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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。
105.人生最大のプロポーズを打ち上げましょう。ランチも楽しみたいです。ランチ店の店員に見覚えがありました。『木工細工の工房の見習い?』
ランチに訪れたレストランには、どこかで見た顔が何人も。
「木工細工の工房の見習いが、生活費を稼ぐために働いている。」
とクロードが教えてくれた。
「オレが、お忍び公務したときの木工細工の工房?」
「他にも、似たような状況になった見習いや、閑古鳥が鳴く店の関係者が、生活費を稼ぐ場所をいくつか作った。
このレストランは、ヒサツグに縁がある者が多い。」
一種の公共事業になったんだな。
「オレが考えた案を現実に落とし込んで、使えるようにしてくれたんだ?
ありがとう。」
クロードは、結果も教えてくれた。
オレは、クロードがいないなら、オレがやってやる、と意気込んでいたけれど、オレが、一人で意気込んでいただけじゃなかった。
オレと一緒に問題を解決しようとしていた人は、オレ以上の熱意で、公爵のクロードを動かした。
オレは、何をしてもしなくても、嫌われてばかりだと思っていたけれど、オレ自身の働きを評価して動いてくれる人がいて、その人はクロードに、オレのことを伝えてくれていた。
嬉しい。
「クロード。オレ、公爵の伴侶になって良かった。
いい仕事をしてくれる人と一緒に、うんといい仕事が出来た。
最高に気分がいい。」
クロードは、オレの頭を撫でた。
以前、オレが、クロードにそうしていたときのように。
「さあ、ランチだ。」
オレとクロードは、見習い店員が働く様子を見ながら食事を済ませた。
ランチは、オレが一見さんに扮した工房を中心に中堅とベテラン以外職人が作った食器で提供していた。
レストランで店員が着ている服は、パタンナーがいなくなった服飾工房だけでなく、商売に繋げたい公爵領内の服飾工房がチャレンジしている。
オレは、クロードが、教えてくれるのをうんうん、と聞いている。
オレ、今が、幸せだ。
オレ、クロードと結婚して良かった。
オレとクロードは、オレが大満足でレストランを出た。
手を繋いでレストランを出たら、クロードが立ち止まった。
「どうした?」
クロードは、繋いでいた手を離して、オレと向かい合わせになる。
「ヒサツグには、感謝しかない。
私も、私の領民も。」
とクロード。
「クロードと領民が、喜んでくれて、オレを歓迎してくれたのが分かって、オレは嬉しい。」
「私がいない公爵領で、ヒサツグが一人で奮闘していたことを知って、どれほど感謝したか。」
とクロード。
「いないんだから、しょうがないだろ?
幸いなことに、クロードにはオレがいた。
良かったな?
オレと結婚していて、助かっただろう?」
冗談めかして言ってやる。
「助かったという言葉では足りない。
ヒサツグは、私の希望、領民の光。」
とクロード。
クロードは、おちゃらけに乗ってこなかった。
真面目な話なのか。
オレも真剣に向き合おう。
「オレは、結婚してから、クロードがいなさすぎて、クロードがいないのが当たり前になっていた。
でも、今になっては。
クロードがいない生活は、もう絶対にしたくない。
クロードがいない、と、毎日思いながら過ごすのは嫌だ。
クロードといるオレが、オレだから。
クロードは、これからも、オレと一緒にいる。
二人で一緒に、年をとるんだ。」
「先を越された。」
とクロード。
「オレが、旦那様だと認めるか?」
ふふーん。
「私は、ヒサツグに、私の嫁という自覚を持たせたい。」
と苦笑いのクロード。
いきなり、変態チックにならないよなー?
「初めて、私がヒサツグを見た日。ヒサツグは、何の疑問もなく働いていた。
私と出会ってからも、ヒサツグの勤勉さは変わらない。
ヒサツグは、どんな局面でも、自分自身で人生を切り拓こうと諦めなかった。
私は、私の感情だけで、ヒサツグの人生を私の横に繋いだ。
この先、ヒサツグが、何を思っても、私は、ヒサツグを手放すことはない。
何人たりとも、私の人生からヒサツグを外させない。
ヒサツグ、愛している。
私と、私の公爵領で生きて、私と共に、死んでくれるか。」
「木工細工の工房の見習いが、生活費を稼ぐために働いている。」
とクロードが教えてくれた。
「オレが、お忍び公務したときの木工細工の工房?」
「他にも、似たような状況になった見習いや、閑古鳥が鳴く店の関係者が、生活費を稼ぐ場所をいくつか作った。
このレストランは、ヒサツグに縁がある者が多い。」
一種の公共事業になったんだな。
「オレが考えた案を現実に落とし込んで、使えるようにしてくれたんだ?
ありがとう。」
クロードは、結果も教えてくれた。
オレは、クロードがいないなら、オレがやってやる、と意気込んでいたけれど、オレが、一人で意気込んでいただけじゃなかった。
オレと一緒に問題を解決しようとしていた人は、オレ以上の熱意で、公爵のクロードを動かした。
オレは、何をしてもしなくても、嫌われてばかりだと思っていたけれど、オレ自身の働きを評価して動いてくれる人がいて、その人はクロードに、オレのことを伝えてくれていた。
嬉しい。
「クロード。オレ、公爵の伴侶になって良かった。
いい仕事をしてくれる人と一緒に、うんといい仕事が出来た。
最高に気分がいい。」
クロードは、オレの頭を撫でた。
以前、オレが、クロードにそうしていたときのように。
「さあ、ランチだ。」
オレとクロードは、見習い店員が働く様子を見ながら食事を済ませた。
ランチは、オレが一見さんに扮した工房を中心に中堅とベテラン以外職人が作った食器で提供していた。
レストランで店員が着ている服は、パタンナーがいなくなった服飾工房だけでなく、商売に繋げたい公爵領内の服飾工房がチャレンジしている。
オレは、クロードが、教えてくれるのをうんうん、と聞いている。
オレ、今が、幸せだ。
オレ、クロードと結婚して良かった。
オレとクロードは、オレが大満足でレストランを出た。
手を繋いでレストランを出たら、クロードが立ち止まった。
「どうした?」
クロードは、繋いでいた手を離して、オレと向かい合わせになる。
「ヒサツグには、感謝しかない。
私も、私の領民も。」
とクロード。
「クロードと領民が、喜んでくれて、オレを歓迎してくれたのが分かって、オレは嬉しい。」
「私がいない公爵領で、ヒサツグが一人で奮闘していたことを知って、どれほど感謝したか。」
とクロード。
「いないんだから、しょうがないだろ?
幸いなことに、クロードにはオレがいた。
良かったな?
オレと結婚していて、助かっただろう?」
冗談めかして言ってやる。
「助かったという言葉では足りない。
ヒサツグは、私の希望、領民の光。」
とクロード。
クロードは、おちゃらけに乗ってこなかった。
真面目な話なのか。
オレも真剣に向き合おう。
「オレは、結婚してから、クロードがいなさすぎて、クロードがいないのが当たり前になっていた。
でも、今になっては。
クロードがいない生活は、もう絶対にしたくない。
クロードがいない、と、毎日思いながら過ごすのは嫌だ。
クロードといるオレが、オレだから。
クロードは、これからも、オレと一緒にいる。
二人で一緒に、年をとるんだ。」
「先を越された。」
とクロード。
「オレが、旦那様だと認めるか?」
ふふーん。
「私は、ヒサツグに、私の嫁という自覚を持たせたい。」
と苦笑いのクロード。
いきなり、変態チックにならないよなー?
「初めて、私がヒサツグを見た日。ヒサツグは、何の疑問もなく働いていた。
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私は、私の感情だけで、ヒサツグの人生を私の横に繋いだ。
この先、ヒサツグが、何を思っても、私は、ヒサツグを手放すことはない。
何人たりとも、私の人生からヒサツグを外させない。
ヒサツグ、愛している。
私と、私の公爵領で生きて、私と共に、死んでくれるか。」
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