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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1167.グルリダ・ローバウルの信頼を得て、グルリダ・ローバウルから便利に使えると言われていた、印象の薄い女が、人造人間の女子学生に接触?
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女子学生は、男性担当者にムッとしたの。
「女という言い方はしないで。失礼だから。」
と女子学生。
「グルリダ様のお側にありながら、グルリダ様よりも、お前の歓心を買うような下劣な真似をするのは、臣下のすることではない。」
と男性担当者は、女子学生が傾倒する、その人に対しての不快感を表明したの。
「臣下って決めつけないで。グルリダの臣下なんかじゃない。グルリダとは対等なんだから。」
と女子学生。
「生まれながらに皆平等などと、どの口が言う?
グルリダ様のご威光をかさにきるお前が。」
と男性担当者は、養女の女子学生を軽蔑しているの。
「私を無視する人しかこの世界にいないのが悪い。
グルリダの名前を使わないと、誰も私の話を聞かないんだから、私のせいじゃない。」
と女子学生。
話がそれそうなの。
ボクの聞きたい話に戻すの。
「女子学生の言うその人は、グルリダ・ローバウルの臣下ではなく、対等な知り合いか、友人ということかしら?
その人というのは、どんな人かしら?
女子学生は、今もその人と会っているのかしら?
女子学生は、どこで会っているのかしら?」
「グルリダは、便利に使えるなら、使わないと、とその人を紹介してくれた。
でも、私はその人を使うなんて考えていない。
その人は、本当にいい人だから。
グルリダにとって、その人は、便利に使える知り合いで、横柄な態度を取っても平気な類の友達。」
と女子学生は、悔しさをあらわしたの。
「その人は、グルリダ・ローバウルが女子学生に会うときに、グルリダ・ローバウルと一緒に、女子学生に会いにくるのかしら?
その人単独で、女子学生と会うことは、あったかしら?」
「一人で来たことはない。いつもグルリダと一緒に来て、グルリダが、私の養父と話すときは、私のところに残って、私といる。
グルリダは、私に会いにきても、ほとんどの時間は養父とばかりいるから、私はその人といる。」
と女子学生。
グルリダ・ローバウルは、女子学生をダシにして、男性担当者と逢引していた、ということかしら。
男性担当者が、グルリダ・ローバウルについて言い淀む理由が分かったの。
公爵家の嫡女と逢引しているなんて、ぺろっと話したら、男性担当者と男性担当者の家は吹き飛んでしまう可能性が高いの。
グルリダ・ローバウルとの婚約が成立していない限り、男性担当者の身分では口にしてはいけないの。
自身だけでなく、自身の周りを巻き込んだ粛清や報復を恐れるならば、沈黙は何よりの保身。
合点がいったの。
グルリダ・ローバウルは、手近な男をひっかけて自尊心を満たしているのかしら?
逆ハーレムを作りたいなら、グルリダ・ローバウルの行いは、逆効果になるの。
最初から懇意にしている誰かがいる人には、ボクみたいな非の打ち所がない逆ハーレムはできないの。
懇意にしている誰かがいる時点で、逆ハーレムを作ることは、浮気性で多情で、性に奔放な性質を公表する行為になってしまうもの。
そんな逆ハーレムに入りたがる殿方は、何かしら問題を抱えているか、目的を持って近づいてきている、とみた方がいいの。
恋心じゃなければの話だけど。
「その人は、どんな見た目をしている人かしら?」
「印象に残らないの、髪が長い女の人だという印象しか。どうしてか聞いたら、印象に残らない人だから、と、その人自ら説明してくれた。」
と女子学生。
印象に残らない髪の長い女。
ボクが近衛別働隊の総司令として、本格的に外部と接点を持つようになってから、何度となくあがってくるようになったフレーズなの。
異変の影に、女有り、なのかしら。
まるで蜃気楼なの。
見えたときには、もういないの。
「女という言い方はしないで。失礼だから。」
と女子学生。
「グルリダ様のお側にありながら、グルリダ様よりも、お前の歓心を買うような下劣な真似をするのは、臣下のすることではない。」
と男性担当者は、女子学生が傾倒する、その人に対しての不快感を表明したの。
「臣下って決めつけないで。グルリダの臣下なんかじゃない。グルリダとは対等なんだから。」
と女子学生。
「生まれながらに皆平等などと、どの口が言う?
グルリダ様のご威光をかさにきるお前が。」
と男性担当者は、養女の女子学生を軽蔑しているの。
「私を無視する人しかこの世界にいないのが悪い。
グルリダの名前を使わないと、誰も私の話を聞かないんだから、私のせいじゃない。」
と女子学生。
話がそれそうなの。
ボクの聞きたい話に戻すの。
「女子学生の言うその人は、グルリダ・ローバウルの臣下ではなく、対等な知り合いか、友人ということかしら?
その人というのは、どんな人かしら?
女子学生は、今もその人と会っているのかしら?
女子学生は、どこで会っているのかしら?」
「グルリダは、便利に使えるなら、使わないと、とその人を紹介してくれた。
でも、私はその人を使うなんて考えていない。
その人は、本当にいい人だから。
グルリダにとって、その人は、便利に使える知り合いで、横柄な態度を取っても平気な類の友達。」
と女子学生は、悔しさをあらわしたの。
「その人は、グルリダ・ローバウルが女子学生に会うときに、グルリダ・ローバウルと一緒に、女子学生に会いにくるのかしら?
その人単独で、女子学生と会うことは、あったかしら?」
「一人で来たことはない。いつもグルリダと一緒に来て、グルリダが、私の養父と話すときは、私のところに残って、私といる。
グルリダは、私に会いにきても、ほとんどの時間は養父とばかりいるから、私はその人といる。」
と女子学生。
グルリダ・ローバウルは、女子学生をダシにして、男性担当者と逢引していた、ということかしら。
男性担当者が、グルリダ・ローバウルについて言い淀む理由が分かったの。
公爵家の嫡女と逢引しているなんて、ぺろっと話したら、男性担当者と男性担当者の家は吹き飛んでしまう可能性が高いの。
グルリダ・ローバウルとの婚約が成立していない限り、男性担当者の身分では口にしてはいけないの。
自身だけでなく、自身の周りを巻き込んだ粛清や報復を恐れるならば、沈黙は何よりの保身。
合点がいったの。
グルリダ・ローバウルは、手近な男をひっかけて自尊心を満たしているのかしら?
逆ハーレムを作りたいなら、グルリダ・ローバウルの行いは、逆効果になるの。
最初から懇意にしている誰かがいる人には、ボクみたいな非の打ち所がない逆ハーレムはできないの。
懇意にしている誰かがいる時点で、逆ハーレムを作ることは、浮気性で多情で、性に奔放な性質を公表する行為になってしまうもの。
そんな逆ハーレムに入りたがる殿方は、何かしら問題を抱えているか、目的を持って近づいてきている、とみた方がいいの。
恋心じゃなければの話だけど。
「その人は、どんな見た目をしている人かしら?」
「印象に残らないの、髪が長い女の人だという印象しか。どうしてか聞いたら、印象に残らない人だから、と、その人自ら説明してくれた。」
と女子学生。
印象に残らない髪の長い女。
ボクが近衛別働隊の総司令として、本格的に外部と接点を持つようになってから、何度となくあがってくるようになったフレーズなの。
異変の影に、女有り、なのかしら。
まるで蜃気楼なの。
見えたときには、もういないの。
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