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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
274.ケレメイン大公国は、新興国としての勢いのままにいきます。ケレメイン大公国での社交は、一夫一婦制じゃなくても、一夫一婦でお願いします。
「ヒサツグが思うように。」
とクロード。
クロードは、重苦しい雰囲気は残しながらも、オレの意向を尊重してくれた。
弱点も弱みも知られている。
ならば、弱点も弱みも知られれていることを前提に動こうじゃないか。
『うちには、お宅様の要求に見合うものはありません。』
『今後、必要になったら、必要になった世代が検討します。』
こんな感じで、ないものは、ない、今いらんものはいらん、とばっさりいこう。
何か言われたら?
「これは、ケレメイン大公国スタイルです。」
と返す。
弱みを隠す手間が減った分、他に精を出すことができる。
転んでもただでは、起きない。
五百円硬貨とまでは、言わない。
五十円硬貨は拾いたい。
「国王陛下を招待して、王女様が押しかけてきたら、ミーレ長官の奥様が、がっちり捕まえて、接待漬け。
接待の中身は、これから考える。
ミーレ長官は、オレの指示を聞いて動くこと。
間に誰かを挟まないように。」
「そのように、いたします。」
とミーレ長官の奥様。
「わかりました。」
とミーレ長官。
「他の国も、全部、一夫一婦の夫婦で交流する。
側室や第二夫人以下は同行させないこと。
同行された場合は、待機場所で待機、もしくは、自主的にお帰りいただく。
一夫一婦なのは、妃は二人以上いるから、一人どうぞ、と言わせないように、だ。
未婚の王族の方がお越しになった場合は、ケレメイン大公夫妻の、王家との社交は夫婦単位で、という意向を汲んだものとして、ケレメイン大公国は、対応する。
すなわち、未婚である限り、王族の籍をぬけているとみなす。
ケレメイン大公国は、未婚王族が、入国しても、王族としての対応はしない。
文句は、どれだけ言われても構わない。
どこの誰が、どれに対してどんな文句を誰に言っていたか、を報告しろ。」
「横暴では?
世間知らずと笑われますよ?」
とミーレ長官。
「あのな?
本音で、皆で仲良く、なんて考えている国はないぞ。
今までは、女神様の意向を反映して、女神様のしもべが減るかもしれない国同士での争いはしてこなかった。
水面下では、あっても、表向きは、国と国との戦争はなかったよな?
これからは、違うぞ。
ケレメイン大公国の取り込むために、各国は、今までの不文律をないものとして動き出す。
国同士、互いにうかがっている期間はすぐに終わる。
どこが一番手に名乗りをあげるか。
一番手が踏み切れば、次々と、他の国が続く。
ケレメイン大公国の取り合いなら、争ってもいい、と解釈してな?」
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、頷いた。
「各国の文句をまとめると、国ごとに傾向がつかめるんじゃないかな?
どの国が、どんな考えで、何を狙いにきたか。
要求は、王女を嫁にしろ、と共通でも、要求の先にあるものが、同じとは限らない。
ゆくゆくは王女の国にしたい、のか。
植民地にして、領土を拡大したいのか。
今、ケレメイン大公国は、各国に関して、通り一遍の情報しかない。
狙われている今までの、ケレメイン大公国が独自に情報を集めるチャンス。
どの国の、どこの部署に誰がいる、とか、キーパーソンは、誰だ?とか。
まだ経験を積んでいる最中のケレメイン大公国の文官が、堂々と相手国とやり取りして情報収集に励み、今後の仕事に繋げる好機到来。
ケレメイン大公国は、新興国として、成り上がる勢いを大事にするぞ。
対外的には、一公爵家から成り上がりましたけれど、それが何か?英雄ですから、という姿勢を貫く。
今日の打ち合わせは、これで終わり。
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、帰って、子どもと話し合え。
女神様に祈らないように、子どもにも釘を刺しておけよな。」
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、会釈をして、足早に立ち去った。
「クロード、オレのために、色々飲み込んでくれて、ありがとう。」
オレとクロードは、ミーレ長官とミーレ長官の奥様が去った方と逆の部屋に向かう。
気が重いことが続いて、これからも、続くからさ。
運動したり、労ったり、労われたりして、モヤモヤした疲れを発散したいからな?
気分転換にな?
とクロード。
クロードは、重苦しい雰囲気は残しながらも、オレの意向を尊重してくれた。
弱点も弱みも知られている。
ならば、弱点も弱みも知られれていることを前提に動こうじゃないか。
『うちには、お宅様の要求に見合うものはありません。』
『今後、必要になったら、必要になった世代が検討します。』
こんな感じで、ないものは、ない、今いらんものはいらん、とばっさりいこう。
何か言われたら?
「これは、ケレメイン大公国スタイルです。」
と返す。
弱みを隠す手間が減った分、他に精を出すことができる。
転んでもただでは、起きない。
五百円硬貨とまでは、言わない。
五十円硬貨は拾いたい。
「国王陛下を招待して、王女様が押しかけてきたら、ミーレ長官の奥様が、がっちり捕まえて、接待漬け。
接待の中身は、これから考える。
ミーレ長官は、オレの指示を聞いて動くこと。
間に誰かを挟まないように。」
「そのように、いたします。」
とミーレ長官の奥様。
「わかりました。」
とミーレ長官。
「他の国も、全部、一夫一婦の夫婦で交流する。
側室や第二夫人以下は同行させないこと。
同行された場合は、待機場所で待機、もしくは、自主的にお帰りいただく。
一夫一婦なのは、妃は二人以上いるから、一人どうぞ、と言わせないように、だ。
未婚の王族の方がお越しになった場合は、ケレメイン大公夫妻の、王家との社交は夫婦単位で、という意向を汲んだものとして、ケレメイン大公国は、対応する。
すなわち、未婚である限り、王族の籍をぬけているとみなす。
ケレメイン大公国は、未婚王族が、入国しても、王族としての対応はしない。
文句は、どれだけ言われても構わない。
どこの誰が、どれに対してどんな文句を誰に言っていたか、を報告しろ。」
「横暴では?
世間知らずと笑われますよ?」
とミーレ長官。
「あのな?
本音で、皆で仲良く、なんて考えている国はないぞ。
今までは、女神様の意向を反映して、女神様のしもべが減るかもしれない国同士での争いはしてこなかった。
水面下では、あっても、表向きは、国と国との戦争はなかったよな?
これからは、違うぞ。
ケレメイン大公国の取り込むために、各国は、今までの不文律をないものとして動き出す。
国同士、互いにうかがっている期間はすぐに終わる。
どこが一番手に名乗りをあげるか。
一番手が踏み切れば、次々と、他の国が続く。
ケレメイン大公国の取り合いなら、争ってもいい、と解釈してな?」
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、頷いた。
「各国の文句をまとめると、国ごとに傾向がつかめるんじゃないかな?
どの国が、どんな考えで、何を狙いにきたか。
要求は、王女を嫁にしろ、と共通でも、要求の先にあるものが、同じとは限らない。
ゆくゆくは王女の国にしたい、のか。
植民地にして、領土を拡大したいのか。
今、ケレメイン大公国は、各国に関して、通り一遍の情報しかない。
狙われている今までの、ケレメイン大公国が独自に情報を集めるチャンス。
どの国の、どこの部署に誰がいる、とか、キーパーソンは、誰だ?とか。
まだ経験を積んでいる最中のケレメイン大公国の文官が、堂々と相手国とやり取りして情報収集に励み、今後の仕事に繋げる好機到来。
ケレメイン大公国は、新興国として、成り上がる勢いを大事にするぞ。
対外的には、一公爵家から成り上がりましたけれど、それが何か?英雄ですから、という姿勢を貫く。
今日の打ち合わせは、これで終わり。
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、帰って、子どもと話し合え。
女神様に祈らないように、子どもにも釘を刺しておけよな。」
ミーレ長官とミーレ長官の奥様は、会釈をして、足早に立ち去った。
「クロード、オレのために、色々飲み込んでくれて、ありがとう。」
オレとクロードは、ミーレ長官とミーレ長官の奥様が去った方と逆の部屋に向かう。
気が重いことが続いて、これからも、続くからさ。
運動したり、労ったり、労われたりして、モヤモヤした疲れを発散したいからな?
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