フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1042.異世界転移者タマキ、2匹のコワニ。ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。タマキが、ダンシェルに突っかかっていくの。どうしたのかしら?

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「ぷっ」
とロウウェルが笑った。

「おう、おう。フィリスが泣かないように、俺達に頑張れって?
言うなあ、タマキは。」
とロウウェル。

「オレは、フィリスだけの味方だから。」
とタマキ。

「分かった。フィリスを泣かさないように、だな。やってやるよ。」
とロウウェル。

「俺も。フィリスが泣いているのは、胸が痛む。」
とレイモンド。

「俺は、フィリスの側にずっといたい。
泣いているときは、俺の胸で。
泣く前は、俺の手の届く範囲に。
泣いた後は、俺の隣で、笑わせたい。」
とダンシェル。

ダンシェルの真剣さに、ときめいちゃうの、ボク。

「嬉しいの、ボク。」

「待て待て。最後の一人。オレとコワニが一緒にいるって言ってるんだから、遠慮しろよ。」
とタマキが、ダンシェルに突っかかっているの。

タマキ?
どうしたの?

「俺は、フィリスが好きで、将来は、フィリスの恋人になる。

俺とフィリスの関係が、どんどん深まるのは、当たり前だ。

家族枠で、息子枠のタマキとコワニは、フィリスと仲良くすればいい。

タマキとコワニは家族として、オレは恋人として、それぞれで、フィリスを支える。」
とダンシェル。

ダンシェル。
男前なの。
カッコ良すぎるの。

「フィリスのことが、好きだって?」
とタマキ。

「俺は、フィリスが好きだ。4年前から、ずっと。」
とダンシェル。

ダンシェル。
ボク、頬が、赤くないかしら?
ボク、息子の前で、告白されている気分なの。

「そうかよ。フィリスを泣かせたら、コワニとオレが天誅しにいくからな。覚悟しとけよ!」
とタマキ。

タマキ、急に、攻撃的になって。
どうしたのかしら?
ボク、タマキとコワニと、ずっといるの。

「俺がいないときは、タマキとコワニが、フィリスを泣かせるなよ。」
とダンシェル。

「誰がフィリスを泣かすか!」
とタマキ。

意気投合したのかしら。

タマキとダンシェル、ロウウェル、レイモンド、2匹のコワニが、机の上に手を重ねたの。

コワニは、2匹共、頭を乗せている。

「オレ達は、フィリスを泣かさない。フィリスが泣いていたら、飛んできて、フィリスを泣かせるやつをぶっ飛ばす!」
と元気なタマキ。

「「「おう!」」」
とダンシェル、ロウウェル、レイモンドは笑い合う。

タマキ。
そんなことをしたら、タマキがぶっ飛ばされてしまうの。

でも、嬉しいの、ボク。

また、涙が出てきたの。

「フィリスが、泣いている!」
とタマキ。

タマキとコワニ2匹とダンシェルとロウウェルとレイモンドが、全員、ボクのところに来て、ボクをぎゅうぎゅうしたの。

「ボク、幸せなの。」
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