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第5章 いつになったら、日本に帰れますか?
65.国王陛下、うちの公爵の友人を自称しながら、追い詰められていく公爵を見て見ぬふりしていましたよねー。貸しいくつで計算したらいいですかー?
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国王陛下の執務室にも、オレと公爵は、突撃した。
都会の人混みをすり抜ける要領で、突破しよう!
するり、するり。
時間を調整されると、横やりが入るよなー。
国王陛下の前に立つオレ。
すぐにオレに追いついて、横からオレの腰を抱く公爵。
「会いたかったよ、国王陛下。公爵が家に帰れない状況の恩恵は、貸し、いくつ分かなー?」
国王陛下は、公爵の状況を把握しながら、継続させていた。
公爵を王城に縛り付けていた山積みの仕事。
個人で、勝手に押し付けたにしては、数が多かった。
今朝まで、露見せずに積み重なっていたのは、公爵のところで、書類が滞留していたから。
国王陛下は、朝礼で、オレの演説を止めなかった。
ピックアップされた人達の一部は、別件で泳がされていたんだなー。
オレが、やろうとしていることに気づいたよ?
国王陛下も、この件の本当の担当も。
それでも、オレを止めなかったのは、まだ、自分達が表に出てくるときじゃないからだよな?
何のため、なんて、無粋な質問はしないよ、オレ。
公爵は、友人を疑わない。
国王陛下は、公爵の友人として、悪いようにはしないでくれよ?
オレは、笑顔で、国王陛下に圧をかけながら、オレの横のくっつき虫の頭を撫でてやった。
公爵が、友人を疑わなくても、公爵の伴侶は違うからなー。
オレは、今、公爵の伴侶だから。
伴侶というか、保護者かな?
公爵が、王城で追い込まれていったと分かった今。
公爵の保護者で、家族で、伴侶なオレ。
公爵領の問題には、既に、どっぷり関わっているオレ。
また、公爵が追い詰められて、公爵領が綱渡り状態になったら?
公爵も、公爵領も、二度目は、自力で立直って、舵取りしていかないと。
二度目の時は、オレはもういない。
日本に帰った後だ。
オレは、オレがこの世界から、いなくなった後も、公爵領の領民も、領地も衰退してほしくない。
完全に、オレの私欲。
だってなー。
公爵領にいた公爵は、年相応に、笑えたんだ。
両親を魔王による消失で失ってから、約一年間。
公爵は、王城から、公爵家に帰れなかった。
帰りたい、と、公爵が主張したら、帰れたのかな?
公爵が、主張する機会は、あったのかな?
オレと公爵領から帰ってきた公爵は、また、王城から帰れなくなる日が続くことを嫌がっている。
オレと公爵家の屋敷で過ごしたがっている。
今日、オレは、公爵をはりつかせながら、王城内を移動した。
神子様は、今日の様子をどこかで見ているか、報告を聞くだろう。
公爵が、オレを離さない限り、どうあっても、オレは王都から、神子様から、逃げられない。
なら、逃げ隠れせずに、神子様を見通せる場所にいることにした。
公爵は、オレを愛していると言っているけれど。
愛しているは、幅があるからなー。
公爵が、オレに初夜を求めたのは、体で繋ぎとめたかったのかなー、という気がしてきている。
オレは、今の公爵を神子様に渡せない。
神子様が、公爵を愛していて、公爵の心をとかしてくれるつもりがあるなら、公爵のために、待っていてほしい。
神子様と、そういう話をしないとなー。
オレは、無事、日本に帰れるかな?
都会の人混みをすり抜ける要領で、突破しよう!
するり、するり。
時間を調整されると、横やりが入るよなー。
国王陛下の前に立つオレ。
すぐにオレに追いついて、横からオレの腰を抱く公爵。
「会いたかったよ、国王陛下。公爵が家に帰れない状況の恩恵は、貸し、いくつ分かなー?」
国王陛下は、公爵の状況を把握しながら、継続させていた。
公爵を王城に縛り付けていた山積みの仕事。
個人で、勝手に押し付けたにしては、数が多かった。
今朝まで、露見せずに積み重なっていたのは、公爵のところで、書類が滞留していたから。
国王陛下は、朝礼で、オレの演説を止めなかった。
ピックアップされた人達の一部は、別件で泳がされていたんだなー。
オレが、やろうとしていることに気づいたよ?
国王陛下も、この件の本当の担当も。
それでも、オレを止めなかったのは、まだ、自分達が表に出てくるときじゃないからだよな?
何のため、なんて、無粋な質問はしないよ、オレ。
公爵は、友人を疑わない。
国王陛下は、公爵の友人として、悪いようにはしないでくれよ?
オレは、笑顔で、国王陛下に圧をかけながら、オレの横のくっつき虫の頭を撫でてやった。
公爵が、友人を疑わなくても、公爵の伴侶は違うからなー。
オレは、今、公爵の伴侶だから。
伴侶というか、保護者かな?
公爵が、王城で追い込まれていったと分かった今。
公爵の保護者で、家族で、伴侶なオレ。
公爵領の問題には、既に、どっぷり関わっているオレ。
また、公爵が追い詰められて、公爵領が綱渡り状態になったら?
公爵も、公爵領も、二度目は、自力で立直って、舵取りしていかないと。
二度目の時は、オレはもういない。
日本に帰った後だ。
オレは、オレがこの世界から、いなくなった後も、公爵領の領民も、領地も衰退してほしくない。
完全に、オレの私欲。
だってなー。
公爵領にいた公爵は、年相応に、笑えたんだ。
両親を魔王による消失で失ってから、約一年間。
公爵は、王城から、公爵家に帰れなかった。
帰りたい、と、公爵が主張したら、帰れたのかな?
公爵が、主張する機会は、あったのかな?
オレと公爵領から帰ってきた公爵は、また、王城から帰れなくなる日が続くことを嫌がっている。
オレと公爵家の屋敷で過ごしたがっている。
今日、オレは、公爵をはりつかせながら、王城内を移動した。
神子様は、今日の様子をどこかで見ているか、報告を聞くだろう。
公爵が、オレを離さない限り、どうあっても、オレは王都から、神子様から、逃げられない。
なら、逃げ隠れせずに、神子様を見通せる場所にいることにした。
公爵は、オレを愛していると言っているけれど。
愛しているは、幅があるからなー。
公爵が、オレに初夜を求めたのは、体で繋ぎとめたかったのかなー、という気がしてきている。
オレは、今の公爵を神子様に渡せない。
神子様が、公爵を愛していて、公爵の心をとかしてくれるつもりがあるなら、公爵のために、待っていてほしい。
神子様と、そういう話をしないとなー。
オレは、無事、日本に帰れるかな?
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