882 / 1,464
第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
883.異世界の祟り神はフィリスの父ダルクに懐いている。
しおりを挟む
ダルクと4龍は空の旅をしている。
異世界の祟り神は、ダルクにくっついている。
異世界の祟り神がはぐれたら、自力で戻っておいで、と言って、ダルクは先に進むに違いない。
1人でもダルクの隣に戻れるけれど、ダルクが一緒にいないのはつまらない。
どこで迷子になっても、ダルクはきっと探しに来てくれる。
異世界の祟り神にとって、ダルクはボスで最高神で拠り所。
いつか、ダルクの敵を祟ってやろうと思う。
「どうやって行く?」
「空から。」
お喋りが楽しい空の旅。
「ダルクは、人よの?」
「人だよ。」
とダルク。
「横におるのは神だが、従えているのだな?」
「縁あってね。」
とダルク。
「ふむ。縁とは異なもの。」
ダルクは、龍に並んで、立ったまま移動している。
話をしているうちにガラン領の上空に差し掛かった。
「ここから、うちだよ。うちに住んでいる龍に先に会いにいくかい?」
とダルク。
「龍以外にもおるんだったか?」
「色々住んでいるよ。気長に待っていれば、誰かに会えるんじゃないかな。私達人間から、龍に会ってくれとは言わない。うちに住んでいる神様は、思い思いに、歩いていたり、飛んでいたり、転がったり、潜っていたりしているから。神獣、霊獣、幻獣、霊石、ご神木あたりは活動的。うちは、人が神様に救いを求めないからね。不可侵な領域を守ることで仲良くやっているよ。」
とダルク。
「ふむ。不可侵な領域とは何か?」
「神様の本質を歪めないことかな。うちは、どの神様を信仰しても、いくつも掛け持ちで信仰しても、全く信仰しなくても、構わない。人間が人間の都合で、神様をどうにかしようとするのだけは厳禁。神様は人間ではないから。」
とダルク。
「ふむ。汝にとって神とはなんぞや。」
「ご意思を尊重して付き合う先達かな。」
とダルク。
「善きかな。」
「それは良かった。うちは、一言で表すなら、ゆるい多神教だから。
住んでいる神様の数だけ信仰があるし、うちにいる神様を信じていなくても、うちにいる神様の意思を尊重することにしている。
他の地域は、神様に対する考え方が、うちとは違う場合が多いから、遊びに行くときは、捕まえられたり、討伐される危険を考えて行動した方がいいよ。
人間に利用されたくないなら。
神様に対する人間の思いは、十人十色なんだ。
龍が捕まったら、私は助けに行くけど、龍の取り合いを人間同士ですると、戦争は避けられないからね。」
とダルク。
「ダルクに戦争を起こさせるのは忍びない。ダルクと一緒に出かけるとしよう。」
「私と一緒に行くなら、祟り神も一緒だよ。祟り神は私が守る。龍だけで出かけるより安全だけど、私といると、私に対する攻撃に巻き込まれると思うから、龍の身は、龍自身で守るようにしてくれるかい?」
とダルク。
「ダルク、どこまでもついていく。」
と異世界の祟り神。
異世界の祟り神は、ダルクにくっついている。
異世界の祟り神がはぐれたら、自力で戻っておいで、と言って、ダルクは先に進むに違いない。
1人でもダルクの隣に戻れるけれど、ダルクが一緒にいないのはつまらない。
どこで迷子になっても、ダルクはきっと探しに来てくれる。
異世界の祟り神にとって、ダルクはボスで最高神で拠り所。
いつか、ダルクの敵を祟ってやろうと思う。
「どうやって行く?」
「空から。」
お喋りが楽しい空の旅。
「ダルクは、人よの?」
「人だよ。」
とダルク。
「横におるのは神だが、従えているのだな?」
「縁あってね。」
とダルク。
「ふむ。縁とは異なもの。」
ダルクは、龍に並んで、立ったまま移動している。
話をしているうちにガラン領の上空に差し掛かった。
「ここから、うちだよ。うちに住んでいる龍に先に会いにいくかい?」
とダルク。
「龍以外にもおるんだったか?」
「色々住んでいるよ。気長に待っていれば、誰かに会えるんじゃないかな。私達人間から、龍に会ってくれとは言わない。うちに住んでいる神様は、思い思いに、歩いていたり、飛んでいたり、転がったり、潜っていたりしているから。神獣、霊獣、幻獣、霊石、ご神木あたりは活動的。うちは、人が神様に救いを求めないからね。不可侵な領域を守ることで仲良くやっているよ。」
とダルク。
「ふむ。不可侵な領域とは何か?」
「神様の本質を歪めないことかな。うちは、どの神様を信仰しても、いくつも掛け持ちで信仰しても、全く信仰しなくても、構わない。人間が人間の都合で、神様をどうにかしようとするのだけは厳禁。神様は人間ではないから。」
とダルク。
「ふむ。汝にとって神とはなんぞや。」
「ご意思を尊重して付き合う先達かな。」
とダルク。
「善きかな。」
「それは良かった。うちは、一言で表すなら、ゆるい多神教だから。
住んでいる神様の数だけ信仰があるし、うちにいる神様を信じていなくても、うちにいる神様の意思を尊重することにしている。
他の地域は、神様に対する考え方が、うちとは違う場合が多いから、遊びに行くときは、捕まえられたり、討伐される危険を考えて行動した方がいいよ。
人間に利用されたくないなら。
神様に対する人間の思いは、十人十色なんだ。
龍が捕まったら、私は助けに行くけど、龍の取り合いを人間同士ですると、戦争は避けられないからね。」
とダルク。
「ダルクに戦争を起こさせるのは忍びない。ダルクと一緒に出かけるとしよう。」
「私と一緒に行くなら、祟り神も一緒だよ。祟り神は私が守る。龍だけで出かけるより安全だけど、私といると、私に対する攻撃に巻き込まれると思うから、龍の身は、龍自身で守るようにしてくれるかい?」
とダルク。
「ダルク、どこまでもついていく。」
と異世界の祟り神。
0
あなたにおすすめの小説
ユキ・シオン
那月
BL
人間の姿をした、人間ではないもの。
成長過程で動物から人間に変わってしまう”擬人化種”の白猫青年と、16歳年上のオッサンとのお話。
出会ったのは猫カフェ。白猫従業員としての青年と客としてやってきたオッサン。
次に再会したのは青年が人間として通う大学。オッサンは保健室の先生だった。
青年が金のためにヤバいことをしていて、あるトラブルが起こる。
そこへ見計らったかのようにオッサンが飛び込んで救出したのをきっかけに2人の距離は縮まり……
※表紙絵は自作。本編は進むにつれてどんどん動物園と化します(笑)
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
異世界転移した先は陰間茶屋でした
四季織
BL
気が付いたら、見たこともない部屋にいた。そこは和洋折衷の異世界で、俺を拾ってくれたのは陰間茶屋のオーナーだった。以来、俺は陰間として働いている。全くお客がつかない人気のない陰間だけど。
※「異世界に来た俺の話」と同じ世界です。
※謎解き要素はありません。
※ミステリー小説のネタバレのようなものがありますので、ご注意ください。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる