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第8章 29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。
242.女神様が帰った後、元神子様カズラ君とオレとクロードで話をしました。『ぼくは、神子に戻る気はない。期待しないでよ。』
女神様は、どこぞにお帰りになった。
オレは、クロードのお姫様抱っこからおりて、ソファーに寝そべっている。
オレは、元神子様カズラ君を歓迎した。
「カズラ・ワケイ君、お帰り。実験成功おめでとう。やり遂げたなー。」
オレが、偉大な成果を称えると。
「ぼくだからね。」
と元神子様カズラ君。
偉業を成し遂げたカズラ君は、淡々としている。
「ヒサツグは、日本に帰れた?」
と元神子様カズラ君に聞き返されるオレ。
途端に、クロードが、ソファーに寝転がるオレをぎゅうぎゅうしようとしてきた。
クロードの警戒心がマックスだ。
女神様は、クロードに何を吹き込んだのやら。
「クロード。カズラ君は、聞いているだけ。
オレは、監禁されていたから、何にもしていない。」
「監禁?」
とカズラ君。
「オレの昨日の格好の言い訳をさせてくれ。
夜着以外の服を取り上げられて、寝室に監禁されていたからだ。
ベビードールとショーツで歩き回る性癖は、オレにはない。
夜着が、清楚系だったのが、不幸中の幸いだと思うことにしている。」
「昨日のは、クロードの性癖なんだ。」
カズラ君のクロードを見る目が、恋しい男を見る目じゃなくなっている。
カズラ君のクロードを見る目は、
『この人と付き合わなくて、良かった。実際に付き合ってみないと分からないことってあるよね。』
と雄弁に語っていた。
カズラ君も、執務室でのプレイは好まないらしい。
人が来る場所で、なんて、落ち着かないよな?
とオレは思ったけど、カズラ君は違った。
「ぼくは、ぼくの姿を見て、喜ぶ他人が不快だから、やらない。」
とカズラ君。
強いな、カズラ君。
「ぼくは、ケレメイン大公妃殿下の共同研究者で、ケレメイン大公殿下の友人で、ケレメイン大公国の国賓だからね。
女神様は、ぼくがケレメイン大公国にいたら、クロードにちょっかいかけに来ないよ。
ヒサツグも、自力で異世界転移したら、女神様より格上になるから、女神様が逃げるけど?」
とカズラ君。
クロードは、ソファーに寝転がるオレを抱っこして、オレをどこにも行かせまいとしている。
「帰りたい気持ちは、やまやまなんだけどなー。」
クロードは、オレをぎゅうぎゅうと抱き締めてきた。
オレとクロードを見たカズラ君は、クロードに意見した。
「クロード。ヒサツグには、帰る権利がある。
ヒサツグは、クロードが支配する人じゃない。
支配する上下関係をクロードとヒサツグの普通にしたくないなら、クロードとヒサツグは、対等だと意識を切り替えなよ。」
とカズラ君。
クロードは、カズラ君に返事をせず、オレをどこにもやるまい、と抱き締めている。
カズラ君は、オレを取られまいとするクロードと、クロードにされるがままになっているオレを見ながら、言った。
「二人は、徹底的に話し合って、意見のすり合わせをしたらいいよ。
ヒサツグが何かしようとする都度、クロードが監禁して、ヒサツグがいないクロードが丸め込まれる未来が、簡単に想像出来るよね?
今回は、ぼくがいたから、何とかなった。
でも、ぼくは自分のことにしか、自分の力は使わないから。
ぼくが、ぼくのために手に入れた力なんだから、当然だよね。
ぼくに力があるからって、ぼくが何とかしてくれると勝手に期待したら、自滅するよ?
ぼくは、神子に戻る気はない。
ぼくは、誰にも、ぼくをいいように使わせない。
だから、例外は作らない。
ぼくからの話は、以上。
ぼくを国賓として遇する準備をしてから、二人で話し合えば?」
とカズラ君。
オレは、クロードのお姫様抱っこからおりて、ソファーに寝そべっている。
オレは、元神子様カズラ君を歓迎した。
「カズラ・ワケイ君、お帰り。実験成功おめでとう。やり遂げたなー。」
オレが、偉大な成果を称えると。
「ぼくだからね。」
と元神子様カズラ君。
偉業を成し遂げたカズラ君は、淡々としている。
「ヒサツグは、日本に帰れた?」
と元神子様カズラ君に聞き返されるオレ。
途端に、クロードが、ソファーに寝転がるオレをぎゅうぎゅうしようとしてきた。
クロードの警戒心がマックスだ。
女神様は、クロードに何を吹き込んだのやら。
「クロード。カズラ君は、聞いているだけ。
オレは、監禁されていたから、何にもしていない。」
「監禁?」
とカズラ君。
「オレの昨日の格好の言い訳をさせてくれ。
夜着以外の服を取り上げられて、寝室に監禁されていたからだ。
ベビードールとショーツで歩き回る性癖は、オレにはない。
夜着が、清楚系だったのが、不幸中の幸いだと思うことにしている。」
「昨日のは、クロードの性癖なんだ。」
カズラ君のクロードを見る目が、恋しい男を見る目じゃなくなっている。
カズラ君のクロードを見る目は、
『この人と付き合わなくて、良かった。実際に付き合ってみないと分からないことってあるよね。』
と雄弁に語っていた。
カズラ君も、執務室でのプレイは好まないらしい。
人が来る場所で、なんて、落ち着かないよな?
とオレは思ったけど、カズラ君は違った。
「ぼくは、ぼくの姿を見て、喜ぶ他人が不快だから、やらない。」
とカズラ君。
強いな、カズラ君。
「ぼくは、ケレメイン大公妃殿下の共同研究者で、ケレメイン大公殿下の友人で、ケレメイン大公国の国賓だからね。
女神様は、ぼくがケレメイン大公国にいたら、クロードにちょっかいかけに来ないよ。
ヒサツグも、自力で異世界転移したら、女神様より格上になるから、女神様が逃げるけど?」
とカズラ君。
クロードは、ソファーに寝転がるオレを抱っこして、オレをどこにも行かせまいとしている。
「帰りたい気持ちは、やまやまなんだけどなー。」
クロードは、オレをぎゅうぎゅうと抱き締めてきた。
オレとクロードを見たカズラ君は、クロードに意見した。
「クロード。ヒサツグには、帰る権利がある。
ヒサツグは、クロードが支配する人じゃない。
支配する上下関係をクロードとヒサツグの普通にしたくないなら、クロードとヒサツグは、対等だと意識を切り替えなよ。」
とカズラ君。
クロードは、カズラ君に返事をせず、オレをどこにもやるまい、と抱き締めている。
カズラ君は、オレを取られまいとするクロードと、クロードにされるがままになっているオレを見ながら、言った。
「二人は、徹底的に話し合って、意見のすり合わせをしたらいいよ。
ヒサツグが何かしようとする都度、クロードが監禁して、ヒサツグがいないクロードが丸め込まれる未来が、簡単に想像出来るよね?
今回は、ぼくがいたから、何とかなった。
でも、ぼくは自分のことにしか、自分の力は使わないから。
ぼくが、ぼくのために手に入れた力なんだから、当然だよね。
ぼくに力があるからって、ぼくが何とかしてくれると勝手に期待したら、自滅するよ?
ぼくは、神子に戻る気はない。
ぼくは、誰にも、ぼくをいいように使わせない。
だから、例外は作らない。
ぼくからの話は、以上。
ぼくを国賓として遇する準備をしてから、二人で話し合えば?」
とカズラ君。
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