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第5章 コーハ王国の近衛には、わがまま姫がいる。フィリス・ガランという子爵家子息。コーハ王国のイイ男を侍らせて、手玉にとっているらしいよ?
564.ボクというものがありながら、他の誰かに捕まったら、ダメなの。
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一仕事終えて、フィリスとサブリー、ユージュアルがハーマルのところに戻った。
「ハーマルお兄様。ごきげんよう。」
とフィリス。
まずは報告。
「問題ありの方も含めて、第一陣は、生死に関わらず帰国します。」
次に。
フィリスはハーマルに抱きついて囁く。
「ティリリ王国は人体改造をして、魔法を誰でも使えるようにする研究を進めているの。ミーアーニ王女殿下と防御の魔法使いはいくつかの実験の被験体なの。」
「ティリリ王国の暗部の敷地から、【神々の子どもたち】に関わる呪具を回収済みなの。」
「今、ティリリ王国で、ティリリ王国が買収した人間を処分したの。処分者の顔と名前、その他のリスト、判明しているあちらの色仕掛担当者の情報。」
フィリスは、紙をハーマルの服の中に滑りこませる。
「ミーアーニ王女殿下と防御の魔法使いは、5人の監視と護衛がいるの。彼ら、王城じゃなく、実験施設にいると思うの。」
「分かった。お疲れ様。帰ったら遊ぼう。」
とハーマルが言うと、フィリスはハーマルから離れた。
「ハーマルお兄様。ボクも一緒に遊びたいの。」
とフィリス。
遊ぶ時間も大事だけど、重大任務があるの、とフィリスは話す。
「ハーマルお兄様。ボク、お帰りしたら、悪い人におしおきしにいかなくちゃ。お手伝いお願いしたいの。」
「誰にかな?」
とハーマル。
悪い人が居すぎて特定出来ない。
「ラウルを狙っている不届き者を成敗しにいくの。」
「公爵と公爵令嬢かい?」
とハーマル。
「お願い、ハーマルお兄様。」
フィリスのお願いをハーマルは快く引き受けた。
「ラウルにはボクがいるの。」
フィリスは、ラウルに走り寄る。
「良いこと?ラウル。ボクというものがありながら、誰かに捕まったらダメなの。」
フィリスはラウルの胸元にくっつくと、顔をあげた。
「ラウルは、ボクのなの。」
ボクのラウルをボクから盗らないでほしいの、としがみつく。
「俺はフィリスといる。」
とラウルは、フィリスの頭を撫でる。
「ボクは、ラウルを離さない。ラウルもボクを離さないの。」
とフィリス。
「ずっとか?」
とラウル。
「ずっと一緒なの。」
とフィリス。
ラウルに令嬢を斡旋しようとした公爵と、斡旋された令嬢の話を聞いて、フィリスは心穏やかでなんていられない。
「決めた。やっぱり、ラウルに、ボクの名前を書くの。」
とフィリス。
「腹ならいいか。」
とラウル。尻よりは、なあ。
「ラウル、大好き。」
フィリスは一安心。ラウルに頭を下げてもらい、ラウルの鼻に口づける。
「帰るの。」
「ハーマルお兄様。ごきげんよう。」
とフィリス。
まずは報告。
「問題ありの方も含めて、第一陣は、生死に関わらず帰国します。」
次に。
フィリスはハーマルに抱きついて囁く。
「ティリリ王国は人体改造をして、魔法を誰でも使えるようにする研究を進めているの。ミーアーニ王女殿下と防御の魔法使いはいくつかの実験の被験体なの。」
「ティリリ王国の暗部の敷地から、【神々の子どもたち】に関わる呪具を回収済みなの。」
「今、ティリリ王国で、ティリリ王国が買収した人間を処分したの。処分者の顔と名前、その他のリスト、判明しているあちらの色仕掛担当者の情報。」
フィリスは、紙をハーマルの服の中に滑りこませる。
「ミーアーニ王女殿下と防御の魔法使いは、5人の監視と護衛がいるの。彼ら、王城じゃなく、実験施設にいると思うの。」
「分かった。お疲れ様。帰ったら遊ぼう。」
とハーマルが言うと、フィリスはハーマルから離れた。
「ハーマルお兄様。ボクも一緒に遊びたいの。」
とフィリス。
遊ぶ時間も大事だけど、重大任務があるの、とフィリスは話す。
「ハーマルお兄様。ボク、お帰りしたら、悪い人におしおきしにいかなくちゃ。お手伝いお願いしたいの。」
「誰にかな?」
とハーマル。
悪い人が居すぎて特定出来ない。
「ラウルを狙っている不届き者を成敗しにいくの。」
「公爵と公爵令嬢かい?」
とハーマル。
「お願い、ハーマルお兄様。」
フィリスのお願いをハーマルは快く引き受けた。
「ラウルにはボクがいるの。」
フィリスは、ラウルに走り寄る。
「良いこと?ラウル。ボクというものがありながら、誰かに捕まったらダメなの。」
フィリスはラウルの胸元にくっつくと、顔をあげた。
「ラウルは、ボクのなの。」
ボクのラウルをボクから盗らないでほしいの、としがみつく。
「俺はフィリスといる。」
とラウルは、フィリスの頭を撫でる。
「ボクは、ラウルを離さない。ラウルもボクを離さないの。」
とフィリス。
「ずっとか?」
とラウル。
「ずっと一緒なの。」
とフィリス。
ラウルに令嬢を斡旋しようとした公爵と、斡旋された令嬢の話を聞いて、フィリスは心穏やかでなんていられない。
「決めた。やっぱり、ラウルに、ボクの名前を書くの。」
とフィリス。
「腹ならいいか。」
とラウル。尻よりは、なあ。
「ラウル、大好き。」
フィリスは一安心。ラウルに頭を下げてもらい、ラウルの鼻に口づける。
「帰るの。」
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