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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。
134.英雄公爵クロードの友人、その三の素性を、公爵領の司祭様に聞いてみましょう。
クロードと神子様には、医者の妹の方を頼んだ。
医者の妹には、クロードと神子様の組み合わせがベストバランス。
オレは、安全のために、二人が帰ってくるまで、お留守番。
クロードの友人、その三の司祭に会う前に。
公爵領の司祭に、その三について、聞いてみようかなー。
オレは、結婚式の司祭を労いながら、話を聞くことにした。
公爵領の中にいて感じるのは、女神様信仰は、薄く広まっている、ということ。
女神様のことは誰もが知っているが、信仰が生活を支配することはない。
女神様の過保護に慣れたこちらの住人は、神頼みをするほどの危機を経験したことがない。
信仰心は、あるが、希薄。
女神様との関わりがないと信仰心は、育ちませんよ、と司祭様は話す。
国同士の戦争がない。
司祭が言うには、
女神様は、国同士の戦は好まない、らしい。
ひるがえって、国内での戦には、寛容なんだそうだ。
オレは、国内での戦が、英雄と国王陛下の戦いのことに思えてならない。
内戦は、咎めないと女神様から太鼓判を押されているなら、国王陛下が、事前準備を進めていたことに納得がいく。
女神様が、寛容というくらいだから、英雄と国王陛下の戦いは、歴史の中で、繰り返されてきたのだろう。
国王陛下は、来たるべき戦に備えてきた。
英雄のクロードに、情報を伏せたまま。
クロードは、英雄になったけれど、英雄としての知識を得ることは、国王陛下から制限されてきたんじゃないか、とオレは疑っている。
「司祭様。王都にいる司祭様と、公爵領の司祭様は、雰囲気が全然違います。
公爵領の司祭様は、親しみやすくて、お話しやすいです。
司祭になる方法や環境が、異なるのですか?」
「王都の司祭は、王侯貴族の出の者。王都以外は、その土地の者。分けていますから。」
と司祭様。
「都会暮らしの向き不向き、ですか?」
「王侯貴族の方と平民が混じり合うのは、難しいのです。
身分の逸脱を好ましくないと考える方もいます。」
と司祭様。
「王都で会った司祭の方は、クロードや、国王陛下と面識がある方でした。有名な方ですか?」
「司祭の上には、司教、司教の上には、大司教がいます。」
と司祭。
「ヒサツグ様がお会いされた方は、クロード様とも交流があった方ですね?
その方は、王族の方です。
末席とされていますが、王族には変わりありません。
王族が、司教、大司教となると、差し障りがありますから、最高が司祭と決まっています。」
公爵の友人その三は、末席とはいえ王族なのかー。
医者だけが、異質だったんだなー。
医者の妹には、クロードと神子様の組み合わせがベストバランス。
オレは、安全のために、二人が帰ってくるまで、お留守番。
クロードの友人、その三の司祭に会う前に。
公爵領の司祭に、その三について、聞いてみようかなー。
オレは、結婚式の司祭を労いながら、話を聞くことにした。
公爵領の中にいて感じるのは、女神様信仰は、薄く広まっている、ということ。
女神様のことは誰もが知っているが、信仰が生活を支配することはない。
女神様の過保護に慣れたこちらの住人は、神頼みをするほどの危機を経験したことがない。
信仰心は、あるが、希薄。
女神様との関わりがないと信仰心は、育ちませんよ、と司祭様は話す。
国同士の戦争がない。
司祭が言うには、
女神様は、国同士の戦は好まない、らしい。
ひるがえって、国内での戦には、寛容なんだそうだ。
オレは、国内での戦が、英雄と国王陛下の戦いのことに思えてならない。
内戦は、咎めないと女神様から太鼓判を押されているなら、国王陛下が、事前準備を進めていたことに納得がいく。
女神様が、寛容というくらいだから、英雄と国王陛下の戦いは、歴史の中で、繰り返されてきたのだろう。
国王陛下は、来たるべき戦に備えてきた。
英雄のクロードに、情報を伏せたまま。
クロードは、英雄になったけれど、英雄としての知識を得ることは、国王陛下から制限されてきたんじゃないか、とオレは疑っている。
「司祭様。王都にいる司祭様と、公爵領の司祭様は、雰囲気が全然違います。
公爵領の司祭様は、親しみやすくて、お話しやすいです。
司祭になる方法や環境が、異なるのですか?」
「王都の司祭は、王侯貴族の出の者。王都以外は、その土地の者。分けていますから。」
と司祭様。
「都会暮らしの向き不向き、ですか?」
「王侯貴族の方と平民が混じり合うのは、難しいのです。
身分の逸脱を好ましくないと考える方もいます。」
と司祭様。
「王都で会った司祭の方は、クロードや、国王陛下と面識がある方でした。有名な方ですか?」
「司祭の上には、司教、司教の上には、大司教がいます。」
と司祭。
「ヒサツグ様がお会いされた方は、クロード様とも交流があった方ですね?
その方は、王族の方です。
末席とされていますが、王族には変わりありません。
王族が、司教、大司教となると、差し障りがありますから、最高が司祭と決まっています。」
公爵の友人その三は、末席とはいえ王族なのかー。
医者だけが、異質だったんだなー。
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