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第7章 オレは、英雄公爵と並んで歩いています。始まりは、一人と一人でしたね。道なき道を切り拓きます。
184.長官は、愛こんにゃく家の男に会いました。男は、こんにゃくと結婚したいけれど、皆魅力的で、選べないと嘆いていました。
初夜おめでとうの襲撃後、クロードが尋問した王家の専属は、クロードが顔を認識しているくらい、偉い人だった。
アメリカでいうところの、CIA長官。
長官は、混乱に乗じて、クロードに近づき、クロードを説得しようと試みた。
長官は、女神様の加護による尻に屈伏して、クロードの説得に失敗したけれど。
長官とクロードでは、経験値や技量の差がありすぎたから。
クロードは、長官から、情報を引き出すに至らなかった。
クロードが、長官から話を引き出せなかった話を聞いたオレは、思った。
長官なら、寝返らなくても、オレと話くらいはするだろう、と。
オレが、話しやすい状況を整えればいい。
神子様を含めた捕り物部隊が捕まえた暗殺者の尋問を終えていたオレは、長官に、一人の男を引き合わせることにした。
男は、小さな部屋の中に、一人でいた。
大小様々なこんにゃくを手に、悩んでいる。
「こんにゃくがどうかしたか?」
と長官。
「皆違って、皆いいんです。悩みはつきません。」
と男。
「全部じゃダメなのか?」
「そんな、全部だなんて、私は、そんな節操なしでは。あ、でも、全部だったら、エンドレス?」
と男。
「こんにゃくばかり食わずに、他のものもまんべんなく食えよ。」
と長官。
「他のもの?こんにゃくの前で、よくもそんなひどい言葉を吐けますね。
こんにゃくが可哀想です。謝ってください。
私のこんにゃく達に!」
と、目をつり上げる男。
「いや、こんにゃくだろ?お前は、こんにゃくに、何を求めているんだ?」
と呆れている長官。
「こんにゃくは、私の旦那様です。
こんにゃくは、テクニシャンで、こんにゃくの全てで、私を翻弄して、夢中にさせ、こんにゃくなしではいられない体に私を変えてしまったんです。
私は、こんにゃくによって、愛される体に変えられて、こんにゃくに愛される喜びを知ってしまいました。
もう戻れません。
私だって、こんにゃくを愛しているんです。
私とこんにゃくは、連理の枝、比翼の鳥。
私とこんにゃくは、愛し合っています。
いつ結婚したっていいと思っているんです。」
と男。
男は、持っていたこんにゃく一つ一つに、愛しているよ、と告げながら、キスをしていく。
長官は、男に色々話しかけたが、最後は、かける言葉を思いつけなくなっていた。
オレは、斜め後ろから、長官に告げた。
「オレ、このおっさんの尋問を張り切ったんだ。
おっさんは、お喋りが好きじゃなかったからな。
長官は、お喋りが好きかな?
オレは、オレに友好的で、オレの聞きたいことをお喋りしてくれるお友達を募集しているんだ。」
長官は、部下の姿を見ていた。
「元に戻るのか?」
と長官。
「こんにゃく以上に愛する対象ができたら、求愛対象がこんにゃくじゃなくなるんじゃないかなー。
こんにゃくの次があるとして、おっさんが選ぶ次の相手が、こんにゃくを上回る何かにならないとも限らないぞ。」
「それは、どうにもならないのか?」
と長官。
「どうにも、というか、素質が開花した感もあるからなー。
長官も、自分自身で自覚していなかった素質や、隠してきた性癖を露わにして生きてみるか?
性癖によっては、受け入れ先が見つかるか分からない。
見つからなかったときのために、ご家族、ご親戚様に先に文をしたためておくといいかも。
愛こんにゃく家は、こんにゃく農家に転職した方が幸せになれる気がするけどなー。
愛こんにゃく家のおっさんについては、おっさんの家族情報を聞く前に尋問したからな。
今から、調べて、おっさんを家族に見せて、家族に引き取りさせないとな。」
こんにゃくに快楽漬けにされて、こんにゃくと相思相愛になり、こんにゃくがいないと生きていけなくなったおっさんに、こんにゃく以外の相手が立候補してくれるだろうか?
こんにゃく以外の何かが、こんにゃく一筋のおっさんに興味を持たせることは、そもそも、可能なのか?
おっさんは、愛妻家ならぬ、重度の愛こんにゃく家だからなー。
結果。
長官とオレは、お喋りを楽しむ仲になった。
アメリカでいうところの、CIA長官。
長官は、混乱に乗じて、クロードに近づき、クロードを説得しようと試みた。
長官は、女神様の加護による尻に屈伏して、クロードの説得に失敗したけれど。
長官とクロードでは、経験値や技量の差がありすぎたから。
クロードは、長官から、情報を引き出すに至らなかった。
クロードが、長官から話を引き出せなかった話を聞いたオレは、思った。
長官なら、寝返らなくても、オレと話くらいはするだろう、と。
オレが、話しやすい状況を整えればいい。
神子様を含めた捕り物部隊が捕まえた暗殺者の尋問を終えていたオレは、長官に、一人の男を引き合わせることにした。
男は、小さな部屋の中に、一人でいた。
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「こんにゃくがどうかしたか?」
と長官。
「皆違って、皆いいんです。悩みはつきません。」
と男。
「全部じゃダメなのか?」
「そんな、全部だなんて、私は、そんな節操なしでは。あ、でも、全部だったら、エンドレス?」
と男。
「こんにゃくばかり食わずに、他のものもまんべんなく食えよ。」
と長官。
「他のもの?こんにゃくの前で、よくもそんなひどい言葉を吐けますね。
こんにゃくが可哀想です。謝ってください。
私のこんにゃく達に!」
と、目をつり上げる男。
「いや、こんにゃくだろ?お前は、こんにゃくに、何を求めているんだ?」
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私は、こんにゃくによって、愛される体に変えられて、こんにゃくに愛される喜びを知ってしまいました。
もう戻れません。
私だって、こんにゃくを愛しているんです。
私とこんにゃくは、連理の枝、比翼の鳥。
私とこんにゃくは、愛し合っています。
いつ結婚したっていいと思っているんです。」
と男。
男は、持っていたこんにゃく一つ一つに、愛しているよ、と告げながら、キスをしていく。
長官は、男に色々話しかけたが、最後は、かける言葉を思いつけなくなっていた。
オレは、斜め後ろから、長官に告げた。
「オレ、このおっさんの尋問を張り切ったんだ。
おっさんは、お喋りが好きじゃなかったからな。
長官は、お喋りが好きかな?
オレは、オレに友好的で、オレの聞きたいことをお喋りしてくれるお友達を募集しているんだ。」
長官は、部下の姿を見ていた。
「元に戻るのか?」
と長官。
「こんにゃく以上に愛する対象ができたら、求愛対象がこんにゃくじゃなくなるんじゃないかなー。
こんにゃくの次があるとして、おっさんが選ぶ次の相手が、こんにゃくを上回る何かにならないとも限らないぞ。」
「それは、どうにもならないのか?」
と長官。
「どうにも、というか、素質が開花した感もあるからなー。
長官も、自分自身で自覚していなかった素質や、隠してきた性癖を露わにして生きてみるか?
性癖によっては、受け入れ先が見つかるか分からない。
見つからなかったときのために、ご家族、ご親戚様に先に文をしたためておくといいかも。
愛こんにゃく家は、こんにゃく農家に転職した方が幸せになれる気がするけどなー。
愛こんにゃく家のおっさんについては、おっさんの家族情報を聞く前に尋問したからな。
今から、調べて、おっさんを家族に見せて、家族に引き取りさせないとな。」
こんにゃくに快楽漬けにされて、こんにゃくと相思相愛になり、こんにゃくがいないと生きていけなくなったおっさんに、こんにゃく以外の相手が立候補してくれるだろうか?
こんにゃく以外の何かが、こんにゃく一筋のおっさんに興味を持たせることは、そもそも、可能なのか?
おっさんは、愛妻家ならぬ、重度の愛こんにゃく家だからなー。
結果。
長官とオレは、お喋りを楽しむ仲になった。
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