぎやかな食事も半ばを過ぎ、良いタイミングと見たのか……
マドレーヌは席を移り、ディーノの傍へ来た。
そしてふたりは今後の打合せをしたのである。
マドレーヌは改めてディーノにとって貴重な情報を提供してくれた。
「良いかな? ディーノへは、鋼鉄の処女団について、いくつか教えておくね」
「おう! 頼むよ、マドレーヌ。大いに助かる」
ディーノが微笑むと、マドレーヌも笑顔で返してくれた。
「うふふ♡ 鋼鉄の処女団のメンバーは昨夜話したけど、全員女性。私以外のメンバーは、あと3人居るの」
「3人?」
「ええ、シーフの私以外に、盾役《タンク》兼攻撃役であるロクサーヌの姉御《あねご》、そして回復役《ヒーラー》である元聖女のジョルジェット、そして後方支援役兼攻撃役である魔法使いのタバサよ」
「成る程、その4人にステファニー様が加わった計5名が、新生『鋼鉄の処女団』ってわけだな」
「その通りね。ディーノの話を聞く限りステファニー様って、凄いし、強そうだわ」
「ああ、マドレーヌの想像以上にモノ凄いし、そこらの騎士が逃げ出すくらい、強いと思うよ」
「うっわ、本当に? まあ、ステファニー様は貴族だから身分の関係はあるんでしょうけど……」
と、マドレーヌは言い、軽くため息をついた。
「ロクサーヌの姉御が素直に従い、代わってクランリーダーになるくらいだから、相当な器だと予想はしていた。けれど、ディーノの言う通り、本当に想像以上ね」
「まあな……想像以上とか、想定外って言葉が巷にはあふれてる。誰もが簡単に使いすぎる。用心し過ぎるくらいで丁度良いと俺は思うよ」
「納得! じゃあ、改めて確認。私と貴方はギルドでも、道で会っても、全く知らんふりをする。で、連絡方法は?」
「とても良い方法があるよ。口を押えてくれないか?」
「え? 口を?」
「俺の話にお前が驚いて、大声が出るのを防ぐ為だ」
「驚いて大声を? う~ん。何が何だか、わけ分からないけど、良いわ、押さえたよ」
「よし、行くぞ。もう一度念を押す、口をしっかり押えておけ。けして大声を上げるなよ」
「ど、どうぞ」
『マドレーヌ』
「え! きゃ! な、な、何ぃ?」
ディーノの言う通り、マドレーヌは思わず大声を上げそうになった。
そんなマドレーヌを見て、ディーノは微笑む。
『これが念話だ、声を使わず、話す魔法なんだ。マドレーヌも心を使って俺へ話しかけてみろ』
「えっと……『こう?』」
『ああ、しっかりマドレーヌの声が聞こえたぞ。波長もしっかり俺の心へ刻まれた。但し、お前は念話を使えない。だから、他人とは話せず、俺と話す場合のみという事になる』
『ね、ね、念話ぁ!! 心を使ってって、ま、まさか上級魔法使いの中でも一部の人しか使えないって奴? あ、あんた! ま、魔法使いだったのぉ!?』
『まあ、はっきり言えばそんなもんだ』
『まあ、はっきり言えばそんなもんだって……凄くあっさり言うわね』
『はは、軽いかな、俺』
『もう! 呆れたわ……で、でも聞こえる? 私の声?』
『聞こえる! 大丈夫だ』
『よ、良かったぁ!』
『俺の方で、お前の心の波動に合わせたからしっかり聞こえるよ、今後は内緒で連絡を取り合う時は念話で行こう』
『りょ、了解! ……念話って、凄く役に立ちそうね』
『多分、遠距離通話は大丈夫だけど、俺からの一方通行になる可能性が大かもしれないな』
念話を交わすのは傍から見れば、ただ黙って見つめ合っているだけだから、会話しない第三者には怪しまれてしまう。
ニーナあたりにチェックされ、怒られたら敵わない。
愚図愚図してはいられない。
ディーノは手短にと頼み……
マドレーヌから様々な基本情報に加え、『鋼鉄の処女団』の新たな本拠となる、
貴族街に手配された新たな屋敷の場所も教えて貰った。
これで主な情報は得る事が出来た。
後は、己の心身を鍛えながらステファニー襲来を待つだけ……
悪鬼のようなステファニーが脳裏にはっきりと浮かぶが、
逃げるつもりは全くない。
『じゃあ、今後は宜しく頼むぞ、マドレーヌ』
ディーノはそう言うと、ゆっくり拳を突き出した。
『了解!』
マドレーヌも同様に拳を突き出す。
最近、冒険者達の間で流行っている、フィストバンプという行為だ。
マドレーヌの拳が触れた瞬間。
ディーノは相手の拳の感触とぬくもりから、
新たな仲間を得た事をしっかり実感していたのだった。
またも居酒屋《ビストロ》飛竜亭に泊まったディーノ。
当然、泊まったのはガストンの私室だ。
これまた前の晩のように深夜半ばまで、ふたりでいろいろと話してしまった。
ちなみに……大泣きしたマドレーヌは、ニーナの部屋に泊まったと聞いた。
閑話休題。
ディーノはふたりだけになってから、改めて紹介状の礼をガストンへ伝えた。
対して、ガストンはディーノの報告を聞き、とても驚いてしまった。
ランク判定登録の試験官をじきじきにミルヴァがやった異例の対応は勿論、
ディーノがそのミルヴァと実技試験で引き分け、結果ランクCに、
それも限りなくBに近い、スペシャルな認定をされた事に驚きを隠さなかった。
「おいおい! ディーノ。お前……ホントに凄い奴なんだなぁ」
「いえいえ、そんな……全然大した事ないです。ミルヴァさんの攻撃を避けるだけで精一杯、全然打ち込めませんでしたから」
「う~ん、だがほぼ素人のお前がランクSのミルヴァと引き分けたんだろ? そこまで謙遜すると、却って嫌味に聞こえるぞ、充分注意した方が良い」
「わ、分かりました」
ディーノは素直に返事をした。
正直、今までの実績は殆ど他力本願的である。
己の実力以外の要素が大きすぎるから、けして威張れるモノではない。
謙遜するのが当たり前なのだが、ガストンには嫌味に聞こえたようだ。
しかし尊大にならず謙遜し、控えめにするのは大事だと、
亡き父クレメンテから教えられていたし、考えを変える気は全くない。
だがガストンの言う事も一理ある。
とても勉強になったと思う。
そんなこんなで……
ダレンからは冒険者としての『うんちく』等を改めて教えて貰い、とても為になったのだ。
翌朝早く……
昨日同様、ディーノはガストンと共に市場へ行き、仕入れを含めた買い出しを行った。
そしてニーナ達スタッフ女子軍団と朝食を摂った。
唯一違っていたのは、あのマドレーヌが加わっていた事である。
同性同士なのは勿論、大泣きした事で、同情され見直された事も大きかったようであるが……
マドレーヌは飛竜亭に勤めるスタッフ女子達と完全に打ち解けていた。
部屋に泊めてくれた関係から、ニーナとは特に仲が良くなったようだ。
なんやかんやでにぎやかな食事も半ばを過ぎ、良いタイミングと見たのか……
マドレーヌは席を移り、ディーノの傍へ来た。
そしてふたりは今後の打合せをしたのである。
マドレーヌは改めてディーノにとって貴重な情報を提供してくれた。
「良いかな? ディーノへは、鋼鉄の処女団について、いくつか教えておくね」
「おう! 頼むよ、マドレーヌ。大いに助かる」
ディーノが微笑むと、マドレーヌも笑顔で返してくれた。
「うふふ♡ 鋼鉄の処女団のメンバーは昨夜話したけど、全員女性。私以外のメンバーは、あと3人居るの」
「3人?」
「ええ、シーフの私以外に、盾役《タンク》兼攻撃役であるロクサーヌの姉御《あねご》、そして回復役《ヒーラー》である元聖女のジョルジェット、そして後方支援役兼攻撃役である魔法使いのタバサよ」
「成る程、その4人にステファニー様が加わった計5名が、新生『鋼鉄の処女団』ってわけだな」
「その通りね。ディーノの話を聞く限りステファニー様って、凄いし、強そうだわ」
「ああ、マドレーヌの想像以上にモノ凄いし、そこらの騎士が逃げ出すくらい、強いと思うよ」
「うっわ、本当に? まあ、ステファニー様は貴族だから身分の関係はあるんでしょうけど……」
と、マドレーヌは言い、軽くため息をついた。
「ロクサーヌの姉御が素直に従い、代わってクランリーダーになるくらいだから、相当な器だと予想はしていた。けれど、ディーノの言う通り、本当に想像以上ね」
「まあな……想像以上とか、想定外って言葉が巷にはあふれてる。誰もが簡単に使いすぎる。用心し過ぎるくらいで丁度良いと俺は思うよ」
「納得! じゃあ、改めて確認。私と貴方はギルドでも、道で会っても、全く知らんふりをする。で、連絡方法は?」
「とても良い方法があるよ。口を押えてくれないか?」
「え? 口を?」
「俺の話にお前が驚いて、大声が出るのを防ぐ為だ」
「驚いて大声を? う~ん。何が何だか、わけ分からないけど、良いわ、押さえたよ」
「よし、行くぞ。もう一度念を押す、口をしっかり押えておけ。けして大声を上げるなよ」
「ど、どうぞ」
『マドレーヌ』
「え! きゃ! な、な、何ぃ?」
ディーノの言う通り、マドレーヌは思わず大声を上げそうになった。
そんなマドレーヌを見て、ディーノは微笑む。
『これが念話だ、声を使わず、話す魔法なんだ。マドレーヌも心を使って俺へ話しかけてみろ』
「えっと……『こう?』」
『ああ、しっかりマドレーヌの声が聞こえたぞ。波長もしっかり俺の心へ刻まれた。但し、お前は念話を使えない。だから、他人とは話せず、俺と話す場合のみという事になる』
『ね、ね、念話ぁ!! 心を使ってって、ま、まさか上級魔法使いの中でも一部の人しか使えないって奴? あ、あんた! ま、魔法使いだったのぉ!?』
『まあ、はっきり言えばそんなもんだ』
『まあ、はっきり言えばそんなもんだって……凄くあっさり言うわね』
『はは、軽いかな、俺』
『もう! 呆れたわ……で、でも聞こえる? 私の声?』
『聞こえる! 大丈夫だ』
『よ、良かったぁ!』
『俺の方で、お前の心の波動に合わせたからしっかり聞こえるよ、今後は内緒で連絡を取り合う時は念話で行こう』
『りょ、了解! ……念話って、凄く役に立ちそうね』
『多分、遠距離通話は大丈夫だけど、俺からの一方通行になる可能性が大かもしれないな』
念話を交わすのは傍から見れば、ただ黙って見つめ合っているだけだから、会話しない第三者には怪しまれてしまう。
ニーナあたりにチェックされ、怒られたら敵わない。
愚図愚図してはいられない。
ディーノは手短にと頼み……
マドレーヌから様々な基本情報に加え、『鋼鉄の処女団』の新たな本拠となる、
貴族街に手配された新たな屋敷の場所も教えて貰った。
これで主な情報は得る事が出来た。
後は、己の心身を鍛えながらステファニー襲来を待つだけ……
悪鬼のようなステファニーが脳裏にはっきりと浮かぶが、
逃げるつもりは全くない。
『じゃあ、今後は宜しく頼むぞ、マドレーヌ』
ディーノはそう言うと、ゆっくり拳を突き出した。
『了解!』
マドレーヌも同様に拳を突き出す。
最近、冒険者達の間で流行っている、フィストバンプという行為だ。
マドレーヌの拳が触れた瞬間。
ディーノは相手の拳の感触とぬくもりから、
新たな仲間を得た事をしっかり実感していたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
罠にはめられた公爵令嬢~今度は私が報復する番です
結城芙由奈@コミカライズ連載中
ファンタジー
【私と私の家族の命を奪ったのは一体誰?】
私には婚約中の王子がいた。
ある夜のこと、内密で王子から城に呼び出されると、彼は見知らぬ女性と共に私を待ち受けていた。
そして突然告げられた一方的な婚約破棄。しかし二人の婚約は政略的なものであり、とてもでは無いが受け入れられるものではなかった。そこで婚約破棄の件は持ち帰らせてもらうことにしたその帰り道。突然馬車が襲われ、逃げる途中で私は滝に落下してしまう。
次に目覚めた場所は粗末な小屋の中で、私を助けたという青年が側にいた。そして彼の話で私は驚愕の事実を知ることになる。
目覚めた世界は10年後であり、家族は反逆罪で全員処刑されていた。更に驚くべきことに蘇った身体は全く別人の女性であった。
名前も素性も分からないこの身体で、自分と家族の命を奪った相手に必ず報復することに私は決めた――。
※他サイトでも投稿中
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
前世ブラックOLの私が転生したら悪役令嬢でした
タマ マコト
ファンタジー
過労で倒れたブラック企業勤めのOLは、目を覚ますと公爵令嬢アーデルハイトとして転生していた。しかも立場は“断罪予定の悪役令嬢”。だが彼女は恋愛や王子の愛を選ばず、社交界を「市場」と見抜く。王家の財政が危ういことを察知し、家の莫大な資産と金融知識を武器に“期限付き融資”という刃を突きつける。理想主義の王太子と衝突しながらも、彼女は決意する――破滅を回避するためではない。国家の金脈を握り、国そのものを立て直すために。悪役令嬢の経済戦争が、静かに幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる