フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1445.ボクの意思に反して快楽を拾っていく体との付き合い方を考えるの。後々のことを考えると。

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ボクは、ボク自身が今どうなっているかを考えられるくらいには冷静さを保てているの。

何よりも恐ろしいことは。

ボクの警戒心が、ボクの体に何の影響も与えていないの。

ボクのお尻の窄まりは、金髪碧眼の鬼の舌から与えられる絶え間ない刺激を全部拾っていくの。

ボクのお尻の窄まりは、ボクの意思に反して綻んでしまったの。

金髪碧眼の鬼から与えられる舌の刺激に開かれた入り口は、金髪碧眼の鬼の舌を締め出そうとしなくなってしまったの。

ボクの体が、ボクの意思に反して快楽に委ねようとするんじゃないかと思うと、怖いの。

ボクの体が、快楽を求めて、金髪碧眼の鬼に体を開かれることを待ち望むようになったら。

ボクは、ボクの体が快楽に堕ちるのを止められるかしら?

ボク、正直なところ。

止められる気がしないの。

ボクが怯えていることは、まだあるの。

心の制止を振り切って体が快楽に耽った後。

心と体の乖離は解消されるのかしら?

体が心を裏切ったときに。

操られたのだから、仕方がない。

操られた自分は悪くない。

操られた自分は、労られるべき。

そんな風に、操られた自分を被害者とみなして、操られているときに起きた全ての責任を放棄してしまえる立場にいたなら。

悩むことは、何も無いの。

全てが片付いてから、慰められていればいいの。

ボクは、立場のある偉い人だから、慰められて終わりにはできないの。

ボクの意思にそわない体がしたことなの、と言い訳をすることは、ボクの立場ではしないものなの。

ボクの意思にそぐわない反応をし続けるボクの体が、快楽を追い求めてすることの責任から。

ボクは逃れられないの。

今、ボクが置かれている状況は、ボクの望んだ状況とは懸け離れていて。

このまま、何の対策もとらないのなら。

ボクは、快楽に堕ちた体のする振る舞いに振り回された挙げ句、起こしてしまったことを取り返せないショックに辛くなると思うの。

辛くなると分かっていて、辛くなる時間を待つようなことはしないの、ボク。

辛い時間を過ごして、さらに辛くなっていくことも。

傷付いたからと慰められるのを待つことも。

ボクが選ぶ未来ではないの。

ボクは、コーハ王国近衛別働隊総司令。

偉い人なの。

ガラン家の4男でもあるの。

ずっと偉い人として、振る舞い続けるには。

今の一瞬の手抜きが、後に尾を引かないようにする必要があるの。

未来のボクの行動を縛らないために。

どんな状況に陥っても、次善の策を探すの、ボク。

そのとき。

ボクのお尻の窄まりは、金髪碧眼の鬼の舌をきゅっと締め付けたの。

後々のことを考慮すると。

ボクの心を体に寄せた方が、乖離が少なくなって、ボクの負担が減るかしら。

体が求めるように、心でも快楽を求めてみようかしら?
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