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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
588.クロードの胸の内に秘めていた気持ちを聞きましょう。やっと、泣き言を口に出せるような環境になりました。
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女神様の姿が消えた。
オレに授けられた女神様の加護も。
オレは、すっかり目が覚めてしまった。
仮眠できそうにないなー。
オレは、隣に眠るクロードの寝顔を見ながら、ベッドに横になる。
クロードは、英雄として魔王と対峙したときに一人で決断してからずっと、諦めなかった。
魔王になった元神子様だった女性から託された願いを、クロードは、自身の望みにした。
女神様は、もう神子様を召喚しない。
クロードの住む世界に、魔王は生まれなくなった。
クロードは、やっと望みを叶え終えた。
「よく頑張ったな。」
オレに打ち明けるまで、ずっと、クロードは、一人で抱えてきた。
理解者を作ることが困難な上に、大きすぎるくらい、大きな望みを、一人で。
オレが、クロードの顔を見ていると。
クロードが、オレを抱きしめてきた。
ぎゅっと。
うん?
どうしたのかな?
また、何か、不安になったのかな?
「クロード。
クロードが思っていること、感じていることでさ。
オレに話せそうなことはあるかな?」
「ヒサツグ。私は。」
とクロード。
クロードは、ぎゅっと、ぎゅっと、オレを抱きしめてくる。
オレとクロードは、全裸で向かい合っている。
クロードが何かに不安を感じているんだろうな、ということは分かった。
女神様が来たときに、起きたものの、寝たふりを続けていたクロード。
女神様も、クロードの狸寝入りに気づいていたと思う。
女神様もオレも、わざわざクロードを起こさなかった。
クロードは、女神様に直接会いたいと思っていないことをオレは知っていたから。
女神様も、クロードを見てきて、気づいていたと思う。
クロードの望みを叶えたくらいだから。
口にしなくても、おそらくは。
オレは、クロードにぎゅっと抱きしめられながら、抱きしめ返す。
「ヒサツグ。
私は、魔王に父上と母上を連れて行かれたくなかった。」
とクロード。
そりゃ、そうだよなー。
「ご両親との無理矢理なお別れなんて、したくなかったよな。」
クロードのご両親とクロードの関係は、良好だったから、なおさら。
「ヒサツグ。
私は、英雄に選ばれたくなどなかった。
私には、英雄に選ばれたがっている友人がいた。」
とクロード。
クロードは、友人であるマウンテン王国の国王陛下が、英雄に選ばれたがっている、ということを知っていたんだな。
「神子様と力を合わせて行う魔王を討伐も、したくはなかった。」
とクロード。
「魔王を討伐したら、名実ともに、クロードが英雄になるもんな。」
友人である国王陛下との仲がこじれないか、心配になるよな。
実際、こじれきったままだ。
「私は、英雄になりたいと思ったこともなければ、友人の邪魔をしたいと思ったこともなかった。」
とクロード。
クロードは、ないものを欲しがるよりも、今あるものを大事にしたい性格だと思う。
「クロードには、クロードの歩みたい人生があったんだよな?」
クロードは、オレをぎゅっとする。
「ヒサツグ。
私は、私の生まれてきた場所で、与えられた恩恵を活かして生きていくと思っていた。」
とクロード。
公爵家当主の嫡男だもんなー。
「父上、母上、友人、家人。
私は、私が恵まれた環境にいることを理解していた。
私の生まれに対し、与えられた環境に満足していた。
何一つ、不満はなかった。
私は、私の生まれてきた場所で生きていくことに疑問を覚えたことはなかった。」
とクロード。
クロードは、欲張らないんだよなー。
「クロードと会って話せば、クロードの過ごした時間がどれだけ良質なものだったかが伝わってくるからなー。
クロードの過ごしてきた、良質な時間は、クロードとクロードの周りの人で共に作り上げてきた時間だからさ。
クロードとクロードの周りにいた人が、いい関係を築いていたと分かるぞ。」
魔王による消失がなければ。
穏やかに過ごしていたんだろうな。
「私は、私の過ごしてきた環境を変えたくなかった。何も失いたくはなかった。」
とクロード。
「マウンテン王国、ケレメイン公爵家の王都邸に、オレを連れてきたクロードがさ。
家に帰れないほどの国の仕事を詰め込まれて、国王陛下に振り回されても。
その忙しい状態を続けていた理由は、国王陛下がクロードの友人だから、だったんだよな?」
クロードは、オレをぎゅっとしながら、そうだ、と言った。
「父上と母上が魔王による消失にあわれて、二度とお会いできなくなってしまった後。
国王陛下も、私と同じ境遇になられた。
国王陛下には、今は女王に即位された姉君がいらっしゃったが、姉君は、国政に積極的ではなかった。」
とクロード。
「オレとお茶会した当時、クロードの婚約者候補だったときかされたけど、そのときも国政に積極的、という風ではなかったな。」
今は、女王陛下だもんなー。
変わればかわるよな。
「英雄に選ばれる前の私は、私と同じ境遇になられた国王陛下と力をあわせて、国の復興を目指そうと決めた。」
とクロード。
「立派だぞ、クロード。」
誰も褒めて来なかっただろうけれど、クロードのしてきたことをオレは褒める。
オレは、クロードの味方だから。
「仕事に邁進するかたわら、寂しさも辛さも悲しみも、友人である国王陛下と理解し合える未来を、私は勝手に思い描いていた。」
とクロード。
クロードは自虐気味だ。
いやいや、クロードは悪くないからな?
「クロードは、友人である国王陛下を信用して、信頼していたからこそ。
仕事を通じて、国王陛下を助けたいと思っていたんだな?」
「しかし。結局は、私の独りよがりだった。」
とクロードは、ぎゅっとオレを抱きしめる。
「私は、友人との関係性は、いつまでも何も変わらない。
そう思っていた私は。
友人が変わっていくことに気づいても。
変わっていく友人に対して、対応を変えることができなかった。
一時的なものだと、私自身の感覚を誤魔化しさえした。」
とクロード。
「友人の態度が変わったからと、クロードも態度を変えたら、友人との関係が、完全にダメになってしまうかも、と考えるよな。」
なんといっても、権力者の友人だしなー。
「ヒサツグは、潰れそうな私を守ろうと、私の代わりに立ち向かった。
ヒサツグは、私の家族で、私の英雄になった。」
とクロード。
クロードの腕の力が、ふっと緩んだ。
クロードの胸板を見ていたオレは、クロードの顔を見上げる。
「ありがとう。ありがとう、ヒサツグ。」
とクロード。
クロードの目尻には、涙が溜まっている。
「オレがクロードに元気になって欲しかったからなー。」
クロードは、オレのつむじに顔をうずめた。
オレは、クロードの背に腕を回して、ゆっくりと撫でる。
「やっと、泣ける状況になったもんな。
たくさん、たくさん泣いていいぞ。
今までよく頑張ったな。」
オレに授けられた女神様の加護も。
オレは、すっかり目が覚めてしまった。
仮眠できそうにないなー。
オレは、隣に眠るクロードの寝顔を見ながら、ベッドに横になる。
クロードは、英雄として魔王と対峙したときに一人で決断してからずっと、諦めなかった。
魔王になった元神子様だった女性から託された願いを、クロードは、自身の望みにした。
女神様は、もう神子様を召喚しない。
クロードの住む世界に、魔王は生まれなくなった。
クロードは、やっと望みを叶え終えた。
「よく頑張ったな。」
オレに打ち明けるまで、ずっと、クロードは、一人で抱えてきた。
理解者を作ることが困難な上に、大きすぎるくらい、大きな望みを、一人で。
オレが、クロードの顔を見ていると。
クロードが、オレを抱きしめてきた。
ぎゅっと。
うん?
どうしたのかな?
また、何か、不安になったのかな?
「クロード。
クロードが思っていること、感じていることでさ。
オレに話せそうなことはあるかな?」
「ヒサツグ。私は。」
とクロード。
クロードは、ぎゅっと、ぎゅっと、オレを抱きしめてくる。
オレとクロードは、全裸で向かい合っている。
クロードが何かに不安を感じているんだろうな、ということは分かった。
女神様が来たときに、起きたものの、寝たふりを続けていたクロード。
女神様も、クロードの狸寝入りに気づいていたと思う。
女神様もオレも、わざわざクロードを起こさなかった。
クロードは、女神様に直接会いたいと思っていないことをオレは知っていたから。
女神様も、クロードを見てきて、気づいていたと思う。
クロードの望みを叶えたくらいだから。
口にしなくても、おそらくは。
オレは、クロードにぎゅっと抱きしめられながら、抱きしめ返す。
「ヒサツグ。
私は、魔王に父上と母上を連れて行かれたくなかった。」
とクロード。
そりゃ、そうだよなー。
「ご両親との無理矢理なお別れなんて、したくなかったよな。」
クロードのご両親とクロードの関係は、良好だったから、なおさら。
「ヒサツグ。
私は、英雄に選ばれたくなどなかった。
私には、英雄に選ばれたがっている友人がいた。」
とクロード。
クロードは、友人であるマウンテン王国の国王陛下が、英雄に選ばれたがっている、ということを知っていたんだな。
「神子様と力を合わせて行う魔王を討伐も、したくはなかった。」
とクロード。
「魔王を討伐したら、名実ともに、クロードが英雄になるもんな。」
友人である国王陛下との仲がこじれないか、心配になるよな。
実際、こじれきったままだ。
「私は、英雄になりたいと思ったこともなければ、友人の邪魔をしたいと思ったこともなかった。」
とクロード。
クロードは、ないものを欲しがるよりも、今あるものを大事にしたい性格だと思う。
「クロードには、クロードの歩みたい人生があったんだよな?」
クロードは、オレをぎゅっとする。
「ヒサツグ。
私は、私の生まれてきた場所で、与えられた恩恵を活かして生きていくと思っていた。」
とクロード。
公爵家当主の嫡男だもんなー。
「父上、母上、友人、家人。
私は、私が恵まれた環境にいることを理解していた。
私の生まれに対し、与えられた環境に満足していた。
何一つ、不満はなかった。
私は、私の生まれてきた場所で生きていくことに疑問を覚えたことはなかった。」
とクロード。
クロードは、欲張らないんだよなー。
「クロードと会って話せば、クロードの過ごした時間がどれだけ良質なものだったかが伝わってくるからなー。
クロードの過ごしてきた、良質な時間は、クロードとクロードの周りの人で共に作り上げてきた時間だからさ。
クロードとクロードの周りにいた人が、いい関係を築いていたと分かるぞ。」
魔王による消失がなければ。
穏やかに過ごしていたんだろうな。
「私は、私の過ごしてきた環境を変えたくなかった。何も失いたくはなかった。」
とクロード。
「マウンテン王国、ケレメイン公爵家の王都邸に、オレを連れてきたクロードがさ。
家に帰れないほどの国の仕事を詰め込まれて、国王陛下に振り回されても。
その忙しい状態を続けていた理由は、国王陛下がクロードの友人だから、だったんだよな?」
クロードは、オレをぎゅっとしながら、そうだ、と言った。
「父上と母上が魔王による消失にあわれて、二度とお会いできなくなってしまった後。
国王陛下も、私と同じ境遇になられた。
国王陛下には、今は女王に即位された姉君がいらっしゃったが、姉君は、国政に積極的ではなかった。」
とクロード。
「オレとお茶会した当時、クロードの婚約者候補だったときかされたけど、そのときも国政に積極的、という風ではなかったな。」
今は、女王陛下だもんなー。
変わればかわるよな。
「英雄に選ばれる前の私は、私と同じ境遇になられた国王陛下と力をあわせて、国の復興を目指そうと決めた。」
とクロード。
「立派だぞ、クロード。」
誰も褒めて来なかっただろうけれど、クロードのしてきたことをオレは褒める。
オレは、クロードの味方だから。
「仕事に邁進するかたわら、寂しさも辛さも悲しみも、友人である国王陛下と理解し合える未来を、私は勝手に思い描いていた。」
とクロード。
クロードは自虐気味だ。
いやいや、クロードは悪くないからな?
「クロードは、友人である国王陛下を信用して、信頼していたからこそ。
仕事を通じて、国王陛下を助けたいと思っていたんだな?」
「しかし。結局は、私の独りよがりだった。」
とクロードは、ぎゅっとオレを抱きしめる。
「私は、友人との関係性は、いつまでも何も変わらない。
そう思っていた私は。
友人が変わっていくことに気づいても。
変わっていく友人に対して、対応を変えることができなかった。
一時的なものだと、私自身の感覚を誤魔化しさえした。」
とクロード。
「友人の態度が変わったからと、クロードも態度を変えたら、友人との関係が、完全にダメになってしまうかも、と考えるよな。」
なんといっても、権力者の友人だしなー。
「ヒサツグは、潰れそうな私を守ろうと、私の代わりに立ち向かった。
ヒサツグは、私の家族で、私の英雄になった。」
とクロード。
クロードの腕の力が、ふっと緩んだ。
クロードの胸板を見ていたオレは、クロードの顔を見上げる。
「ありがとう。ありがとう、ヒサツグ。」
とクロード。
クロードの目尻には、涙が溜まっている。
「オレがクロードに元気になって欲しかったからなー。」
クロードは、オレのつむじに顔をうずめた。
オレは、クロードの背に腕を回して、ゆっくりと撫でる。
「やっと、泣ける状況になったもんな。
たくさん、たくさん泣いていいぞ。
今までよく頑張ったな。」
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2026/01/09 加筆修正終了
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