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第1章 学生編
18 改めて
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一通りの騒動が終了し、ようやく
みんな席についた。
「と言うことでみんな揃った訳だが、改めて自己紹介をお願いできるかな?澪音ちゃん。」
髪も襟元も綺麗に整えられた雷牙くんが発する。
「初めましてと改めまして。この度入学することになった黒蜂澪音です。よろしくお願いします。」
「ありがとね。あとはそうだね、すみれの紹介がまだだから僕がしよう。」
「絶対変なこと言わないでね!!ただでさえ第一印象最悪なのに。。。」
「信用ないな~。大丈夫♪大丈夫♪僕にまかせとけって!」
軽い発言をしながら襟を整え、改めた感を出し始めた直後、
「初めまして澪音くん!私の名前は柴田 すみれ(しばた すみれ)。私は一般受験で入学したんだけど、気がついたらこの人達のお世話係になってたの。。。色々大変だと思うけどよろしくね。雷牙たちが迷惑かけたら何時でも相談してね。」
「え、あ、よ、よろしくお願いします。」
そして料理が運ばれてきたため、
独りを除き、いただきますと言いながら食べ始めた。
ちらっと雷牙くんの方を見ると、
襟を持ったまま固まっていた。
「いつものことだから放っとけ。雷牙も澪音相手だからって欲しがるなよ。俺ら以外は夫婦漫才ってわかんねーよ。」
「せめてどっちかにツッコんで欲しかったな。」
「今更だろ。…ってお前も食いだすんかい。無視すんなよ、オイ」
フォローに空海が入ったが、それを無視するかのように、
普通に食べ始める雷牙くん。
「誰が夫婦よ!」
「うるせー。黙って飯食え。」
「こら!私のすみれちゃんに何て口聞くのよ!」
「葉月…それだけは譲れないな~?」
「そ、そんな…きゅ、急に…そんなこと言わないでよ。」
「モジモジするな!カップルか!」
「楽しいですわね。」
「昼くらい静かに食べたいですよ。お嬢。まあ嫌いではないですが。」
「澪音!これ食ってみろ!おすすめだ。美味いぞ!」
コントを続けるグループが1つ
本当にカップルみたいなペアが1つ
気にせずバクバクとお昼を楽しむ男が1人
「まあ基本こんな感じで自由だ。全員集まるのは初めてだから、そのうちまとまってくるだろ。」
「みんな楽しそうだから別にいんだけど。」
「てか形だけだけど澪音の歓迎会だろ?主賓放ったらかしかよ。」
俺ですら忘れてたわ。それこそ別にいんだけどね。
「え、澪音さんの歓迎会でしたの?聞いてませんわ!」
「忘れてる時点で思いつきもいいとこですね。」
そこから琥珀さんが『みなさん!目的をお忘れですよ!』と
声をかけることによって、
俺に色々質問が飛んでくるようになった。
「へぇ~すみれさんって神童呼ばれるくらい、頭が良いんですね。」
「そうよ~、だからすみれちゃんは私達側に来ちゃったんだけど、雷牙に毒されちゃってね~。お世話係みたいになっちゃったのよ~。自ら。」
少し不機嫌になりながら葉月さん答えてくれた。
「妹のように可愛いのにどうしたものか。…あら、もうこんな時間!途中抜けで悪いんだけど失礼するわ。これからもよろしくね澪音ちゃん!」
「今日はありがとうございました!これからもよろしくお願いします!」
「弟も出来ちゃうかもね♡」
「それでよく僕をチャラいなんて言えるね~。ごめんよ澪音ちゃん、僕も少し立て込んでいるから抜けるよ!あとすみれも一緒に!」
「わかったわ。ごめんね澪音くん。雷牙の思いつきのくせに何もしなくて。今度またゆっくりしたときにお話しましょう。」
「雷牙くんもすみれさんもありがとうございました。いいですよ気にしなくて!楽しかったですから!」
「そう言ってくれると嬉しいよ。またね!」
「あの方たちは色々やってらっしゃいますからね~。空海さんは大丈夫なのですか?」
「サボるときはサボると決めてるから大丈夫だ。」
空海くん医者だもんね。でもそれ大丈夫なのか?
3人が出ていったあと、少しだけ5人で楽しく過ごした。
みんな席についた。
「と言うことでみんな揃った訳だが、改めて自己紹介をお願いできるかな?澪音ちゃん。」
髪も襟元も綺麗に整えられた雷牙くんが発する。
「初めましてと改めまして。この度入学することになった黒蜂澪音です。よろしくお願いします。」
「ありがとね。あとはそうだね、すみれの紹介がまだだから僕がしよう。」
「絶対変なこと言わないでね!!ただでさえ第一印象最悪なのに。。。」
「信用ないな~。大丈夫♪大丈夫♪僕にまかせとけって!」
軽い発言をしながら襟を整え、改めた感を出し始めた直後、
「初めまして澪音くん!私の名前は柴田 すみれ(しばた すみれ)。私は一般受験で入学したんだけど、気がついたらこの人達のお世話係になってたの。。。色々大変だと思うけどよろしくね。雷牙たちが迷惑かけたら何時でも相談してね。」
「え、あ、よ、よろしくお願いします。」
そして料理が運ばれてきたため、
独りを除き、いただきますと言いながら食べ始めた。
ちらっと雷牙くんの方を見ると、
襟を持ったまま固まっていた。
「いつものことだから放っとけ。雷牙も澪音相手だからって欲しがるなよ。俺ら以外は夫婦漫才ってわかんねーよ。」
「せめてどっちかにツッコんで欲しかったな。」
「今更だろ。…ってお前も食いだすんかい。無視すんなよ、オイ」
フォローに空海が入ったが、それを無視するかのように、
普通に食べ始める雷牙くん。
「誰が夫婦よ!」
「うるせー。黙って飯食え。」
「こら!私のすみれちゃんに何て口聞くのよ!」
「葉月…それだけは譲れないな~?」
「そ、そんな…きゅ、急に…そんなこと言わないでよ。」
「モジモジするな!カップルか!」
「楽しいですわね。」
「昼くらい静かに食べたいですよ。お嬢。まあ嫌いではないですが。」
「澪音!これ食ってみろ!おすすめだ。美味いぞ!」
コントを続けるグループが1つ
本当にカップルみたいなペアが1つ
気にせずバクバクとお昼を楽しむ男が1人
「まあ基本こんな感じで自由だ。全員集まるのは初めてだから、そのうちまとまってくるだろ。」
「みんな楽しそうだから別にいんだけど。」
「てか形だけだけど澪音の歓迎会だろ?主賓放ったらかしかよ。」
俺ですら忘れてたわ。それこそ別にいんだけどね。
「え、澪音さんの歓迎会でしたの?聞いてませんわ!」
「忘れてる時点で思いつきもいいとこですね。」
そこから琥珀さんが『みなさん!目的をお忘れですよ!』と
声をかけることによって、
俺に色々質問が飛んでくるようになった。
「へぇ~すみれさんって神童呼ばれるくらい、頭が良いんですね。」
「そうよ~、だからすみれちゃんは私達側に来ちゃったんだけど、雷牙に毒されちゃってね~。お世話係みたいになっちゃったのよ~。自ら。」
少し不機嫌になりながら葉月さん答えてくれた。
「妹のように可愛いのにどうしたものか。…あら、もうこんな時間!途中抜けで悪いんだけど失礼するわ。これからもよろしくね澪音ちゃん!」
「今日はありがとうございました!これからもよろしくお願いします!」
「弟も出来ちゃうかもね♡」
「それでよく僕をチャラいなんて言えるね~。ごめんよ澪音ちゃん、僕も少し立て込んでいるから抜けるよ!あとすみれも一緒に!」
「わかったわ。ごめんね澪音くん。雷牙の思いつきのくせに何もしなくて。今度またゆっくりしたときにお話しましょう。」
「雷牙くんもすみれさんもありがとうございました。いいですよ気にしなくて!楽しかったですから!」
「そう言ってくれると嬉しいよ。またね!」
「あの方たちは色々やってらっしゃいますからね~。空海さんは大丈夫なのですか?」
「サボるときはサボると決めてるから大丈夫だ。」
空海くん医者だもんね。でもそれ大丈夫なのか?
3人が出ていったあと、少しだけ5人で楽しく過ごした。
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