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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
747.買い物の決定権を持っているのが、男だと知っていても。独り身でない男に営業しにいくなら、男の伴侶を蔑ろにして、商売は続けられる?
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ミドリン・パーマーは激しく瞬きを繰り返した。
「その反応は、そこで祈願したということいいのかしら。」
ボク、新しい人外に色々頼むのは止めておくことにするの。
ろくでもない結果になると思うの。
自分で神気を変換する練習するの。
マーゴットに手伝ってもらって。
「ミドリン・パーマー。祈願して、思い通りになっていることは何かあるかしら?」
ミドリン・パーマーは、まだボクの言わんとしていることが分からないみたい。
ボクを警戒して見ている。
ミドリン・パーマーは、饒舌になる場面と、だんまりを決め込む場面がはっきりしているの。
今は、何を言われているか分からないから、なんと返したらいいか分からない、というところかしら。
「家族に認められるのは、ひとときの思い出で良かったのかしら?」
「そんなわけない。ずっと続くはずだった。婚約破棄なんてなければ。」
ほら。食い付いた。
「ミドリン・パーマー。キミが、婚約者のいる男子学生を客にしたいなら、婚約者を軽んじたのは失敗だったのではないかしら。」
「わたしは、恋人になろうとしていないのに、向こうが勝手に敵視してきたのよ?」
とミドリン・パーマー。
「わたしの全てを自分の尺度で測って決めつけて、一方的に非難してきたのに、わたしに折れろというの?」
「婚約者達の世界に、入っていったのは、キミ。ミドリン・パーマー。キミから近付いた。」
「近付いてなんていないわ。寧ろ、遠ざけていた。」
ミドリン・パーマー。キミは、自分に選択肢があることを前提にし過ぎなの。
「ミドリン・パーマー。彼女達を遠ざけていたのは、キミじゃないの。婚約者達がキミを遠ざけていたの。」
「同じじゃない。」
と口をとがらすミドリン・パーマー。
「違うの。キミが貴族社会に足がかりを作って入ったことは、貴族社会に歓迎されていたかしら?」
「何よ?何が言いたいの!」
「キミ、平民だから、社交界に出ないものね。複数の男子学生と仲を深めながら、商売の話をすることができたのは、学生だったからではないかしら。」
「そんなこと、ないわ。学生生活を終えても、継続的なお付き合いが続いていたわよ。」
ミドリン・パーマーも、さすがに自信満々には言えないのか、尻すぼみになった。
「後継ぎが、気に入った女商人に入れあげて、個人的に取引を増やし続けるのは、限度があるの。既存の取引先との関係や、家格に相応しい品質かどうか、とか。」
「学生生活で使う分は、周囲が目をつぶってくれていても、学生じゃなくなってから使う分には、どうかしら。」
「家格が低いお客もいたかしら?ほそぼそと継続してくれても、取引は少なくなると思うの。家格の高いお客は、取引しなくなるんじゃないかしら?」
「そんな。あんまりだわ。せっかく客にしたのに。」
ミドリン・パーマーは憤慨している。
ズレていて、困るの。
「男子学生の方から、キミを愛人として、囲う話は、1度も出ていなかったのかしら?」
「聞かされたことはあるけれど、頷くわけないじゃない。愛人なんて、わたしを馬鹿にし過ぎ。」
腹が立つと言って、腕を組むミドリン・パーマー。
「キミの振る舞いが、その男子学生には、愛人に相応しく見えたの。」
「はあ?」
ミドリン・パーマーの顔が歪む。
「貴族社会に乗り込み、婚約者のいる男子学生を標的にして、婚約者を軽んじていれば、婚約者に成り代わりたいのかと判断されるの。婚約者ではなく、愛人の話がきたのは、婚約者としては不適格だと、男子学生がキミを判断したからだと思うの。」
「その反応は、そこで祈願したということいいのかしら。」
ボク、新しい人外に色々頼むのは止めておくことにするの。
ろくでもない結果になると思うの。
自分で神気を変換する練習するの。
マーゴットに手伝ってもらって。
「ミドリン・パーマー。祈願して、思い通りになっていることは何かあるかしら?」
ミドリン・パーマーは、まだボクの言わんとしていることが分からないみたい。
ボクを警戒して見ている。
ミドリン・パーマーは、饒舌になる場面と、だんまりを決め込む場面がはっきりしているの。
今は、何を言われているか分からないから、なんと返したらいいか分からない、というところかしら。
「家族に認められるのは、ひとときの思い出で良かったのかしら?」
「そんなわけない。ずっと続くはずだった。婚約破棄なんてなければ。」
ほら。食い付いた。
「ミドリン・パーマー。キミが、婚約者のいる男子学生を客にしたいなら、婚約者を軽んじたのは失敗だったのではないかしら。」
「わたしは、恋人になろうとしていないのに、向こうが勝手に敵視してきたのよ?」
とミドリン・パーマー。
「わたしの全てを自分の尺度で測って決めつけて、一方的に非難してきたのに、わたしに折れろというの?」
「婚約者達の世界に、入っていったのは、キミ。ミドリン・パーマー。キミから近付いた。」
「近付いてなんていないわ。寧ろ、遠ざけていた。」
ミドリン・パーマー。キミは、自分に選択肢があることを前提にし過ぎなの。
「ミドリン・パーマー。彼女達を遠ざけていたのは、キミじゃないの。婚約者達がキミを遠ざけていたの。」
「同じじゃない。」
と口をとがらすミドリン・パーマー。
「違うの。キミが貴族社会に足がかりを作って入ったことは、貴族社会に歓迎されていたかしら?」
「何よ?何が言いたいの!」
「キミ、平民だから、社交界に出ないものね。複数の男子学生と仲を深めながら、商売の話をすることができたのは、学生だったからではないかしら。」
「そんなこと、ないわ。学生生活を終えても、継続的なお付き合いが続いていたわよ。」
ミドリン・パーマーも、さすがに自信満々には言えないのか、尻すぼみになった。
「後継ぎが、気に入った女商人に入れあげて、個人的に取引を増やし続けるのは、限度があるの。既存の取引先との関係や、家格に相応しい品質かどうか、とか。」
「学生生活で使う分は、周囲が目をつぶってくれていても、学生じゃなくなってから使う分には、どうかしら。」
「家格が低いお客もいたかしら?ほそぼそと継続してくれても、取引は少なくなると思うの。家格の高いお客は、取引しなくなるんじゃないかしら?」
「そんな。あんまりだわ。せっかく客にしたのに。」
ミドリン・パーマーは憤慨している。
ズレていて、困るの。
「男子学生の方から、キミを愛人として、囲う話は、1度も出ていなかったのかしら?」
「聞かされたことはあるけれど、頷くわけないじゃない。愛人なんて、わたしを馬鹿にし過ぎ。」
腹が立つと言って、腕を組むミドリン・パーマー。
「キミの振る舞いが、その男子学生には、愛人に相応しく見えたの。」
「はあ?」
ミドリン・パーマーの顔が歪む。
「貴族社会に乗り込み、婚約者のいる男子学生を標的にして、婚約者を軽んじていれば、婚約者に成り代わりたいのかと判断されるの。婚約者ではなく、愛人の話がきたのは、婚約者としては不適格だと、男子学生がキミを判断したからだと思うの。」
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