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17.王家は当時の第一王子の直系。王家と国王から見る男爵家と辺境伯家。俺を守りながら、俺との結婚を成し遂げた幼馴染による風呂場用マットドン。
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「当時の国王陛下や国の偉い人達はどう考えていた?」
「当時の国王陛下は、何代かに一人いると言われるくらい珍しい、辺境伯とは懇意にしたい派の国王で、王子を辺境伯領に遊びに行かせて、辺境伯家と友好関係を築こうとしていた。」
と幼馴染。
立身出世の王道をいくのではなく、辺境伯家以外の人間が辺境伯領のドラゴンを手なずけるなどという博打を思いついたのは、ドラゴンという存在を気軽にとらえていたからなんだ。
「当時、第一王子よりも第二王子の方が辺境伯領に出入りしていた?」
「うん。上に第一王子がいるからこそ、第二王子は気さくに振る舞うことができ、移動にさくだけの時間も作れたんだよ。」
と幼馴染。
第二王子と男爵家の息子の話の裏を知ると、当時の情勢が分かってくる。
当時の王家、もしくは国王は政治的に弱かった。
王家よりも貴族に勢いがあった。
何代かに一人の割合で、辺境伯家と懇意にしようとする国王が出てくるという話にも裏がある。
王家や国王よりも、貴族の方が政治的に強くなるタイミングが、何代かに一回くらいの割合で巡ってくる。
何代かに一回の辺境伯家にとってのあたりの国王は、貴族に対する政治的な力の弱さを補う目的で、辺境伯家にすり寄っている。
代々の国王が辺境伯家にすり寄り続けることにならないのは、国王が辺境伯家にすり寄った反動で、貴族との関係が強固になったり、王家の力が強まったりする代が出てくるから。
「第一王子の方が跡継ぎとしてたくさん求められるものがあり、第一王子はそれに応えていたんだ?」
第一王子を王太子にしようとするとき、明確な反対意見が出ない代わりに、王太子に必要なことはまだある、学びが足りない、とあれもこれもと要請を足していた人達がいた?
第一王子を王太子にすることは、外戚となる貴族と外戚ではない貴族との綱引きの材料になっていた?
「うん。第二王子が、第一王子と並ぶ人気であっても、第一王子をたてる臣下の姿勢を第二王子が徹底していれば、第二王子を王太子に推す勢力は拡大しなかった。」
と幼馴染。
第二王子は、人を集める気質や気風を第一王子のために捧げると公言したりもしなかったんだ。
「第二王子よりも第一王子が辺境伯家との繋がりを強めていたら、第一王子が王太子にならない可能性を考える人も増えなかった?」
「うん。」
と幼馴染。
「第一王子は即位後、辺境伯家に対してどんな立ち位置をとった?」
「父王とは一転して、王家と辺境伯家との蜜月はあり得ない派だったよ。」
と幼馴染。
第二王子と男爵家の息子の件を利用し、辺境伯家以外の貴族の掌握に成功した後。
第二王子を惑わせた息子がいた男爵家と、第二王子が利用しようとしたドラゴンと共生する辺境伯家の存在は、第一王子にとって煙たい存在であり続けた?
即位後も。
今の国王も王子も王女も。
第二王子を追い落として表舞台に立てなくすることに成功した第一王子の直系。
俺の家が、王家に警戒されている理由は理解した。
第二王子を誑かした息子の家であると同時に、第一王子の足場を固めるための踏み台になった第二王子を蟄居に追い込むための最良の小道具、もしくは生贄を用意した家でもある。
第二王子と第一王子の政争に敗れた第二王子側の息子を一人失っても、家を存続させて、他の家族を生かし、使用人の生活を守ることを選んだ当主がいたから、俺は生まれた。
俺の父の代になり、王家が男爵家の嫁取りに介入したりと強権を発動してきたのは。
代を重ねるごとに、男爵家が今のようになった経緯について王家側の引き継ぎが曖昧になったから?
男爵家に対する扱いの真相を理解せず、悪く扱うことだけを引き継いだ?
悪く扱われる謂れなんてないはずなのに。
「お兄さんとドラゴンの大活躍、見てみたかった。」
これまでの裏を知っていて、見ることが叶ったなら、すっとしただろうな。
「兄上もドラゴンも王城散策を十分楽しんだようだ。」
と幼馴染。
ドラゴンは、散策する生き物だったかな?
「お兄さんとドラゴンは、王家と男爵家の因縁を断ち切ってくれたんだ?」
「兄上に感謝しても構わないが、お前が好きになるのは俺だけにするんだよ?」
と幼馴染。
「俺は、お兄さんの部下になりたいだけだよ。」
「俺のことは?」
と幼馴染。
返事を待っているという顔で見つめられると気恥ずかしい。
「俺、温まりたい。」
幼馴染の胸板の上に座る体勢のままじゃ話しにくいから、体勢を変えようよ。
「お前は、俺が温めるよ。」
と幼馴染。
俺の指に絡められていた指が外れたかと思うと、体に手が回る。
「どこ触って。」
幼馴染の行動を止めようとしたときには遅かった。
ぐいっと引き倒された俺の体は、幼馴染の体と入れ替わるように、風呂場用マットの上に仰向けになっている。
風呂場用マットの上で仰向けになっている全裸の俺の上に、全裸の幼馴染が、体が重なるように乗ってくる。
俺のと当たるんじゃ?
と慌てたのに、体格差と足の長さの差を思い知らされた。
俺の分身は、幼馴染の腹にお邪魔しますみたいな遠慮深さを発揮してくっついている。
幼馴染の分身は、俺の太ももの間に挟まるようにしておさまっている。
こんな体勢、絶対意識してしまう!
当たっているどころじゃない。
挟んでいるんだよ?
自分の分身が幼馴染の腹にくっついているよりも、足の間に挟まりにきた幼馴染の分身が気になって仕方がないよ。
幼馴染が足の間にぶら下げているものに興味を持ったことなんか、今までなかったのに。
風呂場用マットの上に仰向けに寝転がる俺の上に乗っかる幼馴染は、俺の分身についても、幼馴染の分身についても一言も触れてこない。
まだ固くなっていないから、俺を温めようとしてくれている幼馴染には、自分の分身を俺に意識させるつもりなんかなくて。
俺が一方的に意識しているだけ。
それなのに、両太ももの内側が緊張してしまう。
幼馴染に風呂場用マットドンされているから、逃げられない。
「俺は、お前が好きだよ。」
と幼馴染。
「当時の国王陛下は、何代かに一人いると言われるくらい珍しい、辺境伯とは懇意にしたい派の国王で、王子を辺境伯領に遊びに行かせて、辺境伯家と友好関係を築こうとしていた。」
と幼馴染。
立身出世の王道をいくのではなく、辺境伯家以外の人間が辺境伯領のドラゴンを手なずけるなどという博打を思いついたのは、ドラゴンという存在を気軽にとらえていたからなんだ。
「当時、第一王子よりも第二王子の方が辺境伯領に出入りしていた?」
「うん。上に第一王子がいるからこそ、第二王子は気さくに振る舞うことができ、移動にさくだけの時間も作れたんだよ。」
と幼馴染。
第二王子と男爵家の息子の話の裏を知ると、当時の情勢が分かってくる。
当時の王家、もしくは国王は政治的に弱かった。
王家よりも貴族に勢いがあった。
何代かに一人の割合で、辺境伯家と懇意にしようとする国王が出てくるという話にも裏がある。
王家や国王よりも、貴族の方が政治的に強くなるタイミングが、何代かに一回くらいの割合で巡ってくる。
何代かに一回の辺境伯家にとってのあたりの国王は、貴族に対する政治的な力の弱さを補う目的で、辺境伯家にすり寄っている。
代々の国王が辺境伯家にすり寄り続けることにならないのは、国王が辺境伯家にすり寄った反動で、貴族との関係が強固になったり、王家の力が強まったりする代が出てくるから。
「第一王子の方が跡継ぎとしてたくさん求められるものがあり、第一王子はそれに応えていたんだ?」
第一王子を王太子にしようとするとき、明確な反対意見が出ない代わりに、王太子に必要なことはまだある、学びが足りない、とあれもこれもと要請を足していた人達がいた?
第一王子を王太子にすることは、外戚となる貴族と外戚ではない貴族との綱引きの材料になっていた?
「うん。第二王子が、第一王子と並ぶ人気であっても、第一王子をたてる臣下の姿勢を第二王子が徹底していれば、第二王子を王太子に推す勢力は拡大しなかった。」
と幼馴染。
第二王子は、人を集める気質や気風を第一王子のために捧げると公言したりもしなかったんだ。
「第二王子よりも第一王子が辺境伯家との繋がりを強めていたら、第一王子が王太子にならない可能性を考える人も増えなかった?」
「うん。」
と幼馴染。
「第一王子は即位後、辺境伯家に対してどんな立ち位置をとった?」
「父王とは一転して、王家と辺境伯家との蜜月はあり得ない派だったよ。」
と幼馴染。
第二王子と男爵家の息子の件を利用し、辺境伯家以外の貴族の掌握に成功した後。
第二王子を惑わせた息子がいた男爵家と、第二王子が利用しようとしたドラゴンと共生する辺境伯家の存在は、第一王子にとって煙たい存在であり続けた?
即位後も。
今の国王も王子も王女も。
第二王子を追い落として表舞台に立てなくすることに成功した第一王子の直系。
俺の家が、王家に警戒されている理由は理解した。
第二王子を誑かした息子の家であると同時に、第一王子の足場を固めるための踏み台になった第二王子を蟄居に追い込むための最良の小道具、もしくは生贄を用意した家でもある。
第二王子と第一王子の政争に敗れた第二王子側の息子を一人失っても、家を存続させて、他の家族を生かし、使用人の生活を守ることを選んだ当主がいたから、俺は生まれた。
俺の父の代になり、王家が男爵家の嫁取りに介入したりと強権を発動してきたのは。
代を重ねるごとに、男爵家が今のようになった経緯について王家側の引き継ぎが曖昧になったから?
男爵家に対する扱いの真相を理解せず、悪く扱うことだけを引き継いだ?
悪く扱われる謂れなんてないはずなのに。
「お兄さんとドラゴンの大活躍、見てみたかった。」
これまでの裏を知っていて、見ることが叶ったなら、すっとしただろうな。
「兄上もドラゴンも王城散策を十分楽しんだようだ。」
と幼馴染。
ドラゴンは、散策する生き物だったかな?
「お兄さんとドラゴンは、王家と男爵家の因縁を断ち切ってくれたんだ?」
「兄上に感謝しても構わないが、お前が好きになるのは俺だけにするんだよ?」
と幼馴染。
「俺は、お兄さんの部下になりたいだけだよ。」
「俺のことは?」
と幼馴染。
返事を待っているという顔で見つめられると気恥ずかしい。
「俺、温まりたい。」
幼馴染の胸板の上に座る体勢のままじゃ話しにくいから、体勢を変えようよ。
「お前は、俺が温めるよ。」
と幼馴染。
俺の指に絡められていた指が外れたかと思うと、体に手が回る。
「どこ触って。」
幼馴染の行動を止めようとしたときには遅かった。
ぐいっと引き倒された俺の体は、幼馴染の体と入れ替わるように、風呂場用マットの上に仰向けになっている。
風呂場用マットの上で仰向けになっている全裸の俺の上に、全裸の幼馴染が、体が重なるように乗ってくる。
俺のと当たるんじゃ?
と慌てたのに、体格差と足の長さの差を思い知らされた。
俺の分身は、幼馴染の腹にお邪魔しますみたいな遠慮深さを発揮してくっついている。
幼馴染の分身は、俺の太ももの間に挟まるようにしておさまっている。
こんな体勢、絶対意識してしまう!
当たっているどころじゃない。
挟んでいるんだよ?
自分の分身が幼馴染の腹にくっついているよりも、足の間に挟まりにきた幼馴染の分身が気になって仕方がないよ。
幼馴染が足の間にぶら下げているものに興味を持ったことなんか、今までなかったのに。
風呂場用マットの上に仰向けに寝転がる俺の上に乗っかる幼馴染は、俺の分身についても、幼馴染の分身についても一言も触れてこない。
まだ固くなっていないから、俺を温めようとしてくれている幼馴染には、自分の分身を俺に意識させるつもりなんかなくて。
俺が一方的に意識しているだけ。
それなのに、両太ももの内側が緊張してしまう。
幼馴染に風呂場用マットドンされているから、逃げられない。
「俺は、お前が好きだよ。」
と幼馴染。
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