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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
781.『意欲的であるほど、現実に幻滅したときは、やる気が出なくなるよね?』『デスゲームの主催者側の視点でゲームを語ってみよう。』
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ウィルソンの家とレオナルドの家が近衛の教育や指導を担当していた期間が、先代国王陛下と今代国王陛下の不仲、今代国王陛下と王太子殿下方との不仲の期間と被ったこと。
当代の近衛にとって、最大の不幸だったと思うの。
護衛対象者同士が、いがみ合ったり、一方的に敵視して、追い落とそうとする関係。
護衛につく近衛の職場環境も人間関係も悪くなる。
どのくらい?
コーハ王国の近衛でありながら、外部に仕えたい主を見つけるくらい、真っ当な人間には生きづらいくらい。
近衛としての在り方に意欲的であればあるほど、身内同士で蹴落とし合う現実は薄汚れて、嫌気がさしたと思うの。
そこに真っ当な人間にぴったりの主人が現れたら、心を持っていかれたということ。
恋心じゃなく、忠誠心なのは、忠誠を捧げるべきものへの絶望の深さを物語っているの。
侯爵子息にとって、恋は、救いにならなかった、ということだもの。
今後のために。
再発防止策は絶対に必要。
公爵家の嫡子にも会わなくちゃ。
門前払いされないためにも、普通にアポイントを取るのじゃダメなの。
公爵家の嫡子の妹がラウルに迫っていて、弟がジーンに迫っているそうだから、その茶会だか、夜会に乱入しようかしら?
インパクトもあるし、目立った後なら、別室にお誘いしても逃げられないと思うの。
戻ったら、ジーンとラウルに相談してみるの。
それにしても。
最終的に、システムを運営している匿名希望な御大方に話をしに行かないといけないのかしら、ボク。
ボク、楽しめないお席に座るのは、気が進まない。
システムには、定番の型があるの。
参加者は、円卓に輪になって座るの。
ホストのお題に従って、話をすることから始まる。
全員が話したら、2週目に入るの。
大きなグラスに入っている飲み物を、一口ずつ飲んで、隣に回す。
この時点までは、平和なの。
3周目。
ここから、デスゲーム開始。
デスゲーム内容は、主催者によって異なる。
ボクが知っているのは、毒入りの食べ物を全員で完食。
3周目開始前に、ホストからルール説明がある。
1人で完食すると致死量分の毒が入っている。
毒入りの食べ物を全員が一口以上食べること。
自分の取り分を減らして、いかに多く他人に押し付けることが出来るか、というゲーム。
1周目と2周目で、円卓の人間関係が出来上がっている。
集団心理がね。
押し付けたり、恐喝したり、褒め殺ししたり、という駆け引きが行われる。
3周目は、時間制限があって、時間制限以内に完食しないと、全員、失敗。
3周目では、まだ脱落者が出ていない場合がほとんど。
4周目。
全員で楽しく会話。
3周目で本性さらけ出したりした参加者もいる。
会話を楽しむスパイスとして、会話に参加していない間は、薬入りの飲み物を飲み続ける。
意識が朦朧としたり、口が軽くなる薬だから、一定量以上飲むと、口が滑らかになるの。
無口な参加者も心配いらない仕様。
口が滑らかになって、参加者同士の会話が盛り上がってきたところで、5周目に入る。
自分の欲しい情報を話したら失敗。
最後まで話さなければ勝者。
話した者の数が、話さなかった者の数を上回った時点で、勝者が確定し、ゲームは終わり。
1人も話さなければ、全員失敗。
円卓の自席からの移動は不可。
不定期に、天井から、何かが降ってくる。
宝石だったり、コインだったり、花や虫や動物などの生き物だったり、皿やナイフやフライパンだったり。
座ったまま避けるのは、可。
当たりどころが悪くて、話す前に死亡した人は、話さなかった人にカウントする。
誰も話さないまま、座っていたら、死者が出る度に、話さなかった人の数がカウントされていく。
ゲームを終了させるには、話さず死んだ人の数以上に、生きている参加者の中から、話す人を作らないといけない。
話してから死んだら、話した人にカウント。
話さないまま死んだ人の数が、生きている人の数を上回った時点で、全員失敗が確定。
失敗が確定しても、ゲームは終わらない。
ゲーム終了の条件を満たすことがなくなったから、参加者がいなくなるまでゲームは続く。
ボクが詳しいのは、ボクのお家、ガラン家はこのシステムの主催者側だから。
ガラン家は、メインで取り仕切ってはいないの。
システムの運営が暴走しないように、中の方にお灸をすえるぐらいだけど。
運営をメインで仕切っているのは、裏社会の方々。
本職だけに、表社会では、手に入れにくい情報が出てくるの。
裏社会と一口で、言っても表社会の顔があったり、表社会に食い込んでいたりする。
ガラン家は、長い歴史の中で、仕切っている方々とは、付き合ったり、やり合ったりしている。
その時々で関係性は変わるけれど、お互い、必要性を認め合っているから、戦うときも、根こそぎ潰し合うことはしない。
このシステムは、国単位の視点で考えるものじゃないの。
一元的に、犯罪は悪なり、悪は滅びよ、で図ることではない。
それを理解して、動ける人材が今のコーハ王国に、どれぐらい残っているかしら?
担当者になった公爵家のライラ嬢は、名義だけで、決定権はない。
捜査のやり直しで、行き詰まるんだから、現場に出たり、管理や監督する現役世代では、システムについて、通じている人材がいないんじゃないかしら。
文官はハーマルお兄様にお願いして、武官の指導は、ボクがしていかなくちゃ。
同じ過ちを何回も繰り返さないように。
当代の近衛にとって、最大の不幸だったと思うの。
護衛対象者同士が、いがみ合ったり、一方的に敵視して、追い落とそうとする関係。
護衛につく近衛の職場環境も人間関係も悪くなる。
どのくらい?
コーハ王国の近衛でありながら、外部に仕えたい主を見つけるくらい、真っ当な人間には生きづらいくらい。
近衛としての在り方に意欲的であればあるほど、身内同士で蹴落とし合う現実は薄汚れて、嫌気がさしたと思うの。
そこに真っ当な人間にぴったりの主人が現れたら、心を持っていかれたということ。
恋心じゃなく、忠誠心なのは、忠誠を捧げるべきものへの絶望の深さを物語っているの。
侯爵子息にとって、恋は、救いにならなかった、ということだもの。
今後のために。
再発防止策は絶対に必要。
公爵家の嫡子にも会わなくちゃ。
門前払いされないためにも、普通にアポイントを取るのじゃダメなの。
公爵家の嫡子の妹がラウルに迫っていて、弟がジーンに迫っているそうだから、その茶会だか、夜会に乱入しようかしら?
インパクトもあるし、目立った後なら、別室にお誘いしても逃げられないと思うの。
戻ったら、ジーンとラウルに相談してみるの。
それにしても。
最終的に、システムを運営している匿名希望な御大方に話をしに行かないといけないのかしら、ボク。
ボク、楽しめないお席に座るのは、気が進まない。
システムには、定番の型があるの。
参加者は、円卓に輪になって座るの。
ホストのお題に従って、話をすることから始まる。
全員が話したら、2週目に入るの。
大きなグラスに入っている飲み物を、一口ずつ飲んで、隣に回す。
この時点までは、平和なの。
3周目。
ここから、デスゲーム開始。
デスゲーム内容は、主催者によって異なる。
ボクが知っているのは、毒入りの食べ物を全員で完食。
3周目開始前に、ホストからルール説明がある。
1人で完食すると致死量分の毒が入っている。
毒入りの食べ物を全員が一口以上食べること。
自分の取り分を減らして、いかに多く他人に押し付けることが出来るか、というゲーム。
1周目と2周目で、円卓の人間関係が出来上がっている。
集団心理がね。
押し付けたり、恐喝したり、褒め殺ししたり、という駆け引きが行われる。
3周目は、時間制限があって、時間制限以内に完食しないと、全員、失敗。
3周目では、まだ脱落者が出ていない場合がほとんど。
4周目。
全員で楽しく会話。
3周目で本性さらけ出したりした参加者もいる。
会話を楽しむスパイスとして、会話に参加していない間は、薬入りの飲み物を飲み続ける。
意識が朦朧としたり、口が軽くなる薬だから、一定量以上飲むと、口が滑らかになるの。
無口な参加者も心配いらない仕様。
口が滑らかになって、参加者同士の会話が盛り上がってきたところで、5周目に入る。
自分の欲しい情報を話したら失敗。
最後まで話さなければ勝者。
話した者の数が、話さなかった者の数を上回った時点で、勝者が確定し、ゲームは終わり。
1人も話さなければ、全員失敗。
円卓の自席からの移動は不可。
不定期に、天井から、何かが降ってくる。
宝石だったり、コインだったり、花や虫や動物などの生き物だったり、皿やナイフやフライパンだったり。
座ったまま避けるのは、可。
当たりどころが悪くて、話す前に死亡した人は、話さなかった人にカウントする。
誰も話さないまま、座っていたら、死者が出る度に、話さなかった人の数がカウントされていく。
ゲームを終了させるには、話さず死んだ人の数以上に、生きている参加者の中から、話す人を作らないといけない。
話してから死んだら、話した人にカウント。
話さないまま死んだ人の数が、生きている人の数を上回った時点で、全員失敗が確定。
失敗が確定しても、ゲームは終わらない。
ゲーム終了の条件を満たすことがなくなったから、参加者がいなくなるまでゲームは続く。
ボクが詳しいのは、ボクのお家、ガラン家はこのシステムの主催者側だから。
ガラン家は、メインで取り仕切ってはいないの。
システムの運営が暴走しないように、中の方にお灸をすえるぐらいだけど。
運営をメインで仕切っているのは、裏社会の方々。
本職だけに、表社会では、手に入れにくい情報が出てくるの。
裏社会と一口で、言っても表社会の顔があったり、表社会に食い込んでいたりする。
ガラン家は、長い歴史の中で、仕切っている方々とは、付き合ったり、やり合ったりしている。
その時々で関係性は変わるけれど、お互い、必要性を認め合っているから、戦うときも、根こそぎ潰し合うことはしない。
このシステムは、国単位の視点で考えるものじゃないの。
一元的に、犯罪は悪なり、悪は滅びよ、で図ることではない。
それを理解して、動ける人材が今のコーハ王国に、どれぐらい残っているかしら?
担当者になった公爵家のライラ嬢は、名義だけで、決定権はない。
捜査のやり直しで、行き詰まるんだから、現場に出たり、管理や監督する現役世代では、システムについて、通じている人材がいないんじゃないかしら。
文官はハーマルお兄様にお願いして、武官の指導は、ボクがしていかなくちゃ。
同じ過ちを何回も繰り返さないように。
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