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4話「僕は…」
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いつもの日常が突然となって
非日常的な事が起きた。
幽霊からお菓子を貰って
それを食べて、幽霊が見えるようになって
いきなり彼女達が現れて、僕の記憶を戻すって?
そんなありえない事が起きて僕はベッドに寝込んだ
…その日見た夢はいつもより怖かったらしい…
…僕の体がそう答えてる…
朝起きたら頭痛が酷くて、寒気がする。
体調を崩してしまった。
昨日の出来事が夢なのか、それとも悪夢なのか
ベッドの近くにある電話を取って
いつもの仕事の所にかけた。
るるるる、るるるる、るるるる
ガチャッ
「ん?どうしたんだ?ちょっと待ってくれ今…」
電話の向こうからドタバタと物騒ぎがしている
何があったのだろうか。僕は鼻水をチーンした。
「待たせたな、えーと、あー君か…ちょうど今
電話をかけようとしたんだ。良いタイミングだ。
実は今、記事の紙を作る機械が壊れてしまってな。仕方ないから今修理屋さんに頼んでるんだ。
でも一日中かかるらしい、だから今日は休みだ。」
そう言い残して通話が切れてしまった。
まあ…ちょうどいい機会だし…
先に病院へ行く事にした。
僕は病院へ行く支度を始めた。
だが、しかし診断カードがなくしてしまった。
あれがないと色々と面倒になる…
僕は少しずつ慌てながら
部屋の隅から隅まで探した。
するとホコリ被った写真が出てきた
少し汚いが
花束を抱えた女性と僕が写っている。
…いつこんな写真撮ったんだろ…
しかも肝心な女性の顔が
花束に隠れてて見えない
にしてもこの頃の僕ってこんなに冴えないのか…
今もそうかもしれないが…いや、今もそうか。
写真の横に診断カードがあった。
僕はそれを取って、病院へ向かった。
外は明るいから当然、街灯の明かりは付いてない
でも見てると昨日の事を思い出す。
お化けが見えるお菓子…昼間とかは見えないのか。
にしてもこの街灯から移動しないのだろうか
いや…もしくは出来ないのだろうか…
そんな事も考えながらフラフラと病院へ向かった。
病院に辿り着いて、ちょうど人が少なく
すぐに先生がいる診察室に入れた。
診察室に入ると先生は椅子に座ってて
ニッコリしていた。いつも見慣れたニッコリ笑顔。
先生に体調が悪いと相談して
診察をしてもらった。
どうやら、ただの風邪のようだ。
風邪で良かった…と思い
先生から薬を貰おうとした
その時、先生は思い出したように言った。
「そうだ、そうだ。この前
君は花を持ってきてくれたよね。
悪いが…持って帰ってくれるか?」
…なんの事だ?花なんか持ってきたっけ?
「先生?僕って花なんて持ってきましたっけ?」
僕は疑問に思って質問したら先生は少し黙った。
しばらく僕の事を見て考え込んでいたが
すぐに口を開いた。
「えーと…言いづらいが
君は記憶障害をなってるようだが…んー…」
先生の口から信じ難い言葉が出てきた。
記憶障害?僕が?すると先生は続けた
「私はこの件に関しては専門じゃないんだ…
精神科へ行く事をオススメをする」
僕は怖くなって汗が出てきた。
本当に記憶が無くなってたとしたら
これから先も記憶が無くなるのだろうか。
「花を持ってくるから少し待っててね」
そう言って先生は診察室から出た。
僕は不安になって必死に何かを思い出そうとした。
この病院に花を持ってきた
その日を必死に思い出そうとした。
すると花束を持ってきた先生が入ってきた。
…その花束は朝見た写真とそっくりだった…
少し枯れてしまってるが
それも気にならないくらいすごく綺麗だ…
僕はこんな花束を持っていたのか…誰のために?…
…僕は目の前に
欠けたパズルを戻すかのように
記憶が少しずつ蘇ってきた。
…
……
………
僕は…たしか大切な人のために花束を渡して
勇気と元気をあげようとしたんだ。
少し恥ずかしかったがその人は笑ってくれた。
そして、その後に記念写真を撮ったんだ。
………
……
…
そこまでだった…僕が思い出した記憶は…
僕は花束を受け取って家に戻ろうとした。
外を出たときはもう昼間だ。
家に帰る途中に仕事仲間を見かけて
大事な事を思い出した!
スーツだ!クリーニングに出さなきゃ!
僕は慌てて家に帰って仕事仲間のスーツを取り出し、
すぐにちょっと遠いクリーニング屋さんに向かった。
クリーニング屋さんに
行くなんて一体何ヶ月ぶりだろうか。
その場に着くと
ボロボロになったクリーニング屋さんがあった
雨宿りにはサビがついて穴が空いていた
外見はヒビが生えたりしてボロボロだけど
中はすごく綺麗だ。
ホコリひとつもない
ちゃんと手入れもされている。
こういうのって中に入るまで何があるか
分からないから楽しみな事もあるんだ。
…僕は今なんでこんな文をふと思い出したのだろう
とりあえずスーツを渡してクリーニングを任せた。
ガシャッガシャガシャッ
相変わらず無愛想な人だ。
またガシャガシャって機械音を出しながら
スーツを持って行った。
…この待ってる時の時間…
僕は少しずつまた記憶が蘇ってきた…
……たしか…
誰かと会ったんだ…偶然に…
偶然会ってたしか……
その日は雨だった。
僕は濡れながら雨宿りに行ったんだ
そしたらその時、女性がいたんだ。
とても美しくて可愛くて…
本を抱えてたんだ。
雨が止むまでしばらく時間が経った
ザァーと屋根に打たれる音
止む気配のない雨の中
その人は口を開いた。
「このオンボロな店に入った事はある?
ちょっと見てみたいと思わない?」
そう言われてもこの店は閉まってるし
中身なんて分からないんだ。
僕は言った。
「そうかな?僕は少し怖いな…
中に入るまで何があるか分からないからね…」
すると僕の言葉をひっくり返して言った。
「こういうのはね、中に入るまで
何があるか分からないから楽しみなんだ!」
僕はこの人の事を魅力的だなと思った。
だって大人になってもこの冒険心を忘れない
どんな時でも楽しめるなんて素敵だと思った。
するとその人は本を出してこう言った。
「これ!"山に住む弱虫大男"!
面白いから読んでみて!」
僕は受け取った時、雨は止んでいた
「この本を読んだら感想を聞かしてね!」
太陽の光に当たっている彼女の笑顔は
とても綺麗だった…彼女は…とても………
……僕は思い出した……
…そして理解した…
本、花束、写真
全てがあの彼女との思い出
僕は彼女との思い出を欠けていた。
あの時は本当に…
非日常的な事が起きた。
幽霊からお菓子を貰って
それを食べて、幽霊が見えるようになって
いきなり彼女達が現れて、僕の記憶を戻すって?
そんなありえない事が起きて僕はベッドに寝込んだ
…その日見た夢はいつもより怖かったらしい…
…僕の体がそう答えてる…
朝起きたら頭痛が酷くて、寒気がする。
体調を崩してしまった。
昨日の出来事が夢なのか、それとも悪夢なのか
ベッドの近くにある電話を取って
いつもの仕事の所にかけた。
るるるる、るるるる、るるるる
ガチャッ
「ん?どうしたんだ?ちょっと待ってくれ今…」
電話の向こうからドタバタと物騒ぎがしている
何があったのだろうか。僕は鼻水をチーンした。
「待たせたな、えーと、あー君か…ちょうど今
電話をかけようとしたんだ。良いタイミングだ。
実は今、記事の紙を作る機械が壊れてしまってな。仕方ないから今修理屋さんに頼んでるんだ。
でも一日中かかるらしい、だから今日は休みだ。」
そう言い残して通話が切れてしまった。
まあ…ちょうどいい機会だし…
先に病院へ行く事にした。
僕は病院へ行く支度を始めた。
だが、しかし診断カードがなくしてしまった。
あれがないと色々と面倒になる…
僕は少しずつ慌てながら
部屋の隅から隅まで探した。
するとホコリ被った写真が出てきた
少し汚いが
花束を抱えた女性と僕が写っている。
…いつこんな写真撮ったんだろ…
しかも肝心な女性の顔が
花束に隠れてて見えない
にしてもこの頃の僕ってこんなに冴えないのか…
今もそうかもしれないが…いや、今もそうか。
写真の横に診断カードがあった。
僕はそれを取って、病院へ向かった。
外は明るいから当然、街灯の明かりは付いてない
でも見てると昨日の事を思い出す。
お化けが見えるお菓子…昼間とかは見えないのか。
にしてもこの街灯から移動しないのだろうか
いや…もしくは出来ないのだろうか…
そんな事も考えながらフラフラと病院へ向かった。
病院に辿り着いて、ちょうど人が少なく
すぐに先生がいる診察室に入れた。
診察室に入ると先生は椅子に座ってて
ニッコリしていた。いつも見慣れたニッコリ笑顔。
先生に体調が悪いと相談して
診察をしてもらった。
どうやら、ただの風邪のようだ。
風邪で良かった…と思い
先生から薬を貰おうとした
その時、先生は思い出したように言った。
「そうだ、そうだ。この前
君は花を持ってきてくれたよね。
悪いが…持って帰ってくれるか?」
…なんの事だ?花なんか持ってきたっけ?
「先生?僕って花なんて持ってきましたっけ?」
僕は疑問に思って質問したら先生は少し黙った。
しばらく僕の事を見て考え込んでいたが
すぐに口を開いた。
「えーと…言いづらいが
君は記憶障害をなってるようだが…んー…」
先生の口から信じ難い言葉が出てきた。
記憶障害?僕が?すると先生は続けた
「私はこの件に関しては専門じゃないんだ…
精神科へ行く事をオススメをする」
僕は怖くなって汗が出てきた。
本当に記憶が無くなってたとしたら
これから先も記憶が無くなるのだろうか。
「花を持ってくるから少し待っててね」
そう言って先生は診察室から出た。
僕は不安になって必死に何かを思い出そうとした。
この病院に花を持ってきた
その日を必死に思い出そうとした。
すると花束を持ってきた先生が入ってきた。
…その花束は朝見た写真とそっくりだった…
少し枯れてしまってるが
それも気にならないくらいすごく綺麗だ…
僕はこんな花束を持っていたのか…誰のために?…
…僕は目の前に
欠けたパズルを戻すかのように
記憶が少しずつ蘇ってきた。
…
……
………
僕は…たしか大切な人のために花束を渡して
勇気と元気をあげようとしたんだ。
少し恥ずかしかったがその人は笑ってくれた。
そして、その後に記念写真を撮ったんだ。
………
……
…
そこまでだった…僕が思い出した記憶は…
僕は花束を受け取って家に戻ろうとした。
外を出たときはもう昼間だ。
家に帰る途中に仕事仲間を見かけて
大事な事を思い出した!
スーツだ!クリーニングに出さなきゃ!
僕は慌てて家に帰って仕事仲間のスーツを取り出し、
すぐにちょっと遠いクリーニング屋さんに向かった。
クリーニング屋さんに
行くなんて一体何ヶ月ぶりだろうか。
その場に着くと
ボロボロになったクリーニング屋さんがあった
雨宿りにはサビがついて穴が空いていた
外見はヒビが生えたりしてボロボロだけど
中はすごく綺麗だ。
ホコリひとつもない
ちゃんと手入れもされている。
こういうのって中に入るまで何があるか
分からないから楽しみな事もあるんだ。
…僕は今なんでこんな文をふと思い出したのだろう
とりあえずスーツを渡してクリーニングを任せた。
ガシャッガシャガシャッ
相変わらず無愛想な人だ。
またガシャガシャって機械音を出しながら
スーツを持って行った。
…この待ってる時の時間…
僕は少しずつまた記憶が蘇ってきた…
……たしか…
誰かと会ったんだ…偶然に…
偶然会ってたしか……
その日は雨だった。
僕は濡れながら雨宿りに行ったんだ
そしたらその時、女性がいたんだ。
とても美しくて可愛くて…
本を抱えてたんだ。
雨が止むまでしばらく時間が経った
ザァーと屋根に打たれる音
止む気配のない雨の中
その人は口を開いた。
「このオンボロな店に入った事はある?
ちょっと見てみたいと思わない?」
そう言われてもこの店は閉まってるし
中身なんて分からないんだ。
僕は言った。
「そうかな?僕は少し怖いな…
中に入るまで何があるか分からないからね…」
すると僕の言葉をひっくり返して言った。
「こういうのはね、中に入るまで
何があるか分からないから楽しみなんだ!」
僕はこの人の事を魅力的だなと思った。
だって大人になってもこの冒険心を忘れない
どんな時でも楽しめるなんて素敵だと思った。
するとその人は本を出してこう言った。
「これ!"山に住む弱虫大男"!
面白いから読んでみて!」
僕は受け取った時、雨は止んでいた
「この本を読んだら感想を聞かしてね!」
太陽の光に当たっている彼女の笑顔は
とても綺麗だった…彼女は…とても………
……僕は思い出した……
…そして理解した…
本、花束、写真
全てがあの彼女との思い出
僕は彼女との思い出を欠けていた。
あの時は本当に…
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