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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
717.若気の至りとか、集団ヒステリーとか。婚約事情と婚約破棄事情。恋や愛だけでは語れないのが政略結婚。
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「疲れたんだ。」
と第2王子は言った。
うん?
謹慎中、婚約破棄について、色々な人が話をしにきて、休む暇がなかったから、ボク達に会うのは、いい気分転換だと爽やかに笑っている第2王子。
ユズキリ王女は、フィリップ殿下のお戯れランクがあがってきたために、周りが、王女に見せられないと言い出して、退室の運びになったの。
フィリップ殿下ったら、ボクのおヘソに指を出し入れして遊び出すんだもの。
「出し入れしないで。広がっちゃったら、どうするの?」
とボクが、フィリップ殿下に抗議していたら、バタバタといなくなったの。
第2王子は、ユズキリ王女がいなくなるタイミングを見計らっていたのか、入れ替わりに部屋に入ってきた。
簡単に名乗りあった後、第2王子は、ざっくばらんに話してくれた。
第2王子は、王族としての価値を認められた上で、1回くらい、大きな失敗をしておく計画を立てていた。
婚約破棄は、丁度よいから便乗したそう。
「丁度よい?」
「集団ヒステリーとか、若気の至りの類だと思ったんだよ。」
と第2王子。
「第2王子には、政略結婚のお相手がいるのに?」
「王太子を助けるための結婚なのにね、結婚前から雲行きが怪しかった。」
と第2王子。
「同意の上じゃなかったのかしら?」
「僕が王太子の補佐ということは、僕の妻は王太子妃の補佐をすることになる。」
「僕の婚約者は、王太子妃との相性が悪かった。」
「王太子妃の上になることがない。婚約した当初は、王子との婚約に浮かれていたけど、現実が見えてきたら、我慢できなくなったんだよ。王太子妃じゃなく、第2王子妃になるのは不本意だと隠さなくなった。」
「コーハ王国の外交団に積極的に迫りにいったと聞いたな。アンドリュー殿が、3人の迎えに行くときに邪魔をした金茶の髪のご令嬢だよ。」
肉壁査定のナンバー4の方ね。
「第2王子は、商会の娘に入れあげなかったのかしら?」
「僕の予算のうち、僕の自由になる分は殆どないからね。婚約者への贈り物も、婚約者側と僕の担当が折衝して決めるぐらいだから。支払い要員ではなく、格上げ要員としてついていった感じ。」
と第2王子。
切ないお財布事情をお聞きしてしまったけれど、ケロッとされているの。
「格上げ?」
「王子が来たら、王子が来ましたと書けるからね。」
「ああ。」
とフィリップ殿下。
「僕が知る範囲では、ユズキリ王女の婚約者は、だいぶつぎ込んだんじゃないかな。」
「ユズキリ王女もユズキリ王女の婚約者も、どちらも、ちやほやされたい人同士だから、互いにちやほやしあえば良かったのに、どちらも他人をちやほやしないから。」
「ユズキリ王女は、婚約者と結婚したら、王女じゃなくなる上に、従えていたご令嬢方との上下関係が完全に逆転するから、婚約が決まってから、いかに破談に持ち込むか画策していたよ。1つも成功しなかったのは、ご愛嬌だね。」
ユズキリ王女もだけど、第2王子も暴露が進むの。
「ユズキリ王女と婚約者との不仲は、周知の事実なのかしら?」
「仲が良さそうに見えたことはないよ。」
と第2王子。
「第2王子の目からみて、商会の女子学生に溺れていたのは、ユズキリ王女の婚約者以外に心当たりはあるかしら?」
「凄く突っ込んで聞いてくるね。」
「ボク達、第2王子の婚約破棄騒動の余波で、ここにいるの。ご令嬢方の顔は見飽きたから、ご子息の顔を見て回るの。」
「見飽きたんだ?」
「濃いの。」
「僕は、がっつかれてみたかったけど、ご縁がなかった。」
と第2王子。
「食べ物に盛ってくるの。」
「そりゃ、嫌になるな。」
と第2王子。
「商会の娘の名前は、覚えているかしら?」
「ミドリン・パーマー。パーマー商会の何人かいる娘の1人だ。将来性と金のある男にしか寄り付かない。条件に満たない男からは、すぐに手を引いていた。」
と第2王子。
「ミドリン・パーマーが話したのかしら?」
「第三者として、見ていたら、共通点を見出した。」
と第2王子。
「恋に溺れたのかしら?詐欺に引っかかったのかしら?」
「より多くの金をかけて、振り向いてもらおう競争だから、どっちだ?」
と第2王子。
「ボクからみたら、詐欺だけど、本人は恋なのかしら。」
「洗脳されて、お金を出していたわけではないのかしら?」
「男同士の付き合いで金を出している者は、深みにハマらなかった。思い詰めている者もいたが、洗脳かどうかは。」
と第2王子。
「魅了にかかってもいない?」
「魅了対策は標準装備。」
と第2王子。
「思い詰めている方々は、婚約が解消された方?継続中の方?」
「継続中だな。婚約解消したら、後がないから、解消できない。」
と第2王子。
「普通な方じゃなく、婚約継続中の方を見てみたいの。紹介して欲しいの。」
「野次馬根性あり過ぎだな。」
と第2王子。
「王女もご令嬢も強烈だったの。ご子息も強烈なのを見ておくの。」
「バランスをとるのがおかしい気もするが、いいか。」
と第2王子。
「謹慎も十分したから、紹介してやるよ。」
「絡まれ過ぎて、城にいるのに、疲れたんだろう?」
「ご子息も絡んでくるかしら?」
「姉や妹がいたら、絡まれるな。」
と第2王子。
「絡まないように、言っておいて。」
と第2王子は言った。
うん?
謹慎中、婚約破棄について、色々な人が話をしにきて、休む暇がなかったから、ボク達に会うのは、いい気分転換だと爽やかに笑っている第2王子。
ユズキリ王女は、フィリップ殿下のお戯れランクがあがってきたために、周りが、王女に見せられないと言い出して、退室の運びになったの。
フィリップ殿下ったら、ボクのおヘソに指を出し入れして遊び出すんだもの。
「出し入れしないで。広がっちゃったら、どうするの?」
とボクが、フィリップ殿下に抗議していたら、バタバタといなくなったの。
第2王子は、ユズキリ王女がいなくなるタイミングを見計らっていたのか、入れ替わりに部屋に入ってきた。
簡単に名乗りあった後、第2王子は、ざっくばらんに話してくれた。
第2王子は、王族としての価値を認められた上で、1回くらい、大きな失敗をしておく計画を立てていた。
婚約破棄は、丁度よいから便乗したそう。
「丁度よい?」
「集団ヒステリーとか、若気の至りの類だと思ったんだよ。」
と第2王子。
「第2王子には、政略結婚のお相手がいるのに?」
「王太子を助けるための結婚なのにね、結婚前から雲行きが怪しかった。」
と第2王子。
「同意の上じゃなかったのかしら?」
「僕が王太子の補佐ということは、僕の妻は王太子妃の補佐をすることになる。」
「僕の婚約者は、王太子妃との相性が悪かった。」
「王太子妃の上になることがない。婚約した当初は、王子との婚約に浮かれていたけど、現実が見えてきたら、我慢できなくなったんだよ。王太子妃じゃなく、第2王子妃になるのは不本意だと隠さなくなった。」
「コーハ王国の外交団に積極的に迫りにいったと聞いたな。アンドリュー殿が、3人の迎えに行くときに邪魔をした金茶の髪のご令嬢だよ。」
肉壁査定のナンバー4の方ね。
「第2王子は、商会の娘に入れあげなかったのかしら?」
「僕の予算のうち、僕の自由になる分は殆どないからね。婚約者への贈り物も、婚約者側と僕の担当が折衝して決めるぐらいだから。支払い要員ではなく、格上げ要員としてついていった感じ。」
と第2王子。
切ないお財布事情をお聞きしてしまったけれど、ケロッとされているの。
「格上げ?」
「王子が来たら、王子が来ましたと書けるからね。」
「ああ。」
とフィリップ殿下。
「僕が知る範囲では、ユズキリ王女の婚約者は、だいぶつぎ込んだんじゃないかな。」
「ユズキリ王女もユズキリ王女の婚約者も、どちらも、ちやほやされたい人同士だから、互いにちやほやしあえば良かったのに、どちらも他人をちやほやしないから。」
「ユズキリ王女は、婚約者と結婚したら、王女じゃなくなる上に、従えていたご令嬢方との上下関係が完全に逆転するから、婚約が決まってから、いかに破談に持ち込むか画策していたよ。1つも成功しなかったのは、ご愛嬌だね。」
ユズキリ王女もだけど、第2王子も暴露が進むの。
「ユズキリ王女と婚約者との不仲は、周知の事実なのかしら?」
「仲が良さそうに見えたことはないよ。」
と第2王子。
「第2王子の目からみて、商会の女子学生に溺れていたのは、ユズキリ王女の婚約者以外に心当たりはあるかしら?」
「凄く突っ込んで聞いてくるね。」
「ボク達、第2王子の婚約破棄騒動の余波で、ここにいるの。ご令嬢方の顔は見飽きたから、ご子息の顔を見て回るの。」
「見飽きたんだ?」
「濃いの。」
「僕は、がっつかれてみたかったけど、ご縁がなかった。」
と第2王子。
「食べ物に盛ってくるの。」
「そりゃ、嫌になるな。」
と第2王子。
「商会の娘の名前は、覚えているかしら?」
「ミドリン・パーマー。パーマー商会の何人かいる娘の1人だ。将来性と金のある男にしか寄り付かない。条件に満たない男からは、すぐに手を引いていた。」
と第2王子。
「ミドリン・パーマーが話したのかしら?」
「第三者として、見ていたら、共通点を見出した。」
と第2王子。
「恋に溺れたのかしら?詐欺に引っかかったのかしら?」
「より多くの金をかけて、振り向いてもらおう競争だから、どっちだ?」
と第2王子。
「ボクからみたら、詐欺だけど、本人は恋なのかしら。」
「洗脳されて、お金を出していたわけではないのかしら?」
「男同士の付き合いで金を出している者は、深みにハマらなかった。思い詰めている者もいたが、洗脳かどうかは。」
と第2王子。
「魅了にかかってもいない?」
「魅了対策は標準装備。」
と第2王子。
「思い詰めている方々は、婚約が解消された方?継続中の方?」
「継続中だな。婚約解消したら、後がないから、解消できない。」
と第2王子。
「普通な方じゃなく、婚約継続中の方を見てみたいの。紹介して欲しいの。」
「野次馬根性あり過ぎだな。」
と第2王子。
「王女もご令嬢も強烈だったの。ご子息も強烈なのを見ておくの。」
「バランスをとるのがおかしい気もするが、いいか。」
と第2王子。
「謹慎も十分したから、紹介してやるよ。」
「絡まれ過ぎて、城にいるのに、疲れたんだろう?」
「ご子息も絡んでくるかしら?」
「姉や妹がいたら、絡まれるな。」
と第2王子。
「絡まないように、言っておいて。」
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