フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1424.ボクは、金髪碧眼の鬼にもハンティア王国側にも、弄ばれたくないの。

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ボクは、泣かないように、心を静かにしているの。

感情の蓋を外すと、溢れてしまうもの。

味方のいないところでは泣かないの、ボク。

ボクの涙を掬って拭く人がいないところでは泣かないの。

ハンティア王国側が、ボクではなく金髪碧眼の鬼の動きをじっと見つめているのが、せめてもの救いなの。

「フィリスの喜ぶことをする。」
と金髪碧眼の鬼。

「キミの目には、ボクが喜んでいるように見えるのかしら?」

金髪碧眼の鬼は、ボクの両胸の尖りを摘んで引っ張ったの。

「キミ、止めるの。そこは引っ張るところじゃないの。」

「では、どうするところだ?」
と金髪碧眼の鬼。

「ボク、キミに弄ばれたいとはおもわないの。」

「私ではなく、他の者に弄り倒されたいというなら、ここにいる者に順番に弄らせる。」
と金髪碧眼の鬼。

「ハンティア王国側に弄られるのは、嫌なの。」

外交に来て、外交先でボクの体を触らせるなんて。

そんなハニートラップは、ボクのお仕事じゃないの。

「ハンティア王国の者が嫌なら、フィリスは私に頼むしかない。」
と金髪碧眼の鬼。

「どうして、ボクがキミに頼まないといけないのかしら?」

「私はフィリスに頼まれたことをする。

フィリスに頼まれなかったことは、ハンティア王国の者にさせる。」
と金髪碧眼の鬼。

ボクは、態度に出さずに、心の中で震えたの。

この金髪碧眼の鬼は、ボクの口からボクを凌辱するようにと言わせようとしているの。

ボクの意思で、ボクが望んだから金髪碧眼の鬼がボクを凌辱したという形に持っていこうとしているの。

ボクは、精一杯の力を目に込めて、金髪碧眼の鬼を睨んだの。

ボク、金髪碧眼の鬼に何を強いられても、心まで屈したりしないの。

口に出すわけにはいかない言葉は、目で伝えるの。

金髪碧眼の鬼は、笑いかけてきたの、睨んでいるボクに。

「フィリスは、誰にどうしてほしい?」
と金髪碧眼の鬼。

ボクが答えないでいると。

金髪碧眼の鬼は、真顔になったの。

じー。

金髪碧眼の鬼の一挙手一投足を夢中になって見ていたハンティア王国側の全員の視線が、金髪碧眼の鬼からボクへと移ったの。

ボク、裸なのに、机に乗って足を広げている姿をじーと見られているの。

「そんな風に見られたら嫌なの。」

「どこに何があるか分からない。

よく触るためには、よく見ておくものだ。」
と金髪碧眼の鬼。

「キミは、ハンティア王国側にボクの体を触らせるつもりなの?」

「ハンティア王国の者は気になって仕方がないようだ。」
と金髪碧眼の鬼。

「「はい、気になります。」」
とハンティア王国側が声を揃えたの。

「キミは、ボクに何を言わせたいのかしら?」

「フィリスが何を言うかは、私が決めることではなく、フィリスが決めることだ。」
と金髪碧眼の鬼。

ボクは、ギリギリを見極めようと言葉を尽くそうとしたの。

「フィリスは、手を舐められるだけでは、舐められ足りないだろう。

ハンティア王国の者の舌は、手を舐めるだけではない。」
と金髪碧眼の鬼。

ボクは、ハンティア王国側に舐め尽くされるボクの姿を想像してしまったの。

「そんなの嫌なの。」

ボクは、涙が湧き上がるのを堪えたの。

「フィリスは、私にどうされたい?」

金髪碧眼の鬼は、蠱惑的な微笑みを浮かべて、ボクの両胸の尖りを指の腹で押しているの。
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