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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。
171.妄想を楽しむには、シチュエーションが大事ですよね。
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クロードを寝室から出してなるものか。
オレの知性にかけて、阻止してみせる。
冴え渡れ、オレの弁舌。
「クロード。部屋を出る前に、オレとの会話が足りていないと思わないかな?」
「会話?」
とクロード。
クロード、ナニソレ顔をしている場合じゃないぞ。
「執務室ですると、匂いが染み付いて、執務室を使えなくなるから、止めよう。飛沫を拭き取るのは、困難だ。
オレは寝室で、リラックスした状態で、気持ちよくなりたい。」
「ヒサツグ。私は、執務室でしたいわけじゃない。片時もヒサツグを離したくない。
執務をしているときも、同様。
ヒサツグと離れたくない。
ヒサツグと離れなければいけない状況を乗り越えるためなら、匂いくらい。」
とクロード。
「クロード、オレは、イカ臭い執務室で、仕事をしたくない。
どうしても執務室でやるというのなら。
オレにも考えがある。
オレは、オレ専用の執務室を作る。
クロードとは、別の執務室を使うことにするぞ?」
「私は、何があっても、ヒサツグを離さないと決めている。執務室を分けるなど認めない。」
とクロード。
しまった!
クロードの監禁モードが起動しそうだ。
「執務室にこだわらないなら、寝室で試そう。」
「寝室で?」
「寝室に、とても簡単な仕事を持ち込んでみて、できるかどうか、確認しよう?」
「寝室に。」
気乗りしなさそうなクロード。
「簡易的な執務室を作って、その部屋は、執務しながら、やる部屋にしたらどうかな?」
シチュエーションを楽しむ的な。
「執務室だけじゃなくて、他にも、色々な、妄想を楽しめる部屋は、あってもいいんじゃないか?」
「妄想を楽しめる部屋。」
とクロード。
「例えば、お医者さんごっこができる部屋とか?」
オレは、執務室での背面座位を避けたくて、必死だった。
「お医者さんごっことは?」
とクロードが食いつく。
「医者役が『診察します』と言って、患者役が、診察というなの前戯でアンアン言わされて、最後は、『治療のために、注射します。』と医者が挿入する。」
「ヒサツグのお勧めか。」
とクロード。
あ、なんか、いい感じに阻止できそうじゃないか。
「お勧め、というか。
クロードが医者役なら、全部見てほしいし、触ってほしいし、何度でも注射してほしいなー、オレ。」
「それにしよう。」
よし、勝った!
オレは、内心で、ガッツポーズした。
認めよう。
オレは、多少、リップサービスを効かせすぎたことを。
「ヒサツグ。今、部屋を用意させる。」
お医者さんごっこに食いついたクロードの指示で、一時間後には、お医者さんごっこルームが出来上がっていた。
「楽しみだ。」
と目を輝かせるクロード。
オレは、異世界で、アダルトなお医者さんごっこをやることになった。
オレの知性にかけて、阻止してみせる。
冴え渡れ、オレの弁舌。
「クロード。部屋を出る前に、オレとの会話が足りていないと思わないかな?」
「会話?」
とクロード。
クロード、ナニソレ顔をしている場合じゃないぞ。
「執務室ですると、匂いが染み付いて、執務室を使えなくなるから、止めよう。飛沫を拭き取るのは、困難だ。
オレは寝室で、リラックスした状態で、気持ちよくなりたい。」
「ヒサツグ。私は、執務室でしたいわけじゃない。片時もヒサツグを離したくない。
執務をしているときも、同様。
ヒサツグと離れたくない。
ヒサツグと離れなければいけない状況を乗り越えるためなら、匂いくらい。」
とクロード。
「クロード、オレは、イカ臭い執務室で、仕事をしたくない。
どうしても執務室でやるというのなら。
オレにも考えがある。
オレは、オレ専用の執務室を作る。
クロードとは、別の執務室を使うことにするぞ?」
「私は、何があっても、ヒサツグを離さないと決めている。執務室を分けるなど認めない。」
とクロード。
しまった!
クロードの監禁モードが起動しそうだ。
「執務室にこだわらないなら、寝室で試そう。」
「寝室で?」
「寝室に、とても簡単な仕事を持ち込んでみて、できるかどうか、確認しよう?」
「寝室に。」
気乗りしなさそうなクロード。
「簡易的な執務室を作って、その部屋は、執務しながら、やる部屋にしたらどうかな?」
シチュエーションを楽しむ的な。
「執務室だけじゃなくて、他にも、色々な、妄想を楽しめる部屋は、あってもいいんじゃないか?」
「妄想を楽しめる部屋。」
とクロード。
「例えば、お医者さんごっこができる部屋とか?」
オレは、執務室での背面座位を避けたくて、必死だった。
「お医者さんごっことは?」
とクロードが食いつく。
「医者役が『診察します』と言って、患者役が、診察というなの前戯でアンアン言わされて、最後は、『治療のために、注射します。』と医者が挿入する。」
「ヒサツグのお勧めか。」
とクロード。
あ、なんか、いい感じに阻止できそうじゃないか。
「お勧め、というか。
クロードが医者役なら、全部見てほしいし、触ってほしいし、何度でも注射してほしいなー、オレ。」
「それにしよう。」
よし、勝った!
オレは、内心で、ガッツポーズした。
認めよう。
オレは、多少、リップサービスを効かせすぎたことを。
「ヒサツグ。今、部屋を用意させる。」
お医者さんごっこに食いついたクロードの指示で、一時間後には、お医者さんごっこルームが出来上がっていた。
「楽しみだ。」
と目を輝かせるクロード。
オレは、異世界で、アダルトなお医者さんごっこをやることになった。
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