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二章20 心と駿と浩二
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とっさに心はよけた。
心「どうした?何?俺?」
浩二「あぁ。そうだよ。もう駿はやって来た」
心「何で!?」
浩二「お前ら気に食わないんだよ」
また浩二がバットを振り上げた。
心はすかさず浩二の腹目掛けて前蹴りをした。
すると浩二はバットを離しうずくまった。
心「どうしたんだよ!何があったんだよ!」
浩二「うるせぇよ!」
浩二が心に殴り掛かった。
心はよけなかった。
そして浩二は何発も殴る。
7発ほど殴られた時心は思い切り浩二の顎を殴った。
心「何だよ!どうしたんだよ!」
浩二は心の1発でふらついた。
浩二「うるせぇよ」
心「いいよ。わかったよ。もういい」
そう言うと心は浩二の脇腹を蹴り、顎を殴った。
浩二が膝をつく。
そして心が浩二の髪を掴み顔を膝で何度も蹴った。
浩二が倒れる。
心「浩二君やめよ。楽しくないよ」
浩二「生きてりゃ楽しい事ばっかじゃねーんだよ!」
そして浩二はフラフラしながら立ち上がりバットを拾った。
心「なんだよ。何があったんだよ」
浩二「くそ。お前駿より弱いんじゃねーのかよ」
心「は?何いってんの?」
浩二「まぁいいや」
浩二がバットを振り上げ殴り掛かった。
すると心は振り払ってきたバットを掴みバットを奪い、投げ捨て、浩二の顔を掴み顎目掛けて膝で飛び蹴りをかました。
浩二が倒れた。
浩二「くそ、くそが!」
すると駿がフラフラになりながらやって来て心に向かって叫んだ。
駿「心!浩二君が来るぞ!何か俺達にキレてる!」
心「お前どこ行ってたんだよ」
駿「お前その顔!」
駿が倒れている浩二に気付いた。
駿「え?あれ?何?終わった感じ?」
心「浩二君、もう終わった感じ?」
心が浩二に聞く。
浩二「終わった感じかな」
心「そっか」
駿「よかったー」
心「よくねーよ」
駿「お前も結構やられたな」
心「まぁね」
駿「浩二君は顔やばいねー!昔俺にやられたから俺より心の方が弱いと思ってたでしょ?大丈夫?」
浩二「大丈夫じゃねーよ」
心が浩二の横に座る。
心「浩二君どうしたの?何があったの?」
駿も座った。
駿「そうだよ。小学校の時は結構仲良かった気がするんだけど。思ってたの俺達だけ?」
浩二「俺も仲良いと思ってたよ」
心「じゃあなんで」
浩二「お前らと仲良くなって少したって俺の弟、学校行かなくなっただろ?」
駿「うん」
浩二「あれ俺のせいなんだ」
駿「え?何で?」
浩二「あいつあんな性格だったから友達いなかっただろ?」
駿「確かに性格は悪かった」
浩二「だから俺しか遊ぶ奴がいなくて」
駿「で?」
浩二「けど俺お前達と仲良くなってあいつと遊ぶきかいが減ってきて、しかも遊んでる相手はお前達だろ?あいつそれがつらくて、学校行ってお前達に会うのがすごい嫌だったんだと思う」
心「だったら弟も連れてくればよかったのに」
浩二「俺も何度か誘ったよ。けど怖いって言って来なかったんだよ」
駿「なんだよそれ」
浩二「それで俺も中学生になって遊ばなくなって先輩に目つけられたりして。先輩になんどもやられて、そしたらある先輩に呼ばれてその人と仲良くなったんだよ。かっこよかった。3年生もその先輩にはビビってて。先輩に弟の事話してみたんだよ」
心「で?俺達の事やっちゃえって?」
浩二「まぁ簡単に言うとそう。それから俺、お前達に勝てるように鍛えて、いろんな奴と喧嘩して頑張ったんだよ」
駿「それなのに負けたの?」
浩二「そうだよ。悪いかよ」
駿「別に悪かないけど」
心「そっか。まぁわかったよ」
すると駿が浩二の隣りで横になった。
駿「はー、疲れた」
それを見た心も2人と同じように横になった。
心「どうした?何?俺?」
浩二「あぁ。そうだよ。もう駿はやって来た」
心「何で!?」
浩二「お前ら気に食わないんだよ」
また浩二がバットを振り上げた。
心はすかさず浩二の腹目掛けて前蹴りをした。
すると浩二はバットを離しうずくまった。
心「どうしたんだよ!何があったんだよ!」
浩二「うるせぇよ!」
浩二が心に殴り掛かった。
心はよけなかった。
そして浩二は何発も殴る。
7発ほど殴られた時心は思い切り浩二の顎を殴った。
心「何だよ!どうしたんだよ!」
浩二は心の1発でふらついた。
浩二「うるせぇよ」
心「いいよ。わかったよ。もういい」
そう言うと心は浩二の脇腹を蹴り、顎を殴った。
浩二が膝をつく。
そして心が浩二の髪を掴み顔を膝で何度も蹴った。
浩二が倒れる。
心「浩二君やめよ。楽しくないよ」
浩二「生きてりゃ楽しい事ばっかじゃねーんだよ!」
そして浩二はフラフラしながら立ち上がりバットを拾った。
心「なんだよ。何があったんだよ」
浩二「くそ。お前駿より弱いんじゃねーのかよ」
心「は?何いってんの?」
浩二「まぁいいや」
浩二がバットを振り上げ殴り掛かった。
すると心は振り払ってきたバットを掴みバットを奪い、投げ捨て、浩二の顔を掴み顎目掛けて膝で飛び蹴りをかました。
浩二が倒れた。
浩二「くそ、くそが!」
すると駿がフラフラになりながらやって来て心に向かって叫んだ。
駿「心!浩二君が来るぞ!何か俺達にキレてる!」
心「お前どこ行ってたんだよ」
駿「お前その顔!」
駿が倒れている浩二に気付いた。
駿「え?あれ?何?終わった感じ?」
心「浩二君、もう終わった感じ?」
心が浩二に聞く。
浩二「終わった感じかな」
心「そっか」
駿「よかったー」
心「よくねーよ」
駿「お前も結構やられたな」
心「まぁね」
駿「浩二君は顔やばいねー!昔俺にやられたから俺より心の方が弱いと思ってたでしょ?大丈夫?」
浩二「大丈夫じゃねーよ」
心が浩二の横に座る。
心「浩二君どうしたの?何があったの?」
駿も座った。
駿「そうだよ。小学校の時は結構仲良かった気がするんだけど。思ってたの俺達だけ?」
浩二「俺も仲良いと思ってたよ」
心「じゃあなんで」
浩二「お前らと仲良くなって少したって俺の弟、学校行かなくなっただろ?」
駿「うん」
浩二「あれ俺のせいなんだ」
駿「え?何で?」
浩二「あいつあんな性格だったから友達いなかっただろ?」
駿「確かに性格は悪かった」
浩二「だから俺しか遊ぶ奴がいなくて」
駿「で?」
浩二「けど俺お前達と仲良くなってあいつと遊ぶきかいが減ってきて、しかも遊んでる相手はお前達だろ?あいつそれがつらくて、学校行ってお前達に会うのがすごい嫌だったんだと思う」
心「だったら弟も連れてくればよかったのに」
浩二「俺も何度か誘ったよ。けど怖いって言って来なかったんだよ」
駿「なんだよそれ」
浩二「それで俺も中学生になって遊ばなくなって先輩に目つけられたりして。先輩になんどもやられて、そしたらある先輩に呼ばれてその人と仲良くなったんだよ。かっこよかった。3年生もその先輩にはビビってて。先輩に弟の事話してみたんだよ」
心「で?俺達の事やっちゃえって?」
浩二「まぁ簡単に言うとそう。それから俺、お前達に勝てるように鍛えて、いろんな奴と喧嘩して頑張ったんだよ」
駿「それなのに負けたの?」
浩二「そうだよ。悪いかよ」
駿「別に悪かないけど」
心「そっか。まぁわかったよ」
すると駿が浩二の隣りで横になった。
駿「はー、疲れた」
それを見た心も2人と同じように横になった。
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