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第3章 混じり気のない黒は、濁りのない白と同じくらい純粋で強烈。だから、惹きつけられる。
37.お母さんも妹も、自分に都合のよい夢の中。私にぴったりの家族だね。お父さんだけは、私がいてほしいと頼んだから、一緒にいてくれる。ずっと。
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お母さんは、その日、帰ってこなくて、朝帰りした。
妹は、お母さんが帰ってくるまで寝ないで待とうとして、寝落ちしてしまい、朝起きれなかった。
私は早く寝て、朝方、お父さんと打ち合わせし、お父さんと一緒に家を出た。
お父さんの正式な出番は、まだ早い。
昨日は、前置き。
昨日までに、お母さんが妹を連れて出かけた正確な目的を、私は知っていた。
お母さんは、妹を連れて再婚するために、再婚予定の相手と妹の顔合わせをしたかった。
お母さんは、私に伏せて、妹だけを連れ出した。
全て整った後に、私がお母さんが離婚して再婚することに反対したら、お父さんのところに行きなさい、と私を追い出すまでが、お母さんの計画だった。
私は、お母さんの計画を利用した。
お母さんの再婚予定者に対する不信感を妹に植え付けた。
お母さんの再婚予定者に、一筋縄ではいかない姉娘の存在をアピールした。
お母さんがお母さんの再婚予定者に私の振る舞いを謝罪したところで、お母さんが不倫相手に中学生の娘を差し出すつもりがあったのでは、という疑惑は、お店に残る。
お母さんの再婚予定者は、お母さんと不倫以上の関係になる気があったとしても、昨日の顔合わせの後は、結婚じゃなく、不倫を継続することに落ち着いたと思う。
本気で、お母さんと結婚したいと思うなら、不倫状態のお母さんに朝帰りはさせないよね。
娘に嫌われると分かっていてやるなら、結婚する前提はないよね?
お母さんは、不倫相手の結婚意欲が減退して焦ったかも?
お母さんは、再婚したい気持ちが加速して勇み足。
お母さんがフラレるだけだと、私の心情としては面白くない。
私じゃないのに、私のお母さんを独り占めして、お母さんの一番大好きな人の座に輝いているなんて、妬ましい。
お母さんに愛想つかされることはなさそうだから、お母さんじゃない人に愛想つかされたらいい。
そのためには、お父さんに頑張ってもらわないとね。
私が学校にいる間。
大きな口は、お父さんの姿を隠して、お父さんと動き回っている。
私が、お父さんにお願いした。
お母さんと不倫相手は、今日もお泊り。
私の帰宅前に、お母さんは一度家に帰って、妹と会っている。
お母さんは、妹がいる時間に帰ってきて、お母さんと一緒に来るか、と妹に確認したそう。
私だけじゃなく、お父さんが、家に帰ってくることを知っている妹は、お母さんの行き先が男の人のところだったら、一緒に行かないと返事した。
私が帰ってくる前に、お母さんは荷物を持って、一人で家から出ていった。
私とお父さんは、妹から、お母さんが出ていった話を聞いている。
妹は、妹が行かないと言えば、お母さんは、家にいてくれる、と考えていたよう。
妹は、お母さんの一番目じゃなくなったことを、お母さんにはっきりと自覚させられ、落ち込んでいる。
私?
私は、妹の話に相槌を打ちながら、あまりの順調さに吹き出しそうになるのを我慢した。
お母さんは、再婚を疑似体験。
不倫相手は、束の間の不倫を堪能。
妹は、新しい拠り所、お父さんを見つけて、一安心。
私の家族は、皆、少しずつ己に都合のいい夢の中にいる。
お父さん以外はね。
お父さんは、私がお父さんに、一緒にいてほしい、と願うから、一緒にいてくれる。
私の家族って、本当に、私にぴったり。
ずっと一緒だよ。
妹は、お母さんが帰ってくるまで寝ないで待とうとして、寝落ちしてしまい、朝起きれなかった。
私は早く寝て、朝方、お父さんと打ち合わせし、お父さんと一緒に家を出た。
お父さんの正式な出番は、まだ早い。
昨日は、前置き。
昨日までに、お母さんが妹を連れて出かけた正確な目的を、私は知っていた。
お母さんは、妹を連れて再婚するために、再婚予定の相手と妹の顔合わせをしたかった。
お母さんは、私に伏せて、妹だけを連れ出した。
全て整った後に、私がお母さんが離婚して再婚することに反対したら、お父さんのところに行きなさい、と私を追い出すまでが、お母さんの計画だった。
私は、お母さんの計画を利用した。
お母さんの再婚予定者に対する不信感を妹に植え付けた。
お母さんの再婚予定者に、一筋縄ではいかない姉娘の存在をアピールした。
お母さんがお母さんの再婚予定者に私の振る舞いを謝罪したところで、お母さんが不倫相手に中学生の娘を差し出すつもりがあったのでは、という疑惑は、お店に残る。
お母さんの再婚予定者は、お母さんと不倫以上の関係になる気があったとしても、昨日の顔合わせの後は、結婚じゃなく、不倫を継続することに落ち着いたと思う。
本気で、お母さんと結婚したいと思うなら、不倫状態のお母さんに朝帰りはさせないよね。
娘に嫌われると分かっていてやるなら、結婚する前提はないよね?
お母さんは、不倫相手の結婚意欲が減退して焦ったかも?
お母さんは、再婚したい気持ちが加速して勇み足。
お母さんがフラレるだけだと、私の心情としては面白くない。
私じゃないのに、私のお母さんを独り占めして、お母さんの一番大好きな人の座に輝いているなんて、妬ましい。
お母さんに愛想つかされることはなさそうだから、お母さんじゃない人に愛想つかされたらいい。
そのためには、お父さんに頑張ってもらわないとね。
私が学校にいる間。
大きな口は、お父さんの姿を隠して、お父さんと動き回っている。
私が、お父さんにお願いした。
お母さんと不倫相手は、今日もお泊り。
私の帰宅前に、お母さんは一度家に帰って、妹と会っている。
お母さんは、妹がいる時間に帰ってきて、お母さんと一緒に来るか、と妹に確認したそう。
私だけじゃなく、お父さんが、家に帰ってくることを知っている妹は、お母さんの行き先が男の人のところだったら、一緒に行かないと返事した。
私が帰ってくる前に、お母さんは荷物を持って、一人で家から出ていった。
私とお父さんは、妹から、お母さんが出ていった話を聞いている。
妹は、妹が行かないと言えば、お母さんは、家にいてくれる、と考えていたよう。
妹は、お母さんの一番目じゃなくなったことを、お母さんにはっきりと自覚させられ、落ち込んでいる。
私?
私は、妹の話に相槌を打ちながら、あまりの順調さに吹き出しそうになるのを我慢した。
お母さんは、再婚を疑似体験。
不倫相手は、束の間の不倫を堪能。
妹は、新しい拠り所、お父さんを見つけて、一安心。
私の家族は、皆、少しずつ己に都合のいい夢の中にいる。
お父さん以外はね。
お父さんは、私がお父さんに、一緒にいてほしい、と願うから、一緒にいてくれる。
私の家族って、本当に、私にぴったり。
ずっと一緒だよ。
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