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第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?
54.出先で言い掛かりつけられてからの連行って、恐怖しかないよね?
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何がどうして、そうなったのか、ダンシェル達にはわけがわからない。
ダンシェル達3人は、屈強な体格の先方の近衛達に囲まれた。
近衛達は、ダンシェル達の行動に、確認が必要なので、このまま目的地まで歩くようにと言う。
目的地も何も、人だらけな空間から、息抜きしたかっただけ。あえて、行き先を答えるなら、パーティー会場である。
囲まれて、周囲から遮断されると、パーティー会場から出るんじゃなかった、と後悔が押し寄せてくる。
誰か気づいて、止めてくれる人はいないか?
偶然通りかかったら、声をかけてくれないか?
ダンシェル達の願いも虚しく、近衛達は、高圧的だ。
有無を言わさず、パーティー会場から遠ざかろうとしてくる。
連行されそうになっていると、フィリス達3人が探しにきて、呼び止めた。
「待って。その3人組、うちの子!」
とフィリス。
「迷子になる前に、先輩を頼れって。ケツに殻つけているヒヨコなんだから。」
とサブリー。
「ほら、戻っておいでー。帰ってきたら、反省文とお尻ペンペンな?」
とユージュアル。
「反省したら、ジュース飲んでいいからね。」
と最後にもう1度フィリス。
フィリス達は3人とも、のほほんさが醸し出されて迫力がない上に、15歳、16歳のダンシェル達より華奢だ。
ダンシェル達を囲む近衛は、一瞥した後、無視した。
フィリス達は諦めない。
「ボク、ちゃんとお世話してるよ。」
「放し飼いにしていない。食事と風呂、トイレは確認する。」
「え?確認いる?」
「風呂やトイレで泣いているかもしれないだろう?」
「そうだね。一緒に行かなくていいの?」
「生理現象だったら、心配いらないだろ?出てこない、とか返事がないなら、扉を開ける、でいいかな。」
「時々、野良っぽいとこあるけど、帰ってくるから。」
「俺達、ちゃんと認識されているからな。」
「甘えん坊だから。構って、て言えないけど、構ってほしくて、プンプンしちゃうんだっ。」
「寂しくて、でも、言えない、もっと見て、キュン。だよな?」
フィリス達は、声量を落とさず、会話を途切れさせない。
しまいに、
「うちの子、手がかかるけれど、今が1番可愛い盛りなんだから、持っていったらいやー。」
とフィリスが叫んだ。
「うちの子は、一緒にお家に帰るの。もっと構うんだから!」
ダンシェル達を囲む近衛は、
フィリス達3人をすげなく追い払おうとして、うまくいかないと、
「全員で脱走は良くないから、パーティー会場に戻ってみては?」
と親切めいた言葉で丸め込もうとした。
フィリス達は、
「うちの子は、可愛い盛りなんだから、連れて帰る」
という主張を曲げない。
フィリス達が弱そうなのに1歩もひかないとみると、近衛達は、飴とムチ作戦に切り替えてきた。
刃物をチラつかせながら、
「容疑者の護送をしている、痛い目に会いたくないなら、黙っていれば見逃してもよい。」
と言い出した。
「近衛で初めて聞く台詞だなー。そんなに近衛していないけど。」
サブリーがさらっと毒気を挟む。
「容疑者って知っているか?
事件が起きたときに犯人と疑われている人のことだ。」
ユージュアルは、容疑者という言葉を知っている自分、偉いだろ?と言いたげである。
「事件が起きたの?いつ?どこで?あらましは?」
フィリスは言いながら、嘆き出した。
「どうしよう?パイプと片眼鏡と、杖がない。」
「ん?何に使うん?」
「分かった!コートと帽子で探偵セット!」
「探偵?そうか。事件が起きるところ、名探偵あり!」
「違うよ。名探偵がいるところに、事件が起きるの。何でかわからないけれど、様式美だから、ツッコミは無粋だって聞いた。」
とフィリスは言った。
「今日は、名探偵がいるんだと思う。そっちの大きい人も皆で一緒にパーティー会場を探しましょう。」
フィリス、サブリー、ユージュアルは、ダンシェル達から目をそらさなかった。
近衛達は、ダンシェル達を解放しない。
フィリスは、ダンシェル達と分断されないように自分達も一緒にと誘導した。
6人が連れて行かれた先は、王城の1角にある拷問器具が揃っている部屋だった。
ダンシェル達3人は、屈強な体格の先方の近衛達に囲まれた。
近衛達は、ダンシェル達の行動に、確認が必要なので、このまま目的地まで歩くようにと言う。
目的地も何も、人だらけな空間から、息抜きしたかっただけ。あえて、行き先を答えるなら、パーティー会場である。
囲まれて、周囲から遮断されると、パーティー会場から出るんじゃなかった、と後悔が押し寄せてくる。
誰か気づいて、止めてくれる人はいないか?
偶然通りかかったら、声をかけてくれないか?
ダンシェル達の願いも虚しく、近衛達は、高圧的だ。
有無を言わさず、パーティー会場から遠ざかろうとしてくる。
連行されそうになっていると、フィリス達3人が探しにきて、呼び止めた。
「待って。その3人組、うちの子!」
とフィリス。
「迷子になる前に、先輩を頼れって。ケツに殻つけているヒヨコなんだから。」
とサブリー。
「ほら、戻っておいでー。帰ってきたら、反省文とお尻ペンペンな?」
とユージュアル。
「反省したら、ジュース飲んでいいからね。」
と最後にもう1度フィリス。
フィリス達は3人とも、のほほんさが醸し出されて迫力がない上に、15歳、16歳のダンシェル達より華奢だ。
ダンシェル達を囲む近衛は、一瞥した後、無視した。
フィリス達は諦めない。
「ボク、ちゃんとお世話してるよ。」
「放し飼いにしていない。食事と風呂、トイレは確認する。」
「え?確認いる?」
「風呂やトイレで泣いているかもしれないだろう?」
「そうだね。一緒に行かなくていいの?」
「生理現象だったら、心配いらないだろ?出てこない、とか返事がないなら、扉を開ける、でいいかな。」
「時々、野良っぽいとこあるけど、帰ってくるから。」
「俺達、ちゃんと認識されているからな。」
「甘えん坊だから。構って、て言えないけど、構ってほしくて、プンプンしちゃうんだっ。」
「寂しくて、でも、言えない、もっと見て、キュン。だよな?」
フィリス達は、声量を落とさず、会話を途切れさせない。
しまいに、
「うちの子、手がかかるけれど、今が1番可愛い盛りなんだから、持っていったらいやー。」
とフィリスが叫んだ。
「うちの子は、一緒にお家に帰るの。もっと構うんだから!」
ダンシェル達を囲む近衛は、
フィリス達3人をすげなく追い払おうとして、うまくいかないと、
「全員で脱走は良くないから、パーティー会場に戻ってみては?」
と親切めいた言葉で丸め込もうとした。
フィリス達は、
「うちの子は、可愛い盛りなんだから、連れて帰る」
という主張を曲げない。
フィリス達が弱そうなのに1歩もひかないとみると、近衛達は、飴とムチ作戦に切り替えてきた。
刃物をチラつかせながら、
「容疑者の護送をしている、痛い目に会いたくないなら、黙っていれば見逃してもよい。」
と言い出した。
「近衛で初めて聞く台詞だなー。そんなに近衛していないけど。」
サブリーがさらっと毒気を挟む。
「容疑者って知っているか?
事件が起きたときに犯人と疑われている人のことだ。」
ユージュアルは、容疑者という言葉を知っている自分、偉いだろ?と言いたげである。
「事件が起きたの?いつ?どこで?あらましは?」
フィリスは言いながら、嘆き出した。
「どうしよう?パイプと片眼鏡と、杖がない。」
「ん?何に使うん?」
「分かった!コートと帽子で探偵セット!」
「探偵?そうか。事件が起きるところ、名探偵あり!」
「違うよ。名探偵がいるところに、事件が起きるの。何でかわからないけれど、様式美だから、ツッコミは無粋だって聞いた。」
とフィリスは言った。
「今日は、名探偵がいるんだと思う。そっちの大きい人も皆で一緒にパーティー会場を探しましょう。」
フィリス、サブリー、ユージュアルは、ダンシェル達から目をそらさなかった。
近衛達は、ダンシェル達を解放しない。
フィリスは、ダンシェル達と分断されないように自分達も一緒にと誘導した。
6人が連れて行かれた先は、王城の1角にある拷問器具が揃っている部屋だった。
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