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第2章 ケレメイン公爵家での一週間が始まりました。
17.『公爵を騙し、公爵家に入り込み、何を企む?公爵は、腹心で、友人。公爵を傷つけることはまかりならん。』『公爵は誘拐犯ですが?』
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オレは、国王陛下と差し向かいに座っている。
国王陛下とオレの間のテーブルには、お茶もお菓子も何もない。
国王陛下は、我が家のごとく、オレ達がいる部屋に入っていった。
公爵の友人だからって、アリなのか?
国王陛下だから、臣下の屋敷の部屋を使うのは、アリなのか?
ナシだと思うんだよ、オレは。
オレだったら、自分ちに我が物顔で出入りする友人なんて、縁を切る。
公爵は、国王陛下をはじめとする『友人』に甘すぎないか?
国王陛下に限らず、友人が、図々しいだけか?
オレが、ぐだぐだと思考しているのは、オレと国王陛下、その他がいる部屋は、ずっと沈黙が支配しているから。
国王陛下は、呼びつけておきながら、何も話さない。
オレも、話すことがないので、黙ったまま。
公爵の友人その二も、沈黙している。
この沈黙の時間が、勿体無い。
オレは、明日、この屋敷を出ていくための最終準備段階に入っている。
スケジュールがおすのは、嫌だ。
オレは、相談に乗ってくれる相手の仕事に差し支えないように、疑問点を解消していきたい。
国王陛下が、話し出さないなら、オレから切り出そう。
「話すことがあって、呼んだんじゃないなら、オレは、自分の用事があるので、失礼する。」
オレが席を立とうとすると。
「座れ。そなたには話がある。」
と国王陛下。
「もう待つ気はない。オレが腰をおろしてすぐに、話が始まらないなら、話は聞かない。」
国王陛下の周りの人達が、めちゃくちゃオレを睨んでいる。
オレは、あんたらの尊敬する国王陛下の臣民じゃないんだよ。
公爵の友達だから、という立場で、現在進行形で、公爵に迷惑をかけられているオレを従わせようとしてくるのは、いただけない。
国王陛下は、オレが腰をおろすと話し始めた。
「そなた、公爵を誑して、公爵を意のままに操る考えではあるまいな?」
と国王陛下。
誑して?
意のままに操る?
「誑してはいないし、意のままに操る方法は知らない。」
オレが、公爵を意のままに操れるなら。
オレは、今、国王陛下と公爵の屋敷で話なんてしていない。
「では、公爵を騙して、公爵の屋敷に入り込み、何を企む?」
と国王陛下。
人聞きの悪いことを!
「オレは、公爵に誘拐されただけ。
騙すほどの交流はない。
入り込んでいるのではなく、誘拐されてきたので、オレには行く場所がない。」
濡れ衣だ。
「そなた、公爵を悪く言うとは。
公爵は、余の腹心で友人だということを忘れたわけではあるまいな。」
と、国王陛下は怒りを抑えた言い方をしてきた。
腹心で友人なら、公爵を野放しにするなよ。
「知らない。
知らないままで生きていたいから、個人情報は忘れることにする。」
明日には、永遠にさようならだ。
「出来もせぬことを。」
と国王陛下は冷たい。
「いや、オレ、明日には、この屋敷を出ていって、仕事と住まいを探して、新居に移る。
公爵とオレは、明日で縁が切れる。
したがって、公爵と公爵の友人に、オレが会うことは明日で終わり。」
「そなた、本気か?」
と驚く国王陛下。
「オレは、最後に誘拐犯の公爵と話し合いを希望している。
誘拐の慰謝料とか、補償とか、金の話を本人としたい。
国王陛下は、公爵の友人で上司だよな?
明日の午前中から昼くらいには、公爵をこの屋敷に寄越してくれ。
上司の権限で。
オレが公爵の職場に押しかけていき、公爵の職場で、公爵の犯罪と金の話をぶちまけるのをお望みじゃないならな。」
オレは、御高説をたれたりはしない。
ただでさえ、人の話を聞かない公爵だからな。
直球勝負。
「明日か?」
と国王陛下。
「明日だ。
明日でちょうど一週間になる。
公爵が、オレを誘拐して連れてきたにも関わらず、オレには何の説明もせずに、オレをこの屋敷に置いていった日から。
公爵が、オレをこの屋敷に連れてきた日以来、オレは公爵に一度も会わなかった。
一週間以上待つ気はない。
誘拐の事情なんて、どうでもいい。
金の話だけして、もらうものもらったら、オレは出ていく。」
「分かった。話は終わりだ。」
と国王陛下。
国王陛下の顔つきは、最初とは変わっていた。
重大な仕事を思い出したのか?
まあ、いい。
早く帰れ。
「ご理解いただけたようで。オレは、予定があるから、お先に失礼する。」
国王陛下とオレの間のテーブルには、お茶もお菓子も何もない。
国王陛下は、我が家のごとく、オレ達がいる部屋に入っていった。
公爵の友人だからって、アリなのか?
国王陛下だから、臣下の屋敷の部屋を使うのは、アリなのか?
ナシだと思うんだよ、オレは。
オレだったら、自分ちに我が物顔で出入りする友人なんて、縁を切る。
公爵は、国王陛下をはじめとする『友人』に甘すぎないか?
国王陛下に限らず、友人が、図々しいだけか?
オレが、ぐだぐだと思考しているのは、オレと国王陛下、その他がいる部屋は、ずっと沈黙が支配しているから。
国王陛下は、呼びつけておきながら、何も話さない。
オレも、話すことがないので、黙ったまま。
公爵の友人その二も、沈黙している。
この沈黙の時間が、勿体無い。
オレは、明日、この屋敷を出ていくための最終準備段階に入っている。
スケジュールがおすのは、嫌だ。
オレは、相談に乗ってくれる相手の仕事に差し支えないように、疑問点を解消していきたい。
国王陛下が、話し出さないなら、オレから切り出そう。
「話すことがあって、呼んだんじゃないなら、オレは、自分の用事があるので、失礼する。」
オレが席を立とうとすると。
「座れ。そなたには話がある。」
と国王陛下。
「もう待つ気はない。オレが腰をおろしてすぐに、話が始まらないなら、話は聞かない。」
国王陛下の周りの人達が、めちゃくちゃオレを睨んでいる。
オレは、あんたらの尊敬する国王陛下の臣民じゃないんだよ。
公爵の友達だから、という立場で、現在進行形で、公爵に迷惑をかけられているオレを従わせようとしてくるのは、いただけない。
国王陛下は、オレが腰をおろすと話し始めた。
「そなた、公爵を誑して、公爵を意のままに操る考えではあるまいな?」
と国王陛下。
誑して?
意のままに操る?
「誑してはいないし、意のままに操る方法は知らない。」
オレが、公爵を意のままに操れるなら。
オレは、今、国王陛下と公爵の屋敷で話なんてしていない。
「では、公爵を騙して、公爵の屋敷に入り込み、何を企む?」
と国王陛下。
人聞きの悪いことを!
「オレは、公爵に誘拐されただけ。
騙すほどの交流はない。
入り込んでいるのではなく、誘拐されてきたので、オレには行く場所がない。」
濡れ衣だ。
「そなた、公爵を悪く言うとは。
公爵は、余の腹心で友人だということを忘れたわけではあるまいな。」
と、国王陛下は怒りを抑えた言い方をしてきた。
腹心で友人なら、公爵を野放しにするなよ。
「知らない。
知らないままで生きていたいから、個人情報は忘れることにする。」
明日には、永遠にさようならだ。
「出来もせぬことを。」
と国王陛下は冷たい。
「いや、オレ、明日には、この屋敷を出ていって、仕事と住まいを探して、新居に移る。
公爵とオレは、明日で縁が切れる。
したがって、公爵と公爵の友人に、オレが会うことは明日で終わり。」
「そなた、本気か?」
と驚く国王陛下。
「オレは、最後に誘拐犯の公爵と話し合いを希望している。
誘拐の慰謝料とか、補償とか、金の話を本人としたい。
国王陛下は、公爵の友人で上司だよな?
明日の午前中から昼くらいには、公爵をこの屋敷に寄越してくれ。
上司の権限で。
オレが公爵の職場に押しかけていき、公爵の職場で、公爵の犯罪と金の話をぶちまけるのをお望みじゃないならな。」
オレは、御高説をたれたりはしない。
ただでさえ、人の話を聞かない公爵だからな。
直球勝負。
「明日か?」
と国王陛下。
「明日だ。
明日でちょうど一週間になる。
公爵が、オレを誘拐して連れてきたにも関わらず、オレには何の説明もせずに、オレをこの屋敷に置いていった日から。
公爵が、オレをこの屋敷に連れてきた日以来、オレは公爵に一度も会わなかった。
一週間以上待つ気はない。
誘拐の事情なんて、どうでもいい。
金の話だけして、もらうものもらったら、オレは出ていく。」
「分かった。話は終わりだ。」
と国王陛下。
国王陛下の顔つきは、最初とは変わっていた。
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