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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
547.元神子様カズラくんとケレメイン大公クロードは無双します。オレは、カズラくんとクロードに良いトスをあげました。
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オレは、不思議に思ったので、カズラくんに聞いてみた。
「カズラくんは、ドリアン王国がカズラくんにちょっかいをかけるのを止めさせるだけじゃなく、ドリアン王国の三国への侵略行為を止めさせることも、条件に含めてくれたんだなー。」
「ぼくのためだけだと、この世界の人に、ぼくの凄さを思い知らせることができないからね。
ドリアン王国の侵略行為を含めておくのは、ドリアン王国だけでなく、他の三国への牽制だよ。
ぼくに対して、ドリアン王国と同じ轍を踏むようなことはしないでもらいたいからね。」
とカズラくん。
おう。
カズラくんは、オレが思うよりずっと、色々考えていた。
「いい考えだなー。」
「ぼくだからね。」
とカズラくん。
カズラくんは、平常運転。
「ドリアン王国の国王陛下と侯爵子息は、帰国したときに、ドリアン人間が増えていたら嬉しいのかなー?」
「ドリアン王国を侮辱する気か?
大公妃などと持ち上げられただけの只人が!」
とドリアン王国の侯爵子息。
おう、おう。
威勢がいいなー。
オレは、ニヤッとしてしまう。
「ドリアン王国の国王陛下が、カズラくんの提案にうんと言わなくても。
今のケレメイン大公国で起きていることは、ドリアン王国を含む各国に筒抜けだから、隠せないぞ?」
「は?」
とドリアン王国の侯爵子息。
「オイ、オイ、忘れたのか?」
「ドリアン王国に何をした!」
とドリアン王国の侯爵子息。
「何かをしたのは、オレじゃないなー。」
「尻で生きている邪道なお前には、聞いていない。
ケレメイン大公!ドリアン王国に何をしたか、答えろ!」
とドリアン王国の侯爵子息。
「ドリアン王国の侯爵子息よ。私の大公妃に無礼を働くな。」
とクロード。
ドリアン王国の国王陛下は、侯爵子息が騒いでいる間に、席に戻って椅子に腰かけている。
「ケレメイン大公国は、ドリアン王国に何をしたのか、とくと聞かせてもらおう。」
とドリアン王国の国王陛下。
ドリアン王国の国王陛下は、居丈高。
対するクロードは、余裕の面持ち。
「ケレメイン大公国が、ドリアン王国に何をしたか、を問う前に。
ドリアン王国がケレメイン大公国に何をしてきたか、を思い出してみてはどうか?
私の答えを待たずとも、自ずと答えが知れるはず。」
とクロード。
「ケレメイン大公。
我が国の王の問いに真面目に答えないか!」
とドリアン王国の侯爵子息。
ドリアン王国の国王陛下と侯爵子息は、女神様に裁定を下された後から、クロードを下げた発言を止めている。
「では。
ケレメイン大公である私も、元神子カズラと同じことを言おう。
先程、私がドリアン王国の国王陛下に対して発した言葉だが。
ドリアン王国以外にも当てはまる。
心して聞いてもらいたい。
各国の代表がケレメイン大公国に滞在中に起きた出来事は、速やかに届けられるだろう。
どの情報がどの届け先へ届けられたかの特定は、不可能だ。
各国代表の滞在中に、ケレメイン大公国で起きた不祥事は秘匿されないことを心に刻んでから、各々帰られるといい。
ケレメイン大公国を侮らないことだ。」
とクロード。
クロードの台詞を聞いた、サーバル王国の王女シガラキノ様は、顔を引き締めてピンと背筋を伸ばす。
サーバル王国の国王陛下夫妻には変化なし。
マウンテン王国の四人は、表情を変えないまま、クロードの次の発言に耳を澄ませている。
「答えになっていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「答えはない。
ケレメイン大公国は、何もしていない。
しかし。
各国は、ケレメイン大公国に対して、何をしてきた?
思い返してみてはいかがか?」
とクロード。
『はいはい、スパイを大量に送り込んでいましたー。』
とこの場で手を挙げて答える人はいなそうだなー。
「ケレメイン大公国は、爪を研ぎ、牙を隠している。
必要なときには、いつでも、研いだ爪と牙を用いる用意がある。」
とクロード。
「カズラくんは、ドリアン王国がカズラくんにちょっかいをかけるのを止めさせるだけじゃなく、ドリアン王国の三国への侵略行為を止めさせることも、条件に含めてくれたんだなー。」
「ぼくのためだけだと、この世界の人に、ぼくの凄さを思い知らせることができないからね。
ドリアン王国の侵略行為を含めておくのは、ドリアン王国だけでなく、他の三国への牽制だよ。
ぼくに対して、ドリアン王国と同じ轍を踏むようなことはしないでもらいたいからね。」
とカズラくん。
おう。
カズラくんは、オレが思うよりずっと、色々考えていた。
「いい考えだなー。」
「ぼくだからね。」
とカズラくん。
カズラくんは、平常運転。
「ドリアン王国の国王陛下と侯爵子息は、帰国したときに、ドリアン人間が増えていたら嬉しいのかなー?」
「ドリアン王国を侮辱する気か?
大公妃などと持ち上げられただけの只人が!」
とドリアン王国の侯爵子息。
おう、おう。
威勢がいいなー。
オレは、ニヤッとしてしまう。
「ドリアン王国の国王陛下が、カズラくんの提案にうんと言わなくても。
今のケレメイン大公国で起きていることは、ドリアン王国を含む各国に筒抜けだから、隠せないぞ?」
「は?」
とドリアン王国の侯爵子息。
「オイ、オイ、忘れたのか?」
「ドリアン王国に何をした!」
とドリアン王国の侯爵子息。
「何かをしたのは、オレじゃないなー。」
「尻で生きている邪道なお前には、聞いていない。
ケレメイン大公!ドリアン王国に何をしたか、答えろ!」
とドリアン王国の侯爵子息。
「ドリアン王国の侯爵子息よ。私の大公妃に無礼を働くな。」
とクロード。
ドリアン王国の国王陛下は、侯爵子息が騒いでいる間に、席に戻って椅子に腰かけている。
「ケレメイン大公国は、ドリアン王国に何をしたのか、とくと聞かせてもらおう。」
とドリアン王国の国王陛下。
ドリアン王国の国王陛下は、居丈高。
対するクロードは、余裕の面持ち。
「ケレメイン大公国が、ドリアン王国に何をしたか、を問う前に。
ドリアン王国がケレメイン大公国に何をしてきたか、を思い出してみてはどうか?
私の答えを待たずとも、自ずと答えが知れるはず。」
とクロード。
「ケレメイン大公。
我が国の王の問いに真面目に答えないか!」
とドリアン王国の侯爵子息。
ドリアン王国の国王陛下と侯爵子息は、女神様に裁定を下された後から、クロードを下げた発言を止めている。
「では。
ケレメイン大公である私も、元神子カズラと同じことを言おう。
先程、私がドリアン王国の国王陛下に対して発した言葉だが。
ドリアン王国以外にも当てはまる。
心して聞いてもらいたい。
各国の代表がケレメイン大公国に滞在中に起きた出来事は、速やかに届けられるだろう。
どの情報がどの届け先へ届けられたかの特定は、不可能だ。
各国代表の滞在中に、ケレメイン大公国で起きた不祥事は秘匿されないことを心に刻んでから、各々帰られるといい。
ケレメイン大公国を侮らないことだ。」
とクロード。
クロードの台詞を聞いた、サーバル王国の王女シガラキノ様は、顔を引き締めてピンと背筋を伸ばす。
サーバル王国の国王陛下夫妻には変化なし。
マウンテン王国の四人は、表情を変えないまま、クロードの次の発言に耳を澄ませている。
「答えになっていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「答えはない。
ケレメイン大公国は、何もしていない。
しかし。
各国は、ケレメイン大公国に対して、何をしてきた?
思い返してみてはいかがか?」
とクロード。
『はいはい、スパイを大量に送り込んでいましたー。』
とこの場で手を挙げて答える人はいなそうだなー。
「ケレメイン大公国は、爪を研ぎ、牙を隠している。
必要なときには、いつでも、研いだ爪と牙を用いる用意がある。」
とクロード。
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