フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?

396.ゴミはゴミ箱へ。ゴミを作る場所、溜める場所、捨てる場所、全部1箇所にまとめて、汚れや匂いがもれないように閉じ込めよう作戦。

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「封鎖とは、何だ?」
モルトル・ヨーリキの弟が言葉をとがらせる。

「言葉のまま。」
封鎖という言葉を使わないのかしら。

鎖国は、自分から閉じ籠もる。
封鎖は、外部の力で、移動不可にする。

ビボワ国民が、外に出てくるから、問題は起きる。

問題が起きても、起こした方に解決能力がない。
問題を起こされた方が、手のただれる毒壺と知っていながら、手を入れなくてはならない破目になる。

おかしいでしょ?

手を入れる方は、しぶしぶ。

ビボワは国として責任感も義務感も罪悪感もない。
国が我関せずを貫いているせいで、ビボワ国民は、あちこちで問題を繰り返す。

ビボワ国民が問題を起こさなくするのは、ビボワ国民の中身を入れ替えるしかない。

ビボワ国民を絶滅させるデメリットはないけれど、ビボワに関わる時間も手間も金もかけたくない。

少しでも関わるとろくなことがないから、関わりたくないの。

そこで、発想の転換。

問題を起こしても、問題にならないようにしたらよい。

ビボワは、ビボワに。

ビボワ国民のことは、ビボワ国に。

問題自体を閉じ込めて、出てこないようにする。



ここから、お父様の舞台の始まり。

お父様の外交の成果を見るのは楽しい。

お父様の号令1つ。

1時間後には。
封鎖作業に協力する各国や家から、人やものが到着する。

同時に。
世界各地に散らばるビボワ国民を各国が責任持って回収し、ビボワ国内に還流。

もう、ボクが、ビボワと名乗る民草に時間を取られることはなくなる。

さすが、お父様。
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