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隠れ蓑
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鶯王の胸中には、興奮と落胆が渦巻いている。
せっかく再会を果たした父親とも長く語らう時間は取れず、そそくさと退散しなければならない雰囲気に逆らえなかった。
招かれざる客とでもいうように、大王以外から歓迎を受けていないような気がしたのだ。
自意識過剰かもしれないが、お前が居ては話も進められぬと、そんな視線をその場に居合わせた者達から向けられているような気がしてならなかった。
少しは特別扱いをしてもらえるかもしれないと、密かに淡い期待を抱いていただけに、激しく気落ちしてしまう。
浮かれていた自分が恥ずかしい。
「まるで、相手をされずにしょげて尻尾を垂らす犬のようだな」
大王から途中まで送り届けるように言いつけられ、一緒に山道を歩いていたキビツがクスリと笑う。
恥ずかしさに顔が熱くなり、悔しさに握った拳を震わせた。シンが足を止め、キビツに鋭い視線を向ける。
「先程も思ったのですが、キビツ様は鶯王様がお嫌いですか?」
単刀直入なシンの物言いに、鶯王は慌てた。
「こら、口を慎むのだ」
「いいえ、言わせていただきます。ウチの大将が見下されたままでは納得がいかない」
それは……必然的に、シンも見下されていると受け取れてしまうからではないか? と思ったけれど、口にはしなかった。
シンは自分に誇りを持っている。シンの実力もなにも知らない者に、間違った評価を下されることが許せないのだろう。
「見下すもなにも、鶯王は今回が初陣だというではないか。俺の初陣も似たような頃だった。懐かしく思い、初々しいと思いはすれど、バカになどしておらぬ」
キビツの言葉が嘘か誠か、鶯王には判断のしようがない。嘘だと疑うよりは、誠であると信じたほうが己の気分は楽になる。
「私は、まだこの地にも到着したばかり。実際の戦場を目にしたこともありません。初陣を前に心構えが必要であれば、ご教授願えないでしょうか?」
ほぅ……と、キビツは鶯王の顔を覗き込む。
「この俺に、教えを乞うておるのか」
緊張の面持ちで「はい」と頷けば、満更でもない表情を浮かべてキビツは顎をさすった。
武功を立てたという数個しか歳が違わぬ従兄弟は、なにを一番に教えてくれるだろう。期待と不安を胸に、鶯王は黙し、告げられる言葉を待つ。
「そうさな……言えることは、考えることをやめるな、ということか」
キビツは鶯王の心臓がある位置に、ピタリと指先を当てた。
「これが剣であれば、今この瞬間に貫かれている」
殺気を発することなく、最小の動作で胸を突く指先。指先が当たる皮膚と筋肉の向こうでは、ドクリドクリと心臓が脈打っている。
鶯王は、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
(動きが、見えなかった……)
キビツは指先に力を込め、挑発をするように、鶯王の額に自らの額を擦りつける。
「さあ、次はどうする?」
「え?」
「考えろ。考えるんだ。刺されても、直ぐには死なん。自分の命が尽きようとしている瞬間でさえ、考えることをやめてはならぬ」
例えば、とキビツは耳元で囁く。
「今ここで俺の首をかっ切れば、敵を一人減らせる。それがお前と同じ立場である敵の大将だったなら、一軍の頭を取ったも同然だ」
「ぅあっ!」
キビツにグッと胸を押され、鶯王はよろける。足を踏ん張って踏みとどまると、シンが体を支えてくれた。
「今でさえ、次の判断が浮かんでいないように見受けられる。生死をかけた戦場において、判断を誤るようなことがあってはならぬ。大将は、以下の兵達の命を預かる立場。正しい判断を下せるように、いくつもの戦況を想定し、指示をせねばならん」
キビツは、見下すような視線を鶯王に向けた。
「子供の訓練の場ではない。悪いことは言わぬ。もう少し頭が回るものに大将を代わってもらえ」
「お言葉ですが、我が軍の大将は鶯王様以外に居られません。足らぬところは、私が副将として力になる所存」
「シン……」
まさかシンが味方になって言い返してくれるとは微塵も思っておらず、鶯王は少しばかり感動に胸が熱くなる。
キビツは不敵な笑みを浮かべた。
「そもそも、この戦はなぜ始まったか知っているか?」
シンと顔を見合わせ、鶯王が答える。
「情報の行き違い。勘違いから始まったと、耳にしたことは……」
鶯王の答えを聞き、キビツは腹を抱えた。
「はははっ! そうか。勘違いという言い方は穏やかだ。俺は、ヤマト族が言いがかりをつけられたと思っている。発端はどうあれ、イヅモ族の王は、これまでどおりに自治を続けていきたいというのが本音。そのための嘆願に余念がない。だが何年と嘆願を続けても心許なく、口実を見付けて武力行使に出たのだ」
「なぜ、情報の操作をしてまで……」
長年、自治の継続を求め続けているイヅモ族王家の考えなど、鶯王やシンが知るはずもない。
キビツは、声音を一段低くした。
「鉄を……支配していたいからさ」
「日野川の流域で採取できるという、砂鉄のことですね」
確信を持っているシンの答えに、キビツは「知っていたか」と嬉しそうに頷く。
「そう。砂鉄から作り出される鉄さ。この鉄の有益性を知っているか? これから武器を始め、主流になってくる大事な素材だ。海を越えた国では、鉄を上手く加工する術が確立されている。刀ひとつでも、今まで使っている青銅の武器とは比べ物にならない切れ味だ」
鉄という素材を鶯王も知らないわけではない。大陸伝来の稲作や農作で使われているものだと、クワシがヤマトから持ち込んだ道具の中に鉄が使われた物が混ざっているのを見たことがある。石器と違ってすぐに刃こぼれせず、長く使うこともできた。なんて便利な道具があるのだろうと、鶯王も感動したものだ。
演説をするように、キビツは続ける。
「この戦は、反乱するイヅモ族の兵を抑え込み平定するという建前であるが、実は鉄の流通の実権を握るために起きている。鉄の実権を握れば、ヤマトの勢力は格段に強くなるからだ。ヤマト族が鉄の実権を握り、流通を支配すれば、いつまでもこのような無益な争いをしなくて済むと思わないか?」
でも! と鶯王は声を上げた。
「此度の討伐……。鬼が出ると、訴えが!」
この地に住む者の訴えが利用されたのかと思うと、腸が煮えくり返るようだ。
キビツは鼻で笑う。
「鬼? あぁ……鬼なぁ。まぁ、所業は鬼ぞ」
鶯王は、キビツがクスクスと笑う理由が理解できないでいる。
肩を震わせながら、キビツは語った。
「鬼住山に潜伏しておるのは、瀬戸内海の戦に負けて逃げたイヅモ族の輩よ。奴らは先の戦で手足を失った者、片目を失った者、様々ある。その異形の姿を目にした里のイヅモ族の者達が、鬼だと騒ぎ立てているのであろう。物も女も、鬼が奪っていくのだと。城に立てこもるためには、近隣の村々から奪わねばならぬ食料や、慰みの相手をさせる者も必要であろうよ」
「なっ!」
体が前に出ようとする鶯王を押し止め、鼻息が荒い鶯王に代わってシンがキビツに問う。
「では、首魁である大牛蟹という鬼は?」
ゆっくりとキビツの口角は上がり、その唇は緩やかな弧を描く。
「ヤマトに……大王に反する、イヅモ族の頭領」
「そんな……!」
同族であるイヅモ族が、ヤマト族に組みしてイヅモ族と殺し合っているということに、鶯王は衝撃を受けた。
鬼住山に潜伏して戦っているのもイヅモ族。ヤマト族である陛下を支援して、鬼の討伐を望んでいるのもイヅモ族。
(同族で争っていると……双方は、互いに知っているのだろうか?)
知らないまま戦が続いているのだとしたら、知ることができれば戦を終わらせることができるかもしれない。
話し合いで和解ができないのだろうかと、そんな考えが鶯王の頭を過ぎる。
ーー甘い考えと、聞き流しなさい。
不意に、母であるアサギの声が蘇った。
イヅモ族やヤマト族といった垣根を払い、共存共栄できることを願っている両親。そんな両親の役に立ちたい。
できることはなにかないものかと、鶯王は浮かんできた想いに、一瞬で囚われてしまった。
せっかく再会を果たした父親とも長く語らう時間は取れず、そそくさと退散しなければならない雰囲気に逆らえなかった。
招かれざる客とでもいうように、大王以外から歓迎を受けていないような気がしたのだ。
自意識過剰かもしれないが、お前が居ては話も進められぬと、そんな視線をその場に居合わせた者達から向けられているような気がしてならなかった。
少しは特別扱いをしてもらえるかもしれないと、密かに淡い期待を抱いていただけに、激しく気落ちしてしまう。
浮かれていた自分が恥ずかしい。
「まるで、相手をされずにしょげて尻尾を垂らす犬のようだな」
大王から途中まで送り届けるように言いつけられ、一緒に山道を歩いていたキビツがクスリと笑う。
恥ずかしさに顔が熱くなり、悔しさに握った拳を震わせた。シンが足を止め、キビツに鋭い視線を向ける。
「先程も思ったのですが、キビツ様は鶯王様がお嫌いですか?」
単刀直入なシンの物言いに、鶯王は慌てた。
「こら、口を慎むのだ」
「いいえ、言わせていただきます。ウチの大将が見下されたままでは納得がいかない」
それは……必然的に、シンも見下されていると受け取れてしまうからではないか? と思ったけれど、口にはしなかった。
シンは自分に誇りを持っている。シンの実力もなにも知らない者に、間違った評価を下されることが許せないのだろう。
「見下すもなにも、鶯王は今回が初陣だというではないか。俺の初陣も似たような頃だった。懐かしく思い、初々しいと思いはすれど、バカになどしておらぬ」
キビツの言葉が嘘か誠か、鶯王には判断のしようがない。嘘だと疑うよりは、誠であると信じたほうが己の気分は楽になる。
「私は、まだこの地にも到着したばかり。実際の戦場を目にしたこともありません。初陣を前に心構えが必要であれば、ご教授願えないでしょうか?」
ほぅ……と、キビツは鶯王の顔を覗き込む。
「この俺に、教えを乞うておるのか」
緊張の面持ちで「はい」と頷けば、満更でもない表情を浮かべてキビツは顎をさすった。
武功を立てたという数個しか歳が違わぬ従兄弟は、なにを一番に教えてくれるだろう。期待と不安を胸に、鶯王は黙し、告げられる言葉を待つ。
「そうさな……言えることは、考えることをやめるな、ということか」
キビツは鶯王の心臓がある位置に、ピタリと指先を当てた。
「これが剣であれば、今この瞬間に貫かれている」
殺気を発することなく、最小の動作で胸を突く指先。指先が当たる皮膚と筋肉の向こうでは、ドクリドクリと心臓が脈打っている。
鶯王は、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
(動きが、見えなかった……)
キビツは指先に力を込め、挑発をするように、鶯王の額に自らの額を擦りつける。
「さあ、次はどうする?」
「え?」
「考えろ。考えるんだ。刺されても、直ぐには死なん。自分の命が尽きようとしている瞬間でさえ、考えることをやめてはならぬ」
例えば、とキビツは耳元で囁く。
「今ここで俺の首をかっ切れば、敵を一人減らせる。それがお前と同じ立場である敵の大将だったなら、一軍の頭を取ったも同然だ」
「ぅあっ!」
キビツにグッと胸を押され、鶯王はよろける。足を踏ん張って踏みとどまると、シンが体を支えてくれた。
「今でさえ、次の判断が浮かんでいないように見受けられる。生死をかけた戦場において、判断を誤るようなことがあってはならぬ。大将は、以下の兵達の命を預かる立場。正しい判断を下せるように、いくつもの戦況を想定し、指示をせねばならん」
キビツは、見下すような視線を鶯王に向けた。
「子供の訓練の場ではない。悪いことは言わぬ。もう少し頭が回るものに大将を代わってもらえ」
「お言葉ですが、我が軍の大将は鶯王様以外に居られません。足らぬところは、私が副将として力になる所存」
「シン……」
まさかシンが味方になって言い返してくれるとは微塵も思っておらず、鶯王は少しばかり感動に胸が熱くなる。
キビツは不敵な笑みを浮かべた。
「そもそも、この戦はなぜ始まったか知っているか?」
シンと顔を見合わせ、鶯王が答える。
「情報の行き違い。勘違いから始まったと、耳にしたことは……」
鶯王の答えを聞き、キビツは腹を抱えた。
「はははっ! そうか。勘違いという言い方は穏やかだ。俺は、ヤマト族が言いがかりをつけられたと思っている。発端はどうあれ、イヅモ族の王は、これまでどおりに自治を続けていきたいというのが本音。そのための嘆願に余念がない。だが何年と嘆願を続けても心許なく、口実を見付けて武力行使に出たのだ」
「なぜ、情報の操作をしてまで……」
長年、自治の継続を求め続けているイヅモ族王家の考えなど、鶯王やシンが知るはずもない。
キビツは、声音を一段低くした。
「鉄を……支配していたいからさ」
「日野川の流域で採取できるという、砂鉄のことですね」
確信を持っているシンの答えに、キビツは「知っていたか」と嬉しそうに頷く。
「そう。砂鉄から作り出される鉄さ。この鉄の有益性を知っているか? これから武器を始め、主流になってくる大事な素材だ。海を越えた国では、鉄を上手く加工する術が確立されている。刀ひとつでも、今まで使っている青銅の武器とは比べ物にならない切れ味だ」
鉄という素材を鶯王も知らないわけではない。大陸伝来の稲作や農作で使われているものだと、クワシがヤマトから持ち込んだ道具の中に鉄が使われた物が混ざっているのを見たことがある。石器と違ってすぐに刃こぼれせず、長く使うこともできた。なんて便利な道具があるのだろうと、鶯王も感動したものだ。
演説をするように、キビツは続ける。
「この戦は、反乱するイヅモ族の兵を抑え込み平定するという建前であるが、実は鉄の流通の実権を握るために起きている。鉄の実権を握れば、ヤマトの勢力は格段に強くなるからだ。ヤマト族が鉄の実権を握り、流通を支配すれば、いつまでもこのような無益な争いをしなくて済むと思わないか?」
でも! と鶯王は声を上げた。
「此度の討伐……。鬼が出ると、訴えが!」
この地に住む者の訴えが利用されたのかと思うと、腸が煮えくり返るようだ。
キビツは鼻で笑う。
「鬼? あぁ……鬼なぁ。まぁ、所業は鬼ぞ」
鶯王は、キビツがクスクスと笑う理由が理解できないでいる。
肩を震わせながら、キビツは語った。
「鬼住山に潜伏しておるのは、瀬戸内海の戦に負けて逃げたイヅモ族の輩よ。奴らは先の戦で手足を失った者、片目を失った者、様々ある。その異形の姿を目にした里のイヅモ族の者達が、鬼だと騒ぎ立てているのであろう。物も女も、鬼が奪っていくのだと。城に立てこもるためには、近隣の村々から奪わねばならぬ食料や、慰みの相手をさせる者も必要であろうよ」
「なっ!」
体が前に出ようとする鶯王を押し止め、鼻息が荒い鶯王に代わってシンがキビツに問う。
「では、首魁である大牛蟹という鬼は?」
ゆっくりとキビツの口角は上がり、その唇は緩やかな弧を描く。
「ヤマトに……大王に反する、イヅモ族の頭領」
「そんな……!」
同族であるイヅモ族が、ヤマト族に組みしてイヅモ族と殺し合っているということに、鶯王は衝撃を受けた。
鬼住山に潜伏して戦っているのもイヅモ族。ヤマト族である陛下を支援して、鬼の討伐を望んでいるのもイヅモ族。
(同族で争っていると……双方は、互いに知っているのだろうか?)
知らないまま戦が続いているのだとしたら、知ることができれば戦を終わらせることができるかもしれない。
話し合いで和解ができないのだろうかと、そんな考えが鶯王の頭を過ぎる。
ーー甘い考えと、聞き流しなさい。
不意に、母であるアサギの声が蘇った。
イヅモ族やヤマト族といった垣根を払い、共存共栄できることを願っている両親。そんな両親の役に立ちたい。
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