192 / 682
罪と罰
system_0192
しおりを挟む
「!?」
その勢いに身体が弾かれて後方に飛んだ。
目の荒い、ヤスリのような床に転がって、真治は動きを止めた。
「ひゃははははっ! 見たかよ今の! 馬鹿じゃねぇのか!? どうだよ、大切な仲間に殺られる気持ちってのはよ!」
池田が笑うと、他の人達も笑い始める。
明美も嬉しそうに笑い、池田の隣に駆け寄ると、身を寄せるようにして頬を寄せたのだ。
「だから言ったでしょ? こいつはね、私のことを狙ってるから助けに来るって。ずっと私をチラチラ見ててさ、気持ち悪かったんだよね」
「マジかよ、それはキモいな。いつかやれると思って良いとこ見せようとしたのか? 残念だったなぁガキ。明美は俺の女になったんだよ」
そう言って池田は、明美の服の中に手を入れて胸を揉みしだいた。
「あ、あの……池田さん! 言われた通り真治くんを連れて来ました。だから俺のことは助けてくれるんですよね。俺も池田派に入れてくれるんですよね?」
そんな二人に駆け寄ったのは新崎。すがるような目で池田を見て懇願したが……いやらしい笑みを浮かべた池田は、指をパチンと鳴らした。
男達が駆け寄り、新崎の両脇を抱えると、ビルの縁まで連れて行ったのだ。
「え!? え! ちょ、は、話が違う! 真治くんを連れてきたら仲間にしてくれるって! や、やめてくれ! 俺にはもうソウルが!」
その勢いに身体が弾かれて後方に飛んだ。
目の荒い、ヤスリのような床に転がって、真治は動きを止めた。
「ひゃははははっ! 見たかよ今の! 馬鹿じゃねぇのか!? どうだよ、大切な仲間に殺られる気持ちってのはよ!」
池田が笑うと、他の人達も笑い始める。
明美も嬉しそうに笑い、池田の隣に駆け寄ると、身を寄せるようにして頬を寄せたのだ。
「だから言ったでしょ? こいつはね、私のことを狙ってるから助けに来るって。ずっと私をチラチラ見ててさ、気持ち悪かったんだよね」
「マジかよ、それはキモいな。いつかやれると思って良いとこ見せようとしたのか? 残念だったなぁガキ。明美は俺の女になったんだよ」
そう言って池田は、明美の服の中に手を入れて胸を揉みしだいた。
「あ、あの……池田さん! 言われた通り真治くんを連れて来ました。だから俺のことは助けてくれるんですよね。俺も池田派に入れてくれるんですよね?」
そんな二人に駆け寄ったのは新崎。すがるような目で池田を見て懇願したが……いやらしい笑みを浮かべた池田は、指をパチンと鳴らした。
男達が駆け寄り、新崎の両脇を抱えると、ビルの縁まで連れて行ったのだ。
「え!? え! ちょ、は、話が違う! 真治くんを連れてきたら仲間にしてくれるって! や、やめてくれ! 俺にはもうソウルが!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる