フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1112.ボク、貴族学校の学生は、男女両方鍛えたいの。ボクの意向に反対して、男子学生だけ、と主張する方は?

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目の前に学生が揃っているので、当人達に、これからのことを確認しておくの。

遊びの延長の生き方は、下に人がつかないうちは誤魔化せても、人を使う立場には向かないの。

コーハ王国の貴族の、貴族としての価値は、血統だけではないの。

貴族としての在り方が、安くないということなの。

さすが、歴史あるコーハ王国の貴族でいらっしゃる、と称賛されるところまで含めて、コーハ王国の貴族としての価値なの。

学生達が、コーハ王国の貴族として、活動始める前に、教育を終えておきたいの、ボク。

「キミ達は、ボクのお手伝いをする予定があるのかしら?」

「男子学生が、お手伝いに参ります。」
と女子学生。

「ボクは、キミ達と言っているの。」

「失礼ですが、女子学生は。」
と女性担当者。

「ボク、臨時講師なの。
ボクは、男女両方、同時に、同じ人数を使うの。
男女2人ずつ、4人で班を作ること。
男女ともに、個人では使わないの。
班行動、厳守なの。

サブリーとユージュアルは、ボクと一緒にいるけれど、講師は、ボクだけなの。

学生が、サブリーとユージュアルに、ボクの許可なく誘いかけるのは、禁止するの。」

「男子学生限定ということに。」
と男性担当者。

「性別で分けるのは、ボクの都合ではないの。」

「学校だけでは、いかんとも。」
と女性担当者。

「ボクがどなたを下してきたら済む話かしら?」

「く、下してくる?」
と女性担当者。

「ボクのすることに反対されることは、ボクのお好みじゃないの。
貴族学校がボクの意向にそわせないようにすることを望むのは、どなたかしら?」

「それを聞いてどうしようというんですか?」
と女性担当者。

「意見を変えて、ボクに賛同してもらうの。」

「賛同ですか?それは、まあ、ご自由ですが。」
と女性担当者。

「賛同しないと言っても、ボクの決定は変わらないの。」

「勝手は、できません。」
と男性担当者。

「勝手してるのは、ボクじゃないもの。

ボク達に、男子学生のみをつけると勝手に決めたことを、貴族学校は、即時撤回しなさい。

ボクは、ボクの意に沿わない決定を認めないの。

貴族学校が決めていないなら、貴族学校は、何もしなくていいの。

ボクの決定に従いなさい。」

「困ります。」
女性担当者が、リッチェルに訴えたの。

女性担当者の派閥は、リッチェルの派閥と一緒だということ。

「フィリスは、近衛別働隊総司令だから、当然だよ?」
とリッチェルは、一刀両断。

男性担当者は、アランに、どうにかしてください、と頭を下げているの。

「近衛別働隊総司令を臨時講師にしておきながら、総司令の意向を最初に確認しないのは、貴族学校側の手落ちだろう。」
とアラン。

リッチェル、アラン。

その通りなの。
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