493 / 1,496
第5章 コーハ王国の近衛には、わがまま姫がいる。フィリス・ガランという子爵家子息。コーハ王国のイイ男を侍らせて、手玉にとっているらしいよ?
494.今の仕事を辞めないなら、今日死ぬよ、と言われたら、どうする?仕事を辞める?人生を諦める?
しおりを挟む
「どこから、そんな話になる?」
とおんぶ男。
「おんぶの方が、どんな説明されたのか、命令されただけなのか、ボクは知らない。」
とフィリス。
「ここにいるのに、今日が人生の終わりだと知らないのが、その理由。」
「説明したら、仕事をする人がいないから省いたのか、説明する手間を省いただけなのか、ボクには分からない。」
とフィリス。
「手間を省いたって?」
「生きていく人には、危ない仕事の説明しないと揉めるでしょ?」
「死人は、語れないのよ。」
とフィリス。
「なんで、お前が、そんなことを知っている?」
とおんぶ男。
「ボクが、いいお家の生まれ、だから。」
とフィリス。
「大丈夫だ。ミーアーニ様が助けてくださる。」
とおんぶ男。
「その根拠は?」
「ミーアーニ様は、いつも、戦う者に優しい。」
とおんぶ男。
「人生が終わる理由を知らせない方が優しいの?」
とフィリス。
理由を作ったのは、ミーアーニ王女殿下よ?
「ミーアーニ様は、戦う者を見捨てたりしない。」
とおんぶ男。
「ミーアーニ王女殿下が、助けてくれる確約があるの?」
とフィリス。
「確約というわけではないが、危ないときは助けてくださる。」
とおんぶ男。
「今まで、ずっと?」
とフィリス。
「そうだ。」
とおんぶ男。
おんぶ男の言う通りに、毎回助けに来たのかもしれない。
今回は、王女の戦力勝負ではない。
国と国との綱引きになる。
王女の命は、戦力として、国は守るだろう。
でも。
近衛の制服を着て、身分詐称までさせられている実行犯の平民の兵士を助けるかしら?
おんぶ男が楽観的なのか。
平民の兵士に、王女を疑えというのは、無理な話なのか。
いずれにせよ、彼らの言うがままにしていたら、死への近道を最速で走っているようなもの。
ボクが、主導権を握らないと。
とおんぶ男。
「おんぶの方が、どんな説明されたのか、命令されただけなのか、ボクは知らない。」
とフィリス。
「ここにいるのに、今日が人生の終わりだと知らないのが、その理由。」
「説明したら、仕事をする人がいないから省いたのか、説明する手間を省いただけなのか、ボクには分からない。」
とフィリス。
「手間を省いたって?」
「生きていく人には、危ない仕事の説明しないと揉めるでしょ?」
「死人は、語れないのよ。」
とフィリス。
「なんで、お前が、そんなことを知っている?」
とおんぶ男。
「ボクが、いいお家の生まれ、だから。」
とフィリス。
「大丈夫だ。ミーアーニ様が助けてくださる。」
とおんぶ男。
「その根拠は?」
「ミーアーニ様は、いつも、戦う者に優しい。」
とおんぶ男。
「人生が終わる理由を知らせない方が優しいの?」
とフィリス。
理由を作ったのは、ミーアーニ王女殿下よ?
「ミーアーニ様は、戦う者を見捨てたりしない。」
とおんぶ男。
「ミーアーニ王女殿下が、助けてくれる確約があるの?」
とフィリス。
「確約というわけではないが、危ないときは助けてくださる。」
とおんぶ男。
「今まで、ずっと?」
とフィリス。
「そうだ。」
とおんぶ男。
おんぶ男の言う通りに、毎回助けに来たのかもしれない。
今回は、王女の戦力勝負ではない。
国と国との綱引きになる。
王女の命は、戦力として、国は守るだろう。
でも。
近衛の制服を着て、身分詐称までさせられている実行犯の平民の兵士を助けるかしら?
おんぶ男が楽観的なのか。
平民の兵士に、王女を疑えというのは、無理な話なのか。
いずれにせよ、彼らの言うがままにしていたら、死への近道を最速で走っているようなもの。
ボクが、主導権を握らないと。
0
あなたにおすすめの小説
ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!
はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。
********
癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー!
※ちょっとイチャつきます。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
灰の底で君に出会う
鮭茶漬け
BL
両親を亡くした高校生、神崎透は叔母の家に引き取られて暮らしている。しかしその家は、家族と呼べる場所ではなかった。家事、雑用、そしてバイト。どれだけ働いても感謝されることはなく、透は「穀潰し」と呼ばれながら日々を過ごしていた。
それでも透は思っている。ここに置いてもらえるだけでありがたい、と。
これは――居場所を持たなかった少年が、初めて愛を知るまでの物語。
【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから
西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。
演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP
*10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる