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02 もう遅いですよ?
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「なに? それはどこの魔石師だ?」
訝しげな表情をしながらニルヴァーナ王国の第一王子殿下であるガウェインは、彼の元へと報告に訪れた一人の衛兵に尋ねる。
衛兵は殿下の問いに答えると、それは吉報だと声高らかにし、
「隣国だと? ラズリア公国にそのような魔石師がいるなどとは聞いた事がないな……。まあ良い。お前とあと数名の少数精鋭だけでその魔石店へすぐ向かうぞ!」
そう言いながら、急いで外出支度を整える。
「魔石師として高名なフランシス家ですら宝石にしか魔力付与はできん。その話が事実であり、そんな逸材が本当にいるのなら、必ず私がその娘を貰い受ける」
ガウェインは自分に大層な自信を持っていた。
自分の地位と顔で落とせない女などいないと自負していた。
「確かにその魔石屋には若い娘がいましたが、殿下の今の婚約者であるカタリナ様はどうなさるのですか?」
彼専属の衛兵がそう尋ねると、
「その娘はただの町娘であろう? それならば私の側室として妾で置いてやるとでも言えば良いだけだ。現に今の婚約者であるカタリナはそういう点に実に柔軟だ」
「なるほど、カタリナ様公認なのですね」
「うむ。実によくできた女よ」
「それにその魔石屋の女は美しいのであろう? それなら私が遠慮なく抱いてやろうではないか」
「ガウェイン様になら、おそらく喜んでその女も身体を差し出す事でしょう」
「当然だ。そしてそんな娘が私のものになれば……次期国王の座は、確実に私のものだ」
不敵な笑みを浮かべ、彼はマントを翻した。
●○●○●
魔石師の基本。
それは『宝石の類いにしか魔力を付与できない』というのが、常識だ。
ダイヤモンドに始まりルビーやエメラルド、サファイア、トパーズ、モルガナイト、アクアマリン、ヘリオドール、ガーネット、ゴシュナイト、トルマリン、スピネル、ジルコン、アレキサンドライト……。
世には豊富な宝石の種類があり、その宝石によって付与できる魔力が違ったり、付与された後、魔石となった効力も大きく違ったりする。
その宝石に魔力を付与できる者を魔石師と呼ぶ。
何故宝石にしか魔力は付与できないのか、何故宝石の種類によって付与できる魔力が違うのか、などは長年魔石師の家系で研究され続けてきた。
その根本的な理屈に辿り着けた者は今でもいなかったが、ある程度の基本のような知識は多くの者が得ることができた。
例えば光を放つ魔石の本来の作り方。
対応する宝石はほとんどの宝石。魔力付与も比較的簡単で、術式の刻まれた紋様の上にその宝石を置き、魔石師の魔力を注ぐ事で出来上がる。
光を放つ魔石は総じて魔光石などと呼ばれ、魔力を注いだ魔石師の能力次第で光の強さや発光可能時間が変化する。
精製にはおよそ一時間もあれば、どんな新米魔石師でも問題なく作れるのである。
ルビイにはそれができなかった。
ルビイがそれをやろうとしても、宝石がすぐに音を立てて壊れてしまうからだ。
何度フランシス家で魔石を作ろうとしても、ルビイにはできなかった。どんな宝石もルビイが魔力を注ぐと壊れてしまう。
宝石は高価で希少だ。
金を腐るほど持て余しているフランシス家といえど、根本的に流通の少ない希少な宝石をルビイの為に延々壊され続けてはたまったものではない。
エメルド伯爵はとある日より、ルビイの事を欠陥品だと決めつけ、魔石作りをやめさせたのである。
ルビイはそれが悔しくて、隠れて何度か魔石作りに励んだが、やはり上手くいかない。
そして壊れた宝石を見られてはこっぴどく叱られる。
「お前は二度と魔石を作るな!」
と、父のエメルド伯爵にこんこんとお説教をされ、それからルビイは魔石作りをしなくなった。
ルビイには歳の近い友人もいない。
何故なら魔石師の娘には不埒な者が寄ってきやすいが為、一般の魔法学院には通わせてもらえず、家庭教師から勉強は教わり、遊ぶ事と言えば屋敷の庭周りでできる事だけだった。
ルビイは一人遊びをしていた時、ただの石ころに術式の紋様も用意せず、魔力を注入してみた。
本来、術式を介さなければ宝石に魔力を流し込む事はできない。なので、当然石ころにも魔力が流れるはずがないとルビイは思っていたので遊び半分で試しただけだった。
しかし、ただの石ころはこれまでの宝石とは違い、割れる事なく魔力を吸い込み、そして眩い光を放った。
ルビイが初めて魔光石を作った瞬間だ。
彼女はそれを、ただの石ころで、術式も無しに、たったの数秒で作り上げたのだ。
けれどルビイにはこれが凄い事だとは思わなかったし、そもそもこれが魔石だとは思わなかった。
何故なら父たちから教わった魔石とは『宝石に魔力が注がれ、特殊な力が備わった物』を指す物であり、ただの石ころが光を放ったところでそれに魔石としての価値など、あるはずがないと思い込んでいたからである。
ただの石ころに魔力を注いで光を放たせるなんて、異常な事だとルビイでもわかった。
幼かったルビイは、きっとこれはまたイケナイ事なのだと思い、見つかれば怒られてしまうだろうと考え、この事を誰にも言わず、また見せなかったのである。
ただの石ころを魔石にできるという事が、どれだけ世の市場を、ことわりを、常識を覆してしまうかなど、知る由もなく――。
●○●○●
ガウェイン第一王子殿下が自信満々の愉悦に浸っていたその数時間後。
朝、馬車で発てばニルヴァーナ王国から一日はかからないくらいで隣国のラズリア公国、港町のラダリニアへ夜には到着する。
そして目的の魔石師の店に着いた時。
打って変わって今、彼はその場では顔を青ざめさせていた。
「な、何故キ、キミが……!?!?」
ガウェインが狼狽するのも無理はない。
何故なら、彼の目的の魔石店にいた女性は、彼の元婚約者だったのだから。
そしてその隣にいたのは、奇妙な仮面を付けて顔を隠した青年。
その青年にこう言われた。
「ガウェイン殿下。貴方がこのルビイ……いや、ルフィーリアに手酷い仕打ちをした事は充分に彼女から聞き及んでいる。よって、彼女も私も貴公と協力し合うつもりは一切ない」
「……ぐ。き、貴様は何者だ!? 妙な面を付けて顔も晒さずに私を愚弄するつもりか!? 不敬であるぞ!?」
「これは申し遅れた、私はシルヴァ。このラダリニアの町の商業を取りまとめるオルブライト商会の頭目だ」
「しょ、商会のボスだと? さては貴様がルフィーリアをたぶらかしたのだな!?」
「たぶらかす? 何を馬鹿な」
シルヴァはガウェインの言葉を鼻で笑った。
「ル、ルフィーリア! 聞いてくれ! 私はようやく真実の愛に気付いたのだ! だからもう一度私と……」
必死に取り繕おうとするガウェインに対し、
「ですが殿下は私の妹、カタリナとすでにご婚約されているとお聞きしておりますが?」
ルビイは毅然と問い詰める。
「そ、それはそうだが、彼女とはどうも相性が良くないのだ。今ならわかる、ルフィーリア、キミが私の最愛の女性なのだと!」
「ですが殿下、私は貴方に悪女と呼ばれ、王宮に二度と入るなと言われ、更にはフランシス家からも追放されました。今更戻れるとでも?」
「聞いてくれ、アレは誤解だったのだ。全てカタリナの虚言だった! 私も騙されていたのだ! キミが気に入らないなら今すぐカタリナとの婚約も破棄し、キミとやり直したい」
何を自分勝手な……と、激しく思ったルビイは、ますますこのガウェインに怒りを覚えた。
「……申し訳ありません殿下。私はこの国で、この町で暮らすと決めたのです。今の生活が楽しいのです。今更やり直したい、なんて虫が良すぎます。遅すぎますわ」
「安心してくれ! 私の力があれば今のキミよりもっと楽しくて贅沢な暮らしができるッ! だからまた私と婚約し直そうルフィーリア! 私なら必ずキミを幸せにしてみせよう!」
殿下の必死な懇願に苛つきと同時に、笑いまで込み上げそうだったが、
「殿下。貴方の言う真実の愛とやらが希少価値の高い魔力付与のできる魔石師の事だと言うのなら、私の知る真実の愛とは程遠いです。そんな方と幸せになれるとは到底思えませんので、どうかお引き取りを。そして二度と私の前にその醜悪な顔を見せないでくださいませ」
こう答えると、
「うぐッ……く……」
ガウェインはルビイの圧に押し負けて、一度は黙り込んだ。
しかし諦めずにその後もしつこく何度も食い下がってきたが、結局ルビイは彼を冷たくあしらい続け、そしてついにはガウェインらは手ぶらで帰るハメとなった。
去り際には不敬罪だなんだとぶつぶつ何かを言っていたガウェインだったが、ルビイもシルヴァも、もはや彼には構わず無視を決め込んで、彼を見送った。
そんな様子を見て、
「よく言った、ルビイ。奴はキミを婚約破棄した事を実に後悔しただろうな」
シルヴァは仮面越しに彼女へと笑顔を向けたのだった。
「……っはい!」
ルビイは笑顔で涙を一粒だけ零した。
訝しげな表情をしながらニルヴァーナ王国の第一王子殿下であるガウェインは、彼の元へと報告に訪れた一人の衛兵に尋ねる。
衛兵は殿下の問いに答えると、それは吉報だと声高らかにし、
「隣国だと? ラズリア公国にそのような魔石師がいるなどとは聞いた事がないな……。まあ良い。お前とあと数名の少数精鋭だけでその魔石店へすぐ向かうぞ!」
そう言いながら、急いで外出支度を整える。
「魔石師として高名なフランシス家ですら宝石にしか魔力付与はできん。その話が事実であり、そんな逸材が本当にいるのなら、必ず私がその娘を貰い受ける」
ガウェインは自分に大層な自信を持っていた。
自分の地位と顔で落とせない女などいないと自負していた。
「確かにその魔石屋には若い娘がいましたが、殿下の今の婚約者であるカタリナ様はどうなさるのですか?」
彼専属の衛兵がそう尋ねると、
「その娘はただの町娘であろう? それならば私の側室として妾で置いてやるとでも言えば良いだけだ。現に今の婚約者であるカタリナはそういう点に実に柔軟だ」
「なるほど、カタリナ様公認なのですね」
「うむ。実によくできた女よ」
「それにその魔石屋の女は美しいのであろう? それなら私が遠慮なく抱いてやろうではないか」
「ガウェイン様になら、おそらく喜んでその女も身体を差し出す事でしょう」
「当然だ。そしてそんな娘が私のものになれば……次期国王の座は、確実に私のものだ」
不敵な笑みを浮かべ、彼はマントを翻した。
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魔石師の基本。
それは『宝石の類いにしか魔力を付与できない』というのが、常識だ。
ダイヤモンドに始まりルビーやエメラルド、サファイア、トパーズ、モルガナイト、アクアマリン、ヘリオドール、ガーネット、ゴシュナイト、トルマリン、スピネル、ジルコン、アレキサンドライト……。
世には豊富な宝石の種類があり、その宝石によって付与できる魔力が違ったり、付与された後、魔石となった効力も大きく違ったりする。
その宝石に魔力を付与できる者を魔石師と呼ぶ。
何故宝石にしか魔力は付与できないのか、何故宝石の種類によって付与できる魔力が違うのか、などは長年魔石師の家系で研究され続けてきた。
その根本的な理屈に辿り着けた者は今でもいなかったが、ある程度の基本のような知識は多くの者が得ることができた。
例えば光を放つ魔石の本来の作り方。
対応する宝石はほとんどの宝石。魔力付与も比較的簡単で、術式の刻まれた紋様の上にその宝石を置き、魔石師の魔力を注ぐ事で出来上がる。
光を放つ魔石は総じて魔光石などと呼ばれ、魔力を注いだ魔石師の能力次第で光の強さや発光可能時間が変化する。
精製にはおよそ一時間もあれば、どんな新米魔石師でも問題なく作れるのである。
ルビイにはそれができなかった。
ルビイがそれをやろうとしても、宝石がすぐに音を立てて壊れてしまうからだ。
何度フランシス家で魔石を作ろうとしても、ルビイにはできなかった。どんな宝石もルビイが魔力を注ぐと壊れてしまう。
宝石は高価で希少だ。
金を腐るほど持て余しているフランシス家といえど、根本的に流通の少ない希少な宝石をルビイの為に延々壊され続けてはたまったものではない。
エメルド伯爵はとある日より、ルビイの事を欠陥品だと決めつけ、魔石作りをやめさせたのである。
ルビイはそれが悔しくて、隠れて何度か魔石作りに励んだが、やはり上手くいかない。
そして壊れた宝石を見られてはこっぴどく叱られる。
「お前は二度と魔石を作るな!」
と、父のエメルド伯爵にこんこんとお説教をされ、それからルビイは魔石作りをしなくなった。
ルビイには歳の近い友人もいない。
何故なら魔石師の娘には不埒な者が寄ってきやすいが為、一般の魔法学院には通わせてもらえず、家庭教師から勉強は教わり、遊ぶ事と言えば屋敷の庭周りでできる事だけだった。
ルビイは一人遊びをしていた時、ただの石ころに術式の紋様も用意せず、魔力を注入してみた。
本来、術式を介さなければ宝石に魔力を流し込む事はできない。なので、当然石ころにも魔力が流れるはずがないとルビイは思っていたので遊び半分で試しただけだった。
しかし、ただの石ころはこれまでの宝石とは違い、割れる事なく魔力を吸い込み、そして眩い光を放った。
ルビイが初めて魔光石を作った瞬間だ。
彼女はそれを、ただの石ころで、術式も無しに、たったの数秒で作り上げたのだ。
けれどルビイにはこれが凄い事だとは思わなかったし、そもそもこれが魔石だとは思わなかった。
何故なら父たちから教わった魔石とは『宝石に魔力が注がれ、特殊な力が備わった物』を指す物であり、ただの石ころが光を放ったところでそれに魔石としての価値など、あるはずがないと思い込んでいたからである。
ただの石ころに魔力を注いで光を放たせるなんて、異常な事だとルビイでもわかった。
幼かったルビイは、きっとこれはまたイケナイ事なのだと思い、見つかれば怒られてしまうだろうと考え、この事を誰にも言わず、また見せなかったのである。
ただの石ころを魔石にできるという事が、どれだけ世の市場を、ことわりを、常識を覆してしまうかなど、知る由もなく――。
●○●○●
ガウェイン第一王子殿下が自信満々の愉悦に浸っていたその数時間後。
朝、馬車で発てばニルヴァーナ王国から一日はかからないくらいで隣国のラズリア公国、港町のラダリニアへ夜には到着する。
そして目的の魔石師の店に着いた時。
打って変わって今、彼はその場では顔を青ざめさせていた。
「な、何故キ、キミが……!?!?」
ガウェインが狼狽するのも無理はない。
何故なら、彼の目的の魔石店にいた女性は、彼の元婚約者だったのだから。
そしてその隣にいたのは、奇妙な仮面を付けて顔を隠した青年。
その青年にこう言われた。
「ガウェイン殿下。貴方がこのルビイ……いや、ルフィーリアに手酷い仕打ちをした事は充分に彼女から聞き及んでいる。よって、彼女も私も貴公と協力し合うつもりは一切ない」
「……ぐ。き、貴様は何者だ!? 妙な面を付けて顔も晒さずに私を愚弄するつもりか!? 不敬であるぞ!?」
「これは申し遅れた、私はシルヴァ。このラダリニアの町の商業を取りまとめるオルブライト商会の頭目だ」
「しょ、商会のボスだと? さては貴様がルフィーリアをたぶらかしたのだな!?」
「たぶらかす? 何を馬鹿な」
シルヴァはガウェインの言葉を鼻で笑った。
「ル、ルフィーリア! 聞いてくれ! 私はようやく真実の愛に気付いたのだ! だからもう一度私と……」
必死に取り繕おうとするガウェインに対し、
「ですが殿下は私の妹、カタリナとすでにご婚約されているとお聞きしておりますが?」
ルビイは毅然と問い詰める。
「そ、それはそうだが、彼女とはどうも相性が良くないのだ。今ならわかる、ルフィーリア、キミが私の最愛の女性なのだと!」
「ですが殿下、私は貴方に悪女と呼ばれ、王宮に二度と入るなと言われ、更にはフランシス家からも追放されました。今更戻れるとでも?」
「聞いてくれ、アレは誤解だったのだ。全てカタリナの虚言だった! 私も騙されていたのだ! キミが気に入らないなら今すぐカタリナとの婚約も破棄し、キミとやり直したい」
何を自分勝手な……と、激しく思ったルビイは、ますますこのガウェインに怒りを覚えた。
「……申し訳ありません殿下。私はこの国で、この町で暮らすと決めたのです。今の生活が楽しいのです。今更やり直したい、なんて虫が良すぎます。遅すぎますわ」
「安心してくれ! 私の力があれば今のキミよりもっと楽しくて贅沢な暮らしができるッ! だからまた私と婚約し直そうルフィーリア! 私なら必ずキミを幸せにしてみせよう!」
殿下の必死な懇願に苛つきと同時に、笑いまで込み上げそうだったが、
「殿下。貴方の言う真実の愛とやらが希少価値の高い魔力付与のできる魔石師の事だと言うのなら、私の知る真実の愛とは程遠いです。そんな方と幸せになれるとは到底思えませんので、どうかお引き取りを。そして二度と私の前にその醜悪な顔を見せないでくださいませ」
こう答えると、
「うぐッ……く……」
ガウェインはルビイの圧に押し負けて、一度は黙り込んだ。
しかし諦めずにその後もしつこく何度も食い下がってきたが、結局ルビイは彼を冷たくあしらい続け、そしてついにはガウェインらは手ぶらで帰るハメとなった。
去り際には不敬罪だなんだとぶつぶつ何かを言っていたガウェインだったが、ルビイもシルヴァも、もはや彼には構わず無視を決め込んで、彼を見送った。
そんな様子を見て、
「よく言った、ルビイ。奴はキミを婚約破棄した事を実に後悔しただろうな」
シルヴァは仮面越しに彼女へと笑顔を向けたのだった。
「……っはい!」
ルビイは笑顔で涙を一粒だけ零した。
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