次世代最強とうたわれている辺境伯家次男の目覚めは、何もないお隣の領地を治める男爵家の三男。幼馴染な関係の平凡男子な俺でした。[完結]

かざみはら まなか

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19.さっきキスしたばかりなのに、こんなに積極的でいい?無反応は意識されていないようで気になる。完全体じゃなくフルパワーの半分で見たいよ。

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「なんで俺がそんな恥ずかしいことをするんだよ?」

「見たい、嗅ぎたい、確かめたい。」
と幼馴染。

どうしよう、幼馴染の性癖を解放させてしまった。

「お前が、俺のそういうところを見たり嗅いだり、確かめたりしたいのは、俺のことが好きだから?」

「うん。」
と幼馴染。

「大好きな俺のだから、お前は見たり嗅いだり触ったりしたくなっている?」

「うん。」
と幼馴染。

幼馴染は、俺にキスした唇で、素直な返事を返してくる。

俺は、お前の素直さに丸め込まれたりなんかしない。

なぜなら。

「俺のことが好きというわりにお前のは勃ってないよ?」

幼馴染の分身は、俺の足の間で静かに眠っている。

「俺のが勃ってないのが不安?」
と幼馴染。

「お前の大好きな俺の足の間にあって、俺の太ももで挟んでいるのに、元気にならないとはどういうことだよ?」

「我慢しているんだよ。」
と幼馴染。

「なんで?」

俺のことが好きなのに、我慢しようと思って我慢できるもの?

「お前を怖がらせるから。」
と幼馴染。

怖がらせるとか、そんな。

「全裸の俺に反応しないから、俺に欲情しないのかと逆に不安になったんだけど。」

「不安にしてごめん。不安にさせたかったわけじゃないよ。初めては寝室のベッドがいいんだ。大切にしたいから。」
と幼馴染。

「風呂場でなんて俺も思っていないよ。ただ、俺だけがお前を意識しているみたいで。」

お前が何も思っていないのに、好きだと言われた俺だけが意識しているみたいに思えて、その。

「俺のが勃っていたら、お前は嬉しい?」
と幼馴染。

真剣に聞いてくるから。

「そりゃ。嬉しいよ。好きの意味を実感できるから。」

幼馴染の青い双眸を真面目に見つめ返しながらも、胸の高鳴りが止まらない。

俺、今、物凄い告白をしていない?

「俺が勃てても、俺から逃げない?」
と幼馴染。

「う、うん。そのう、半勃ちくらいでとどめてくれると。」

思いっきり日和ってしまった。

「俺、途中で止める自信がないんだよ。」
と幼馴染。

怖いことを言い出した。

「半勃ち、半勃ちでお願いしているんだよ。いきなりパワー全開にしなくていいから。」

お風呂場用マットでことにおよぶのは、俺も想定していない。

「俺は半勃ちにとどめるように努力する。お前は、俺の顔の上に来るよね?」
と幼馴染。

えーと。

「俺がお前の顔の上にきたら、お前は半勃ちになる?」

俺は、いったい何の確認をしているんだろう?

「分からないよ。」
と幼馴染。

「何でだよ!そこは、なる、と言えよ。」

「お前は、半勃ちで満足する?」
と幼馴染。

「俺は、お前の半勃ちを見たいんだよ。」

こんな台詞を言う俺が、変態みたいなんだけど。

「俺が半勃ちなら、お前も半勃ちだよ?」
と幼馴染。

「俺も?」

思わず聞き返していた。

「俺だけ半勃ちにさせる気?」
と幼馴染。

「そのつもりだけど。」

だって、お前が俺のことを好きって言ったんだから。

「俺も、お前の勃っているところを見たい。」
と幼馴染。

今、俺の顔は、絶対真っ赤になっている。

「お前、俺を変態にするなよ。」

「俺も、お前が俺に欲情している姿を見たいんだよ。」
と幼馴染。

変態ブーメランが返ってきて刺さった!

「俺の、その、そういうところ、お前は見たいんだ?」

「見たいよ。」
と幼馴染。

さらっと言ってくる。

「見せてもいいけど。」

そんなに見たがってくれるなら。

「俺の手でお前を勃たせてもいいよね?」
と幼馴染。

うん?

「それって、お前が俺のを触るってことじゃ。」

「触りたいよ。お前が好きだから。」
と幼馴染。

俺とお前はさっきキスしたばかりなのに。

こんなに積極的でいいのかな。

「うん。」

俺の唾をのむ音だけが聞こえる。

「俺は、俺の好きなお前の体を触ってもいいよね?」
と幼馴染。

「先に見てからにしろよ。」

「見たら触りたくなるよ?」
と幼馴染。

「そんなの、見てからでないと分からないだろう。お前は、まだ、俺のそういうところを見たことないんだから。」

見るまでは大興奮していても。

実物を見たら、なんだこんなもんかと萎えるかもしれないだろ?

目の前でがっかりされたら、さすがの俺も傷付くんだよ。

不安だから、強がりたくもなるし。

予防線を張りたくなるんだ。

幼馴染同士の顔の下にある俺を知って、幻滅されたらどうしようって。

好きを突っぱねている間は、なんともないぐらい強い気持ちをもてたのに。

愛されていたい、と思ってしまったから。

嫌われたくないし、飽きられたくない。

こんなグダグダ言っている俺の心の中を知っても、好きでいてくれるのかと考えてしまう。

「先に俺の本気を確認しておきたい?」
と幼馴染。

俺が悩んでいるのがわかった?

「本気というのは、つまり?」

幼馴染は、腰をすいっと持ち上げて上下に揺らした。

「お前の太ももで挟んでいる俺のが、元気になるところを先に感じさせておくよ?」
と幼馴染。

今、俺の太ももで擦ったよな?

「お前が元気になるよりも先に、俺が意識してしまうんだけど?」

太ももの内側にある厚みが気になって、気になって。

意識が足の間に集中してしまう。

「お前がしっかり挟んでくれているから、元気になるまで、そう時間はかからないよ。」
と幼馴染。

「う、うん。」

どんな顔したらいいんだよ。

なんて、答えるのが正解なんだよ。

ありがとう?

楽しみ?

乗っかられているから動けないけれど、このもどかしさを発散するために、体を動かしたい。

「お前のは、どうする?」
と幼馴染。

「うん?俺のをどうするとは?」

「俺の腹で半勃ちになるまで擦る?」
と幼馴染。

「え?え?」

「それとも、俺の手で握る?」
と幼馴染。

「なんで、俺のを刺激する話に?」

「お前の半勃ちを見るからだよ?」
と幼馴染。

だよって。

「俺のは繊細なんだよ。いきなり、擦ったり握ったりは刺激が強すぎる。」

「分かった。お前は俺に任せて、俺の顔の上でまたいでしゃがむだけでいいよ。」
と幼馴染。

「どうしても、そこに戻るんだ?」

「お前は俺に全部任せて、しゃがんでいるだけでいいから。」
と幼馴染。

「待てよ。またがってしゃがむのは、健康状態を確認するためじゃなかった?」

「うん。お前の知らなかったところも全部、俺が調べるから。安心して、俺の顔の真上にまたがってよ。」
と幼馴染。
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