256 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
256.オレ、危機感を覚えました。列強が世界中に植民地を作った時代ですか?列強に植民地化されないようにしないと。
「招かれざる客は、マウンテン王国もあれば、それ以外もあります。そのうち、国の数だけ、来ます。時間の問題です。」
とミーレ長官。
「お子さん、大人気だなー。」
「私の子どもだから、じゃなく、ケレメイン大公国は、狙い目ですから。」
とミーレ長官が冷たい。
「国を乗っ取りにくる?」
「乗っ取るよりも、支配下におく、属国にする、方向です。
王国には、王。大公国には大公。大公は、王国より一段下がります。
どの国も優位に立てるとふんで、上から来ます。」
とミーレ長官。
女神様の影響を排除するために、クロードを王にしないための秘策として、クロードを大公国の大公にしたことが裏目に出たのか。
女神様が支配しようとしない代わりに、住人が支配しようとしてくるんだなー。
一筋縄ではいかないな。
「今は、英雄大公クロード殿下と、私と司祭が、目立っていますから、いきなり武力行使まではいきません。
ケレメイン大公国を本格的に従わせる前の小手調べ期間です。
武力をチラつかせるくらいは、挨拶程度にしてきますよ。」
とミーレ長官。
「穏やかじゃないなー。」
「ヒサツグ様には、危機感をお持ちいただきたいんですが。」
とミーレ長官は、おフザケにのってこない。
危機感なー。
国のその後までは、ケレメイン大公国を作ると決めたときには想定していなかった。
ミーレ長官に言われて、なるほど、と膝を打っている段階なんだよなー。
「今は、どの国も、互いの出方をうかがって、様子見をしています。
お陰で、均衡が保たれているため、攻められていませんが、一国が動いたら、残り全ての国が、乗り遅れるまい、と追随してきます。
世界中の国を相手に戦うには、ケレメイン大公国は、弱いのです。
武力は、前述の通り。
敬意を払われるような国の歴史があるわけでもありません。
国主夫妻は、政治の素人。
ケレメイン大公国は、国としての不安要素が大き過ぎます。
ケレメイン大公国は、ケレメイン大公クロード殿下という柱が、なければ、国としての体裁を保てません。
周りが、生まれたてのケレメイン大公国を見守る姿勢なら、のんびり構えていても問題はありませんが。
マウンテン王国の国王陛下から決別して独立した国のケレメイン大公国を、各国は放置しません。
各国の王家にとって、反逆の徒が、既存の王家に並ぶ道筋が増えたも同然。
各国の王家は、ケレメイン大公国が大手を振って歩き出す前に、ひねり潰したくて仕方がないんです。
その上で支配したいんです。
クロード様が英雄であること、と、マウンテン王国が正式に独立を認めていることから、各国は踏みとどまっているに過ぎません。
ケレメイン大公国が、マウンテン王国の王家の弱体化につけこんで独立した、という印象を植え付けられたら、世界中の王家が、即、敵に回ります。」
とミーレ長官。
列強が、世界中を植民地化していた時代のような、ガッツのある時代なんだなー。
ケレメイン大公国は、列強側ではない。
ケレメイン大公国は、国としての、脆弱さが誰の目にも明白なんだ。
世界には、オレとクロードだけじゃない。
オレ達に都合がいい世界じゃないんだ。
オレは、こちらにきて、オレの立場の弱さを、散々、思い知らされてきたのに。
最近うまくいくことがおおかったから。
幸せに浸りすぎて、喉元過ぎれば熱さを忘れる状態になっていたんだな。
ミーレ長官に指摘されなかったら、危機感がないまま生きていたな、オレ。
「今までは、マウンテン王国の国王陛下からの暗殺者のみでした。
各国が、ケレメイン大公国を潰す決定をしたら、世界各国から暗殺者が送り込まれてくることになりますよ。」
とミーレ長官。
オレ、今、めちゃくちゃ危機感が高まったぞ。
とミーレ長官。
「お子さん、大人気だなー。」
「私の子どもだから、じゃなく、ケレメイン大公国は、狙い目ですから。」
とミーレ長官が冷たい。
「国を乗っ取りにくる?」
「乗っ取るよりも、支配下におく、属国にする、方向です。
王国には、王。大公国には大公。大公は、王国より一段下がります。
どの国も優位に立てるとふんで、上から来ます。」
とミーレ長官。
女神様の影響を排除するために、クロードを王にしないための秘策として、クロードを大公国の大公にしたことが裏目に出たのか。
女神様が支配しようとしない代わりに、住人が支配しようとしてくるんだなー。
一筋縄ではいかないな。
「今は、英雄大公クロード殿下と、私と司祭が、目立っていますから、いきなり武力行使まではいきません。
ケレメイン大公国を本格的に従わせる前の小手調べ期間です。
武力をチラつかせるくらいは、挨拶程度にしてきますよ。」
とミーレ長官。
「穏やかじゃないなー。」
「ヒサツグ様には、危機感をお持ちいただきたいんですが。」
とミーレ長官は、おフザケにのってこない。
危機感なー。
国のその後までは、ケレメイン大公国を作ると決めたときには想定していなかった。
ミーレ長官に言われて、なるほど、と膝を打っている段階なんだよなー。
「今は、どの国も、互いの出方をうかがって、様子見をしています。
お陰で、均衡が保たれているため、攻められていませんが、一国が動いたら、残り全ての国が、乗り遅れるまい、と追随してきます。
世界中の国を相手に戦うには、ケレメイン大公国は、弱いのです。
武力は、前述の通り。
敬意を払われるような国の歴史があるわけでもありません。
国主夫妻は、政治の素人。
ケレメイン大公国は、国としての不安要素が大き過ぎます。
ケレメイン大公国は、ケレメイン大公クロード殿下という柱が、なければ、国としての体裁を保てません。
周りが、生まれたてのケレメイン大公国を見守る姿勢なら、のんびり構えていても問題はありませんが。
マウンテン王国の国王陛下から決別して独立した国のケレメイン大公国を、各国は放置しません。
各国の王家にとって、反逆の徒が、既存の王家に並ぶ道筋が増えたも同然。
各国の王家は、ケレメイン大公国が大手を振って歩き出す前に、ひねり潰したくて仕方がないんです。
その上で支配したいんです。
クロード様が英雄であること、と、マウンテン王国が正式に独立を認めていることから、各国は踏みとどまっているに過ぎません。
ケレメイン大公国が、マウンテン王国の王家の弱体化につけこんで独立した、という印象を植え付けられたら、世界中の王家が、即、敵に回ります。」
とミーレ長官。
列強が、世界中を植民地化していた時代のような、ガッツのある時代なんだなー。
ケレメイン大公国は、列強側ではない。
ケレメイン大公国は、国としての、脆弱さが誰の目にも明白なんだ。
世界には、オレとクロードだけじゃない。
オレ達に都合がいい世界じゃないんだ。
オレは、こちらにきて、オレの立場の弱さを、散々、思い知らされてきたのに。
最近うまくいくことがおおかったから。
幸せに浸りすぎて、喉元過ぎれば熱さを忘れる状態になっていたんだな。
ミーレ長官に指摘されなかったら、危機感がないまま生きていたな、オレ。
「今までは、マウンテン王国の国王陛下からの暗殺者のみでした。
各国が、ケレメイン大公国を潰す決定をしたら、世界各国から暗殺者が送り込まれてくることになりますよ。」
とミーレ長官。
オレ、今、めちゃくちゃ危機感が高まったぞ。
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います
黄金
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻!
だったら離婚したい!
ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。
お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。
本編61話まで
番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。
※細目キャラが好きなので書いてます。
多くの方に読んでいただき嬉しいです。
コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。
みなしご白虎が獣人異世界でしあわせになるまで
キザキ ケイ
BL
親を亡くしたアルビノの小さなトラは、異世界へ渡った────……
気がつくと知らない場所にいた真っ白な子トラのタビトは、子ライオンのレグルスと出会い、彼が「獣人」であることを知る。
獣人はケモノとヒト両方の姿を持っていて、でも獣人は恐ろしい人間とは違うらしい。
故郷に帰りたいけれど、方法が分からず途方に暮れるタビトは、レグルスとふれあい、傷ついた心を癒やされながら共に成長していく。
しかし、珍しい見た目のタビトを狙うものが現れて────?
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
ひ弱な竜人 ~周りより弱い身体に転生して、たまに面倒くさい事にも出会うけど家族・仲間・植物に囲まれて二度目の人生を楽しんでます~
白黒 キリン
ファンタジー
前世で重度の病人だった少年が、普人と変わらないくらい貧弱な身体に生まれた竜人族の少年ヤーウェルトとして転生する。ひたすらにマイペースに前世で諦めていたささやかな幸せを噛み締め、面倒くさい奴に絡まれたら鋼の精神力と図太い神経と植物の力を借りて圧倒し、面倒事に巻き込まれたら頼れる家族や仲間と植物の力を借りて撃破して、時に周囲を振り回しながら生きていく。
タイトルロゴは美風慶伍 様作で副題無し版です。
小説家になろうでも公開しています。
https://ncode.syosetu.com/n5715cb/
カクヨムでも公開してします。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887026500
●現状あれこれ
・2021/02/21 完結
・2020/12/16 累計1000000ポイント達成
・2020/12/15 300話達成
・2020/10/05 お気に入り700達成
・2020/09/02 累計ポイント900000達成
・2020/04/26 累計ポイント800000達成
・2019/11/16 累計ポイント700000達成
・2019/10/12 200話達成
・2019/08/25 お気に入り登録者数600達成
・2019/06/08 累計ポイント600000達成
・2019/04/20 累計ポイント550000達成
・2019/02/14 累計ポイント500000達成
・2019/02/04 ブックマーク500達成
【完結】異世界転移で落ちて来たイケメンからいきなり嫁認定された件
りゆき
BL
俺の部屋の天井から降って来た超絶美形の男。
そいつはいきなり俺の唇を奪った。
その男いわく俺は『運命の相手』なのだと。
いや、意味分からんわ!!
どうやら異世界からやって来たイケメン。
元の世界に戻るには運命の相手と結ばれないといけないらしい。
そんなこと俺には関係ねー!!と、思っていたのに…
平凡サラリーマンだった俺の人生、異世界人への嫁入りに!?
そんなことある!?俺は男ですが!?
イケメンたちとのわちゃわちゃに巻き込まれ、愛やら嫉妬やら友情やら…平凡生活からの一転!?
スパダリ超絶美形×平凡サラリーマンとの嫁入りラブコメ!!
メインの二人以外に、
・腹黒×俺様
・ワンコ×ツンデレインテリ眼鏡
が登場予定。
※R18シーンに印は入れていないのでお気をつけください。
※前半は日本舞台、後半は異世界が舞台になります。
※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載中。
※完結保証。
※ムーンさん用に一話あたりの文字数が多いため分割して掲載。
初日のみ4話、毎日6話更新します。
本編56話×分割2話+おまけの1話、合計113話。
オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。