フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

文字の大きさ
1,240 / 1,496
第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1241.第2王子派閥と第3王子派閥の学生を束ねる最年少学生の公爵子息は、ローバウル公爵家のグルリダ・ローバウルと敵対し、ボクに?

しおりを挟む
最年少学生の公爵子息の側近候補は、まだ心の整理に時間を必要としているの。

「私達は、何を見せられているのでしょうか?」
と側近候補の一人。

まだ呆然としている最年少学生の公爵子息に、ボクは言ったの。

「これ以上、待つ気はないの。

今すぐ、話し合いができないなら、後日、キミ達以外と話をするの、ボク。」

すると、最年少学生の公爵子息は、あさってから戻ってきたの。

「貴族学校では、これから、私達、第2王子派閥と第3王子派閥と行動を共にしてもらいたいのです。」
と最年少学生の公爵子息。

「ボクにその要求をしてくる理由は、何かしら?」

「フィリス。
さっきの部屋には第2王子派閥と第3王子派閥の学生が集合していました。

全員ではありません。
8割方は、あの部屋にいたと言えます。

フィリスに確認したいことがあります。」
と最年少学生の公爵子息。

「どうぞなの。」

「あの部屋にいた学生が、派閥としての役割を果たす日は来ないと私は考えています。

近衛別働隊総司令として、フィリス、この認識は合っていますか?」
と最年少学生の公爵子息。

最年少学生の公爵子息は、近衛別働隊総司令としてのボクと話をしたいようなの。

ボクの仕事ぶりを見たから、秘密を打ち明ける決心をした、ということかしら。

「あの部屋にいた学生は、男女も年齢も問わず、派閥と家からは、関係を断つの。

学生達が、卒業まで学生生活が送れるかどうかは、今後の状況次第なの。」

「フィリス。
私達は、第2王子派閥と第3王子派閥の立て直しに動いていました。

近衛別働隊が貴族学校に来る機会を逃してはならない、と焦るあまりに、礼を失した行いをしたことをお詫びします。」
と最年少学生の公爵子息。

謝罪をしてきたの。

「二度はないの。

キミの謝罪は受け入れるの。

さっきの部屋にいた第2王子派閥と第3王子派閥の貴族学校の学生の現状は、惨状と言っていいの。

あの部屋にいた学生は、上から下まで、コーハ王国の貴族として、外に出せない出来だったの。

あの部屋にいた学生は、処罰されなければ、全員、人造人間の製造に関わったローバウル公爵家の仕事に就くの。」

「処罰ですか?」
と最年少学生の公爵子息。

「調査して、コーハ王国の貴族として許されないことをしていたと判明したら、処罰なの。

あの部屋にいた学生の親兄弟、場合によっては、親戚も調査対象になるの。

シンプルに言うと、第2王子派閥と第3王子派閥は、調査対象になるの。」

「分かりました。
その上で、第2王子派閥と第3王子派閥の学生は、近衛別働隊と行動を共にします。

第2王子派閥と第3王子派閥の乱れの原因は、ローバウル公爵家のグルリダ・ローバウルが引っ掻き回したせいだと、私達はにらんでいます。

私達だけでは、悔しいことに、グルリダ・ローバウルに対処しきれませんでした。

フィリスは、グルリダ・ローバウルと敵対しています。

貴族学校に通い第2王子派閥と第3王子派閥の学生は、フィリスにつきます。」
と最年少学生の公爵子息。

「グルリダ・ローバウルと敵対する意思を見せて、第2王子派閥と第3王子派閥は、グルリダ・ローバウルから距離をおく、ということかしら?」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!

はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。 ******** 癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー! ※ちょっとイチャつきます。

氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された

楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。 何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。 記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。 ---------- ※注) かっこいい攻はいません。 タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意! 貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。 ハッピーエンドです。 激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします! 全16話 完結済み/現在毎日更新予定 他サイトにも同作品を投稿しています。 様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。 初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!

【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから

西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。 演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP *10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます

身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される

秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました! 最終17位でした!応援ありがとうございます! あらすじ 魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。 ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。 死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――? 傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。

【完結】Restartー僕は異世界で人生をやり直すー

エウラ
BL
───僕の人生、最悪だった。 生まれた家は名家で資産家。でも跡取りが僕だけだったから厳しく育てられ、教育係という名の監視がついて一日中気が休まることはない。 それでも唯々諾々と家のために従った。 そんなある日、母が病気で亡くなって直ぐに父が後妻と子供を連れて来た。僕より一つ下の少年だった。 父はその子を跡取りに決め、僕は捨てられた。 ヤケになって家を飛び出した先に知らない森が見えて・・・。 僕はこの世界で人生を再始動(リスタート)する事にした。 不定期更新です。 以前少し投稿したものを設定変更しました。 ジャンルを恋愛からBLに変更しました。 また後で変更とかあるかも。 完結しました。

不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる

六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。 強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。 死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。 再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。 ※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。 ※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。

みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。 生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。 何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

拾われた後は

なか
BL
気づいたら森の中にいました。 そして拾われました。 僕と狼の人のこと。 ※完結しました その後の番外編をアップ中です

処理中です...