フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1200.ハイゾが、後ろに隠れていた男女の学生に対して感じていたこと。ハイゾの3男に、後ろに隠れていた男女の学生を押し付けた理由。

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ハイゾが、男女の学生を近くに置かない理由は、何かしら。

「ハイゾと男女の学生の違いは、何かしら?」

「こいつらは、最初から大人なんだ。

大人のくせに子どものフリをして、大人にすり寄るから、気分が悪い。」
とハイゾ。

「ハイゾさん!何を言い出すんですか!」
と後ろに隠れていた女子学生が抗議したの。

「見た目は、大人に見えないの。ハイゾ、詳しく話してくれないかしら?」

「こいつらは、大人の精神を持っていて、今の人生を大人の精神でやり直している。」
とハイゾ。

「前の人生が終わった後に、転生したということかしら。」

「そうだ。2人共、前の人生は、うまくいかなかったから、子ども時代からやり直して、次は成功すると息巻いている。

俺の親に媚びまくるから、俺は嫌いだ。

自分の親じゃなくて、俺の親に媚びまくって、俺を天才だなんだと持ち上げる子どもなんて、気持ち悪さしかない。

俺は、元々、大人に媚びるやつが、好きじゃないんだ。

実力がないやつほど、大人に媚びる。

子どもの姿で、大人が大人に媚びているんだ。

気持ち悪いだけじゃなく、不気味だ。

誰が近寄りたいと思う?

こいつらを好きになる要素はない。

こいつらは、うちの分家で、こいつらの親は、こいつらが役に立てばいいと思ったらしい。

こいつらは、無能だ。

頭の中が、空っぽだ。

前世の知識があっても、俺の役に立ったためしがない。

アイデアは出せるとかなんとか、口先だけ。

実現にまで持っていけないアイデアに、何の価値がある?

俺は、アイデアを形にしてきた。

俺と、こいつらとは違う。」
とハイゾ。

ハイゾの気持ちがよく伝わってきたの。

「ハイゾが、この2人を遠ざけたのは、2人が気に入らないからかしら。」

「勿論。近寄るなと言っても、気持ち悪く寄ってくるから、会う理由がなくなるように、と、こいつにくれてやった。

俺の魔導具を持ち出して勝手に使って、返さない上に、俺の発明した魔導具より、自分の命が大事と言い出すようなやつなんて、死ねばいい。」
とハイゾ。

ハイゾが、こいつ、と呼んだのは、ハイゾの実の息子。

ボクが、取り調べをした男子学生。

ハイゾが、後ろに隠れていた男女の学生を3男に押し付けたのは、実家のダニラ侯爵家の思惑とは別に、3男と学校に通わせておけば、2人の顔を見ないで済むという計算があったからかしら。

「ハイゾのご両親に媚びる子どものフリをした大人である2人を、最初から遠ざけるのは、ハイゾには難しかったのかしら?」

「こいつらは、大人も子どもも食い物にする悪いやつだ。
俺は、こんなナリだけど、大人じゃない。

俺は、体は大人だけど、見た目だけ子どものこいつらより子どもなんだ。

俺は、こいつらの悪辣さをどうしたらいいか分からなかった。」
とハイゾ。
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