フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

文字の大きさ
625 / 1,496
第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

626.オランジェリン王女によれば、遺志を継いだのだとか。遺志?どなたの?オランジェリン王女のサリウンマ帝国の担当者が亡くなっていた?

しおりを挟む
オランジェリン王女によると、文字と実物は違ったそう。

好みの問題で、文字の方が楽しいと分かった、と。

好みが分かって良かったけれども、フィリップ殿下に来てほしいと願ったのはどうしてかしら?

「元々、出席依頼をしていたのは私ではなかった。」
とオランジェリン王女。

「どなた?」

「この国際会議の担当者だ。」
とオランジェリン王女。

「サリウンマ帝国で、オランジェリン王女の担当者だった方?」

「ああ。元になるが。」
とオランジェリン王女。

「交代された?」

「急死した。」
とオランジェリン王女。

「体が弱くて?」
それとも、働きすぎ?

「いや。私の担当になって、初めての大仕事だと張り切っていたが、急死するようには見えなかった。」
とオランジェリン王女。

「お亡くなりになった原因は分かっているのかしら?」

「仕事が苦しくて耐えられないと書かれた遺書があった。」
とオランジェリン王女。

「自死なさったの?」

「遺書は、本人の自筆と認められた。発見されたときは、既に亡くなっていた。自死だと聞いている。」
とオランジェリン王女。

「発見されたのは、どういう状況で?」

自殺に見せかけた殺人だったりしない?

「国際会議の打ち合わせには、元担当者は、何度か単独で行っていたようだ。」
とオランジェリン王女。
「打ち合わせに現れなかったと、ベリウンヘルツから連絡がきて、住まいを見に行った同僚が発見した。」

元担当者がお亡くなりなって、発見されるまでに、時間が経っていた、のね。

「担当者がいなくなってしまったなら、王女自身に確認したいとベリウンヘルツから担当者がきて、亡くなった私の担当者がフィリップ殿下の出席を希望していたと聞いたから、故人の遺志を引き継いでやることにした。」
とオランジェリン王女。

「オランジェリン王女の希望よりは、故人の遺志?」

「お話のご本人にお会い出来るのは、勿論楽しみにしていたとも。きっかけ、というだけだ。」
とオランジェリン王女。

「オランジェリン王女の名前で、国の名前にしなかったのは?」

「国からは、拒否された。」
とオランジェリン王女。

拒否するよ、まともな国ならね。

「元担当者が、フィリップ殿下を呼びたがった理由は何かしら?」

「知りたいのか?」
とオランジェリン王女。

「どなたも喜んでいらっしゃらないと、寂しい気持ちになるの。」

「確かに。」
とオランジェリン王女。
「私は、担当者が呼びたがったのは、私を喜ばせたいと考えたのかと理由は気にしなかった。
他の王女に聞いてみるとよい。」

「そうね。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!

はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。 ******** 癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー! ※ちょっとイチャつきます。

氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された

楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。 何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。 記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。 ---------- ※注) かっこいい攻はいません。 タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意! 貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。 ハッピーエンドです。 激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします! 全16話 完結済み/現在毎日更新予定 他サイトにも同作品を投稿しています。 様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。 初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!

【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから

西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。 演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP *10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます

身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される

秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました! 最終17位でした!応援ありがとうございます! あらすじ 魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。 ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。 死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――? 傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。

【完結】Restartー僕は異世界で人生をやり直すー

エウラ
BL
───僕の人生、最悪だった。 生まれた家は名家で資産家。でも跡取りが僕だけだったから厳しく育てられ、教育係という名の監視がついて一日中気が休まることはない。 それでも唯々諾々と家のために従った。 そんなある日、母が病気で亡くなって直ぐに父が後妻と子供を連れて来た。僕より一つ下の少年だった。 父はその子を跡取りに決め、僕は捨てられた。 ヤケになって家を飛び出した先に知らない森が見えて・・・。 僕はこの世界で人生を再始動(リスタート)する事にした。 不定期更新です。 以前少し投稿したものを設定変更しました。 ジャンルを恋愛からBLに変更しました。 また後で変更とかあるかも。 完結しました。

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。

みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。 生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。 何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

拾われた後は

なか
BL
気づいたら森の中にいました。 そして拾われました。 僕と狼の人のこと。 ※完結しました その後の番外編をアップ中です

不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる

六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。 強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。 死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。 再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。 ※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。 ※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!

処理中です...