フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1005.シエルとノーマ。『男は、女性より弱い。賢くなったら、頼られるし、お誘いもある。』『ボク、賢くなるの。』

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シエルとノーマが来て、2人で、ボクをぎゅっとしてくれたの。

「フィリスが最弱だなんて、何があったか、聞きたい。」
とシエル。

「ボク、弱々なの。強くなる決意をしたけど、行き詰まっているの。」

「マルビル・ビーイットの取り調べで、フィリスは、女性担当者が危険な目に合わないように、抱えて下がったんだ。

女性担当者は、近衛で。
女性担当者の護衛も同僚の近衛で。

医者も、医者の護衛も、見かけによらず、戦える男だった。

実質的な護衛は、フィリスについていた俺1人。

最弱は、守られてろと担当者に言われて、強くなるとフィリスは宣言した。」
とアンドリュー。

「フィリス。」
とノーマ。

「近衛に限らず、フィリスより弱い女性はいない。」
とノーマ。

「そこは、強いと間違えて。」

「間違えてない。フィリス。か弱い女性像は、女性と接点がない男の幻想だから。」
とシエル。

「シエル?」

何を言い出すの?

「だいたい、男の方が傷つきやすく、か弱い。」
とシエル。

「そうなの?ボク、皆が、傷つかないようにしたいの。」

「俺達、か弱い男は、強い女性に傷つけられないように、賢くなる。」
とシエル。

「なるほど、なの。」

「フィリスは、まだ、強い女性を知ったばかり。これから賢くなる。」
とシエル。

「なるの。賢い男に、なるの。」

「俺達は、賢くなって、強くなり、女性に一目置かれるようになった。」
とノーマ。

「今は、女性に頼られているし、女性からのお誘いもつきない。女性に無下にされない。」
とノーマ。

「そうなの?ボクも頼れるカッコいい男になるの。」

「フィリス、賢さは大事。」
とノーマ。



フィリス、シエル、ノーマの会話を聞いていた、他の幹部達。

「フィリス以外は、シエルもノーマも含めて、ここにいる全員、女性近衛より強いけどね?」
とリッチェル。

「フィリスは、女性は、強さの前に、女性であると考える紳士だから。」
とアラン。

「紳士だから、自分と一緒にいるときは、守っていると妹が言っていた。」
とアンドリュー。

「担当者だった女性近衛は、フィリスの弱くても紳士路線が好きじゃないか、アンドリューの妹の信奉者か?」
とセドリック。

「今日の迷走は、終わったな。」
とラウル。

「フィリスの長兄との面談は、最優先で動く。一波乱くる。」
とジーン。
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