《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

文字の大きさ
212 / 673
第7章 オレは、英雄公爵と並んで歩いています。始まりは、一人と一人でしたね。道なき道を切り拓きます。

212.オレ、愛こんにゃく家の筒井筒疑惑に、介入しました。なぜか、クロードに女性をプッシュされることに?

「幼馴染が結婚するという思い込みで話をしないでくれ。」
と愛こんにゃく家。

「ずっと独り身を貫いていたのは、姉と結婚するためだったんじゃなかったんですか!ずっと仲は良かったんだから、後は、タイミングだけだ、と、誰だって、思っていました!
今頃になって、結婚しないなんて、よくもいけしゃあしゃあと。
姉の人生を何だと思っているんですか?」
とお姉さんの妹さん。

愛こんにゃく家が、独り身なのは、職業柄だからなー。

職業を話すわけにはいかないから、誤解を招いた?

「マウンテン王国では、運命に巡り会わなかったからだ。」
と愛こんにゃく家。

愛こんにゃく家が、ケレメイン公爵領へ、オレの暗殺に来なければ、こんにゃくとの愛に目覚めなかっただろうなー。

「その運命のために、ずっと待っていた姉を平気で裏切るんですか!」
とお姉さんの妹さん。

こんにゃくに可愛がられて、こんにゃくへの愛を貫こうとしている愛こんにゃく家を、お姉さんが、丸ごと愛せるなら、ありかなー?

「知らなかった世界を教えてくれた。」

こんにゃくに体を快楽で落とされる経験だからなー。

「一緒に生きるために、新しい生き方を考えるようになった。」

暗殺者は、廃業して、こんにゃくとの愛に生きる決意は固いんだなー。

「お互いを知ってしまったからには、離れ離れになるなど、耐えられない。一緒にいないと生きていけない。
ケレメイン大公国で、一緒に生きるために、ケレメイン大公妃の下で働くことにした。」

恋のために、祖国を捨てたと聞こえる。

「大公妃?大公妃の下で働くって、相手は大公妃の侍女ですか?」
とお姉さんの妹。

こんにゃくが、オレの侍女?

愛こんにゃく家の旦那様だから、侍女じゃなくて侍従かな?

「姉と何十年も仲良くしていたのに、姉を捨てて、大公妃の侍女を選んだ、と大公妃の侍女をしているような人が知ったら、どう思われるでしょうか?」
とお姉さんの弟。

どう思う?と言われてもなー。

こんにゃくに告げ口しても、こんにゃくと意思疎通出来なければ、こんにゃくの気持ちは、聞けない。

もう一度、オレが介入するか。

オレは、愛こんにゃく家に聞いてみた。
「あちらのお姉さんとは、どういう繋がりがあるのかな?」

「何十年も隣に住んでいる家族の一人です。個人的な繋がりはありません。」
と愛こんにゃく家。

愛こんにゃく家は、全否定しているぞ?

「逃げないでください。誤魔化さないでください。何十年も幼馴染として仲良くしてきた姉を、何でもない置き物のように言うなんて。」
とお姉さんの弟。

置き物とな?

お姉さんの弟さんの方が、悪口を言っていないか?

身内だから、許容範囲なのか?

お姉さんは、無言だ。
部屋に入ってから、一言も口を開かない。

「責任をとって、姉を連れて行ってください。」
とお姉さんの弟。

弟さん?
愛こんにゃく家に、随行員を増やす権限はない。

「大公妃の下で働いているくらいだから、姉を連れていくくらい出来ますよね?」
とお姉さんの弟さんは、念押ししてきた。

オレが、介入しよう。

愛こんにゃく家が、拒否しても、理解できない人達だと思う。

「オレの部下には、夫婦同然の相手がいる。お姉さんが、オレの部下に懸想していて、部下夫婦と三角関係になると知りながら、ケレメイン大公国に入国する許可は出さない。」

「オレの部下?大公妃でいらっしゃる?」
とお姉さんの弟。

「大公妃殿下、だな。敬称を省くな。」

「失礼しました。大公妃は、男性なんですね?」

「そうだな。」

「大公殿下も男性ですよね?」
とお姉さんの弟。

「そうだ。」

「大公妃が、男性だということは黙っていますから、姉を大公殿下の侍女にしてください。」
とお姉さんの弟。

「それなら、いいです。許せます。」
とお姉さんの妹さん。

何でだよ?

「黙りたいなら、黙っていたらいい。
お姉さんとお姉さんのテーブルにいる全員、大公妃の権限で、ケレメイン大公国への入国を拒否する。
入国しようとしたら、処分する。

ミーレ長官。

オレは、あのテーブルの全員をマウンテン王国から出さないこと。
ケレメイン大公妃の部下に接触しないこと、接触を企んだ段階で、厳罰に処すこと。
ケレメイン大公国に入国を企てた段階で処罰すること。

この三点を追加で、マウンテン王国へ要請する。
帰国前に終わらせるように。」

ミーレ長官は、承りました。
と頭を下げた。

「姉の人生を弄んで逃げる人を部下にするなんて、男なのに大公妃を名乗るだけはありますね。」
とお姉さんの妹。

お姉さんの弟も妹も、不敬が過ぎるんじゃないかなー。

お姉さんもなんで、黙っているんだ?

オレが、不敬な二人をつまみ出して、お姉さんに喋らせようかと考えていると。

「何十年も家が隣同士に建っていて、話しかけられたら、話すが、君達一家とは、世間話以上の会話をしてこなかった。
家族を呼んだのに、君達が来た理由が理解できない。」
と愛こんにゃく家。

どういうことかなー?

愛こんゃく家に筒井筒は、あるの?
ないの?
感想 84

あなたにおすすめの小説

異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる

ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。 アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。 異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。 【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。 αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。 負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。 「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。 庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。 ※Rシーンには♡マークをつけます。

氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻! だったら離婚したい! ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。 お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。 本編61話まで 番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。 ※細目キャラが好きなので書いてます。    多くの方に読んでいただき嬉しいです。  コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。    

異世界転移された傾国顔が、アラ還宰相の幼妻になって溺愛されるまでの話

ふき
BL
異世界に転移したカナトは、成り行きでアラ還の宰相ヴァルターと結婚することになる。 戸惑いながら迎えた初夜。衝動のキス、触れあう体温――そして翌朝から距離が遠ざかった。 「じゃあ、なんでキスなんてしたんだよ」 これは、若さを理由に逃げようとするアラ還宰相を、青年が逃がさない話。 ヴァルター×カナト ※サブCPで一部、近親関係を想起させる描写があります。

【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!

カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。 魔法と剣、そして魔物がいる世界で 年の差12歳の政略結婚?! ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。 冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。 人形のような美少女?になったオレの物語。 オレは何のために生まれたのだろうか? もう一人のとある人物は……。 2022年3月9日の夕方、本編完結 番外編追加完結。

ひ弱な竜人 ~周りより弱い身体に転生して、たまに面倒くさい事にも出会うけど家族・仲間・植物に囲まれて二度目の人生を楽しんでます~

白黒 キリン
ファンタジー
前世で重度の病人だった少年が、普人と変わらないくらい貧弱な身体に生まれた竜人族の少年ヤーウェルトとして転生する。ひたすらにマイペースに前世で諦めていたささやかな幸せを噛み締め、面倒くさい奴に絡まれたら鋼の精神力と図太い神経と植物の力を借りて圧倒し、面倒事に巻き込まれたら頼れる家族や仲間と植物の力を借りて撃破して、時に周囲を振り回しながら生きていく。 タイトルロゴは美風慶伍 様作で副題無し版です。 小説家になろうでも公開しています。 https://ncode.syosetu.com/n5715cb/ カクヨムでも公開してします。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887026500 ●現状あれこれ ・2021/02/21 完結 ・2020/12/16 累計1000000ポイント達成 ・2020/12/15 300話達成 ・2020/10/05 お気に入り700達成 ・2020/09/02 累計ポイント900000達成 ・2020/04/26 累計ポイント800000達成 ・2019/11/16 累計ポイント700000達成 ・2019/10/12 200話達成 ・2019/08/25 お気に入り登録者数600達成 ・2019/06/08 累計ポイント600000達成 ・2019/04/20 累計ポイント550000達成 ・2019/02/14 累計ポイント500000達成 ・2019/02/04 ブックマーク500達成

天使のような子の怪我の手当てをしたら氷の王子に懐かれました

藤吉めぐみ
BL
12/23後日談追加しました。 ================= 高校の養護教諭の世凪は、放課後の見回り中にプールに落ちてしまう。カナヅチの世凪は、そのまま溺れたと思ったが、気づくと全く知らない場所にある小さな池に座り込んでいた。 ここがどこなのか、何がどうなったのか分からない世凪に、「かあさま」と呼んで近づく小さな男の子。彼の怪我の手当てをしたら、世凪は不審者として捕まってしまう。 そんな世凪を助けてくれたのは、「氷の王子」と呼ばれるこの国の第二王子アドウェル。 冷淡で表情も変わらない人だと周りに言われたが、世凪に対するアドウェルは、穏やかで優しくて、理想の王子様でドキドキしてしまう世凪。でも王子は世凪に母親を重ねているようで…… 優しい年下王子様×異世界転移してきた前向き養護教諭の互いを知って認めていくあたたかな恋の話です。

【完結】異世界転移で落ちて来たイケメンからいきなり嫁認定された件

りゆき
BL
俺の部屋の天井から降って来た超絶美形の男。 そいつはいきなり俺の唇を奪った。 その男いわく俺は『運命の相手』なのだと。 いや、意味分からんわ!! どうやら異世界からやって来たイケメン。 元の世界に戻るには運命の相手と結ばれないといけないらしい。 そんなこと俺には関係ねー!!と、思っていたのに… 平凡サラリーマンだった俺の人生、異世界人への嫁入りに!? そんなことある!?俺は男ですが!? イケメンたちとのわちゃわちゃに巻き込まれ、愛やら嫉妬やら友情やら…平凡生活からの一転!? スパダリ超絶美形×平凡サラリーマンとの嫁入りラブコメ!! メインの二人以外に、 ・腹黒×俺様 ・ワンコ×ツンデレインテリ眼鏡 が登場予定。 ※R18シーンに印は入れていないのでお気をつけください。 ※前半は日本舞台、後半は異世界が舞台になります。 ※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載中。 ※完結保証。 ※ムーンさん用に一話あたりの文字数が多いため分割して掲載。 初日のみ4話、毎日6話更新します。 本編56話×分割2話+おまけの1話、合計113話。

令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った

しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー? という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡  短編コメディです