フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1439.服を着ることをボクは、金髪碧眼の鬼に持ちかけたの。ボクのお尻の保護のために。金髪碧眼の鬼は、ボクをグズグズにしたいと考えていたの。

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ボクは、金髪碧眼の鬼に逆らいはしないけれど、言いなりにもならないの。

ボクは、金髪碧眼の鬼に尋ねたの。

「キミは、ボクの出したものを飲みたいがために、ボクを脱がせたんじゃなかったかしら?

ボクの後ろにいて、ボクのボクを咥えられるほどキミの首は長かったかしら?」

「飲むよりもすることがある。」
と金髪碧眼の鬼。

「キミが、ボクの出すものを飲まないのなら、ボクはもう服を着てもよいと思うの。」

「服を着ては、隠れる。」
と金髪碧眼の鬼。

「服を着て隠れるところは、隠しておいてよいのじゃないかしら?」

ボクは、露出しても楽しくないもの。

「フィリスは立ち上がって、私の口に、尻を押しつけてくるがよい。」
と金髪碧眼の鬼。

「どうして、ボクがそのようなことをしなくてはならないのかしら?」

「私の爪では、フィリスのまろやかな尻を傷付ける。」
と金髪碧眼の鬼。

「ボクのお尻に傷がつかないようにするには、服を着て保護するのがよいの。」

「服を汚すことを嫌がったのは、フィリスであろう。」
と金髪碧眼の鬼。

「服を着たときに、ボクの服が汚れるようなことをしなければよいの。」

束の間、アンドリューとのことに思いを馳せたボクは、強い気持ちで金髪碧眼の鬼に相対しているの。

ボクは、愛し愛されるということがどういうことかを知っているもの。

一方的に何かを強いてくる関係にいつまでも甘んじていないの。

ボクをいいようにしようとするばかりの金髪碧眼の鬼は、簡単に言いなりにならないボクに戸惑うといいの。

「私がフィリスをひっくり返して、フィリスの尻を舐める方が、フィリスの好みか?」
と金髪碧眼の鬼。

金髪碧眼の鬼は、また、ろくでもないことを言っているの。

金髪碧眼の鬼は、ボクのためにならないことしか言わないの。

何なのかしら。

ボクのしたくないことを選んで言わないと、熱が出る体だとでも言うのかしら?

「ボクは、キミにボクのお尻を差し出すことをしたいとは思わないの。」

「フィリスが自ら、私にその尻を向けぬのなら、私は私のしたいように、フィリスの尻にかぶりつくが。」
と金髪碧眼の鬼。

金髪碧眼の鬼は、平然とボクの背中側から言い放ったの。

「キミは、ボクのお尻にかぶりつきたいのかしら?」

ボクは、引きつらないようにしながら、尋ねたの。

ボクのお尻には、金髪碧眼の鬼を吸い付かせる麻薬なんて仕込んでいないのに。

ボクのお尻にかぶりつきたいと、堂々と言われるボクの気持ちを金髪碧眼の鬼は、思いやってもいいと思うの、ボク。

「私がかぶりついて、フィリスの内側を柔らかくすれば。」
と金髪碧眼の鬼。

「キミ、何を物騒な話をしているのかしら?」

ボクの勘違いじゃなければ。

金髪碧眼の鬼は、ボクのお尻にある慎ましやか蕾を解すつもりじゃないかしら?

「グズグズになったフィリスは、私の肉棒に穿たれることを切望するようになる。」
と金髪碧眼の鬼。

「ボク、そんな予言は欲しくないの。」
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