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第5章 コーハ王国の近衛には、わがまま姫がいる。フィリス・ガランという子爵家子息。コーハ王国のイイ男を侍らせて、手玉にとっているらしいよ?
560.一部で、殺されたら困ると話題になっている近衛本隊の隊員はイクス・メラー。メラー伯爵家のご子息。
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フィリス達は、顔と名前を確認したので、刈り取っていくことにした。
時間は有限なのだ。
さっさと帰国するために、仕事をてきぱきと終わらせたい。
これから、近衛交流会に参加した近衛は、本隊も別働隊も、外交部への引き継ぎを済ませて、帰国の途につく。
遺体と共に速やかに帰国し、故人の調査、家や家族への事情聴取など、帰国してからの仕事がてんこ盛り。
事前に説明されていた業務内容はどこにいった?と担当者を揺さぶりたいくらい、仕事内容が変わった。
ティリリ王国に来てから、近衛らしい仕事をするのは、マーゴットが帰国した後になっちゃったとフィリスは悲しんでいる。
ティリリ王国に来てからずっと、近衛の技術より、軍の技術を使っているなあ、とユージュアルは思っている。
近衛って、何でも屋なのか?職域広すぎ、とサブリーは思っている。
標的が動かないので、一撃必殺。
3人がノルマに挑む営業のようにこなしていると、近衛本隊の4人が集団でもたもたとしながら近づいてきた。
チラチラとフィリス達の様子を伺っているが、フィリス達が全く構う様子を見せないので、しびれをきらした。
「あのう。」
「話を聞いて下さい。」
「大事なことなんです。」
「話を聞いてもらえますかー。」
「終わってからにしろ。」
とユージュアル。
話しながら、さくっと1人送っている。
「終わってからじゃ困ります。」
「そうか。」
と返事しながら、ユージュアルは、もう1人いった。
「ちょっと、人が話しているのに、こっち見ないなんて。」
「じゃあ、話すな。」
と話しながら、更にもう1人。
フィリスは、爵位や階級の上から順に。
サブリーとユージュアルは、下から順に。
後々、文句を言って来ようが、フィリスだと、肩書きで黙らせられる。
サブリーとユージュアルは、フィリスの補佐。肩書きが強くないから、後々の対応のためである。
あと、残り3人というところで。
「イクスを殺さないで。」
と1人が叫んだ。
「おれを助けに来たんだよな?ぎりぎり間に合って良かった。」
イクスと呼ばれた隊員の涙と鼻水だらけの顔が、期待で明るくなった。
フィリス達は3人とも、お涙頂戴の人情劇に関わり合う気はない。
ただ、イクスという名前の近衛には確認しておいても、損はない事柄がある。
イクス・メラーだけは、他の二心ある近衛と毛色が違った。
ティリリ王国の貴族子女の夜這いの手引きはしたが、ティリリ王国に取り込まれてはいない。
情報収集してから、でもいいな。
残り3人のうち、2人を送り、イクス・メラーを残した。
「何だって?」
とユージュアル。
時間は有限なのだ。
さっさと帰国するために、仕事をてきぱきと終わらせたい。
これから、近衛交流会に参加した近衛は、本隊も別働隊も、外交部への引き継ぎを済ませて、帰国の途につく。
遺体と共に速やかに帰国し、故人の調査、家や家族への事情聴取など、帰国してからの仕事がてんこ盛り。
事前に説明されていた業務内容はどこにいった?と担当者を揺さぶりたいくらい、仕事内容が変わった。
ティリリ王国に来てから、近衛らしい仕事をするのは、マーゴットが帰国した後になっちゃったとフィリスは悲しんでいる。
ティリリ王国に来てからずっと、近衛の技術より、軍の技術を使っているなあ、とユージュアルは思っている。
近衛って、何でも屋なのか?職域広すぎ、とサブリーは思っている。
標的が動かないので、一撃必殺。
3人がノルマに挑む営業のようにこなしていると、近衛本隊の4人が集団でもたもたとしながら近づいてきた。
チラチラとフィリス達の様子を伺っているが、フィリス達が全く構う様子を見せないので、しびれをきらした。
「あのう。」
「話を聞いて下さい。」
「大事なことなんです。」
「話を聞いてもらえますかー。」
「終わってからにしろ。」
とユージュアル。
話しながら、さくっと1人送っている。
「終わってからじゃ困ります。」
「そうか。」
と返事しながら、ユージュアルは、もう1人いった。
「ちょっと、人が話しているのに、こっち見ないなんて。」
「じゃあ、話すな。」
と話しながら、更にもう1人。
フィリスは、爵位や階級の上から順に。
サブリーとユージュアルは、下から順に。
後々、文句を言って来ようが、フィリスだと、肩書きで黙らせられる。
サブリーとユージュアルは、フィリスの補佐。肩書きが強くないから、後々の対応のためである。
あと、残り3人というところで。
「イクスを殺さないで。」
と1人が叫んだ。
「おれを助けに来たんだよな?ぎりぎり間に合って良かった。」
イクスと呼ばれた隊員の涙と鼻水だらけの顔が、期待で明るくなった。
フィリス達は3人とも、お涙頂戴の人情劇に関わり合う気はない。
ただ、イクスという名前の近衛には確認しておいても、損はない事柄がある。
イクス・メラーだけは、他の二心ある近衛と毛色が違った。
ティリリ王国の貴族子女の夜這いの手引きはしたが、ティリリ王国に取り込まれてはいない。
情報収集してから、でもいいな。
残り3人のうち、2人を送り、イクス・メラーを残した。
「何だって?」
とユージュアル。
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