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第4章 夫が真実の愛を捧げる相手はどこにいるのでしょうか?名乗り出てください。
55.公爵とオレは、一緒に遠出した先で、公爵領のお仕事をしています。公爵は、オレに一緒にしようと誘われたのが嬉しいようです。仕事も遊びも。
公爵とオレ、プラス使用人で別邸にいる。
公爵の両親は、公爵領の中の視察中に、別邸を使用することが多かったそうだ。
公爵と公爵の伴侶が来ると聞いた領地の文官は、公爵のお仕事を携えて挨拶に来た。
「お仕事が、溜まっております。」
公爵は、この遠出で、仕事をする考えはなかったらしい。
オレは、丁度よい機会だから、公爵に一緒に仕事をしようと誘った。
「金は、貯めても、仕事は溜めない方が、公爵と公爵領のためになる。」
うーん、と悩む公爵に。
「毎日の仕事の分量をだいたい決めて、一日の仕事を片付けたら、公爵領の中で遊ぶぞ。」
と仕切ったら、乗ってきた。
オレは、公爵の伴侶になって、半年経つが、公爵と同じ部屋で、対等に話をしたのは、今日が初めてだ。
別邸の執務室で、公爵とオレと文官は、和やかに会話しながら、仕事をさばいている。
公爵が屋敷に帰らない間、オレは、公爵の伴侶として、公爵領の仕事を引き受けた。
公爵の伴侶のオレに、領民は感謝してくれた。
今、改めて、公爵が領地に来たことを歓迎している領民を見ると。
公爵領の人は、公爵を愛しているんだなーと思った。
公爵が、公爵として、公爵領の人に愛されている。
公爵の伴侶のオレが、最初から、信用されて、歓迎されたのは、公爵への信用ありきだったんだなー。
公爵領の人と仲良くなったつもりでいたオレは、寂しいし、悔しい。
公爵が、公爵領民に愛されているのは、喜ばしいけどさ。
公爵が、領民に愛されている自覚を持ったら、公爵領の仕事を溜め込まなくなるかな?
公爵家は、公爵領にいくつか別邸を持っている。
オレは、公爵の伴侶のお仕事を始めてから知った。
公爵家の別邸は、オレの仮住まいとして、一度は、下見にいこうと思っていたんだ。
公爵が、真実の愛を捧げる人見つけて、その場で真実の愛を捧げるなら、オレは、待たずに日本に帰れると考えている。
ただ、真実の愛を捧げるというのが、何を意味するか分からない。
もしも、求婚だったら。
手順を踏むと思うんだよ。
そうなると、さ。
公爵が求婚して、オレが日本に帰るまでの間。
公爵、公爵の伴侶のオレ、公爵の愛人の三角関係が出来上がる。
オレの精神衛生上、良くない。
オレが日本に帰るために必要な条件だけどさ。
結婚しているくせに、堂々と他人との愛に生きやがって!と、
公爵を見るたびに、ストレスがたまりそう。
オレは、夫と夫の愛人と仲良くするのは無理。
結婚していなくても、二股は嫌だ。
略奪愛とか、略奪される側で体験したくない。
だからさ。
公爵に、真実の愛を捧げる人が見つかったら、今住んでいる屋敷を出て、別邸に移ろうと考えていた。
公爵家の屋敷の使用人とお別れするのは、寂しい気持ちになるだろうけど。
オレが、公爵の伴侶の地位をおわれて、日本へのカウントダウンが始まったら、公爵家の使用人は、オレから離しておかないと。
公爵家の使用人の主であり雇用者は、公爵の伴侶でなくなるオレじゃなく、公爵と次の伴侶になるから。
公爵家の使用人とのお別れを思うと、今から切なくなる。
公爵とのお別れ?
公爵の悩みは、神子様が何とかするのかな、とオレは思っている。
神子様は、公爵の真実の愛を捧げる相手だと、神子様自身が話していた。
公爵の家族を喪った喪失感は、神子様が癒やしてくれるのかなー?
その後に、公爵が、真実の愛を捧げる流れ?
たださー。
先の長い話になりそうなんだよなー。
公爵の様子を見ていると。
今の公爵に、恋人との交際を楽しむ余裕はなさそう。
手を繋いでデートとか。
恋人同士の甘いひととき、とか。
公爵が求めているのは、唯一無二の家族、半身との切れない繋がり、なんじゃないかなー。
今回の道中は、家族旅行のノリだった。
新婚旅行ではなく。
公爵に新婚旅行のノリを持ち出されても、オレは、叩き落とすけどな。
公爵の両親は、公爵領の中の視察中に、別邸を使用することが多かったそうだ。
公爵と公爵の伴侶が来ると聞いた領地の文官は、公爵のお仕事を携えて挨拶に来た。
「お仕事が、溜まっております。」
公爵は、この遠出で、仕事をする考えはなかったらしい。
オレは、丁度よい機会だから、公爵に一緒に仕事をしようと誘った。
「金は、貯めても、仕事は溜めない方が、公爵と公爵領のためになる。」
うーん、と悩む公爵に。
「毎日の仕事の分量をだいたい決めて、一日の仕事を片付けたら、公爵領の中で遊ぶぞ。」
と仕切ったら、乗ってきた。
オレは、公爵の伴侶になって、半年経つが、公爵と同じ部屋で、対等に話をしたのは、今日が初めてだ。
別邸の執務室で、公爵とオレと文官は、和やかに会話しながら、仕事をさばいている。
公爵が屋敷に帰らない間、オレは、公爵の伴侶として、公爵領の仕事を引き受けた。
公爵の伴侶のオレに、領民は感謝してくれた。
今、改めて、公爵が領地に来たことを歓迎している領民を見ると。
公爵領の人は、公爵を愛しているんだなーと思った。
公爵が、公爵として、公爵領の人に愛されている。
公爵の伴侶のオレが、最初から、信用されて、歓迎されたのは、公爵への信用ありきだったんだなー。
公爵領の人と仲良くなったつもりでいたオレは、寂しいし、悔しい。
公爵が、公爵領民に愛されているのは、喜ばしいけどさ。
公爵が、領民に愛されている自覚を持ったら、公爵領の仕事を溜め込まなくなるかな?
公爵家は、公爵領にいくつか別邸を持っている。
オレは、公爵の伴侶のお仕事を始めてから知った。
公爵家の別邸は、オレの仮住まいとして、一度は、下見にいこうと思っていたんだ。
公爵が、真実の愛を捧げる人見つけて、その場で真実の愛を捧げるなら、オレは、待たずに日本に帰れると考えている。
ただ、真実の愛を捧げるというのが、何を意味するか分からない。
もしも、求婚だったら。
手順を踏むと思うんだよ。
そうなると、さ。
公爵が求婚して、オレが日本に帰るまでの間。
公爵、公爵の伴侶のオレ、公爵の愛人の三角関係が出来上がる。
オレの精神衛生上、良くない。
オレが日本に帰るために必要な条件だけどさ。
結婚しているくせに、堂々と他人との愛に生きやがって!と、
公爵を見るたびに、ストレスがたまりそう。
オレは、夫と夫の愛人と仲良くするのは無理。
結婚していなくても、二股は嫌だ。
略奪愛とか、略奪される側で体験したくない。
だからさ。
公爵に、真実の愛を捧げる人が見つかったら、今住んでいる屋敷を出て、別邸に移ろうと考えていた。
公爵家の屋敷の使用人とお別れするのは、寂しい気持ちになるだろうけど。
オレが、公爵の伴侶の地位をおわれて、日本へのカウントダウンが始まったら、公爵家の使用人は、オレから離しておかないと。
公爵家の使用人の主であり雇用者は、公爵の伴侶でなくなるオレじゃなく、公爵と次の伴侶になるから。
公爵家の使用人とのお別れを思うと、今から切なくなる。
公爵とのお別れ?
公爵の悩みは、神子様が何とかするのかな、とオレは思っている。
神子様は、公爵の真実の愛を捧げる相手だと、神子様自身が話していた。
公爵の家族を喪った喪失感は、神子様が癒やしてくれるのかなー?
その後に、公爵が、真実の愛を捧げる流れ?
たださー。
先の長い話になりそうなんだよなー。
公爵の様子を見ていると。
今の公爵に、恋人との交際を楽しむ余裕はなさそう。
手を繋いでデートとか。
恋人同士の甘いひととき、とか。
公爵が求めているのは、唯一無二の家族、半身との切れない繋がり、なんじゃないかなー。
今回の道中は、家族旅行のノリだった。
新婚旅行ではなく。
公爵に新婚旅行のノリを持ち出されても、オレは、叩き落とすけどな。
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