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プロローグ
大規模侵攻終結 後半
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その言葉に、優衣の体がぴくりと震えた。
「なんでもいいですから、戦うための理由を見つけて下さい。なぜ戦ってきたかを思い出してください。家族を守るためでも結構です。魔物を倒した際の報奨金が目当てでも構いません。いい成績を残せば、軍に就職した際に待遇がよくなります。誰かの復讐でも構いません」
クラスメートを喪い、優衣自身も傷ついた戦いだったのだ。回復魔法で傷自体は癒えたが、破壊された街、ニュースで流れる死者の数、そして頼りにしていた日本軍がほぼ壊滅状態にあるという事実は、再び戦うための気力を萎えさせるのに十分すぎた。
だが風子は、それでも戦えと言う。その一語一句が、疲れた体に重くのしかかってくる。
「再び立ち上がることを期待します…それでは、これをもって、第七次侵攻における学園生の全ての活動を終結とします」
風子が壇上から降り、教師が解散の号令を告げた。
疲れた顔で散ってゆく学園生たちの中、優衣は体を支えることができずにへたり込む。流れ出る涙を拭いながら、ふと考える。この戦いにおいて、自分はどれほど役に立っただろうかと。死んだ学園生達の代わりに、生き残ってよかったのだろうかと。
…こうして、第七次侵攻は終結した。
世界規模で被害が出たその戦いは、魔物に生活圏を奪われなかったという点に、かろうじて人類の勝利で終わった。
「なんでもいいですから、戦うための理由を見つけて下さい。なぜ戦ってきたかを思い出してください。家族を守るためでも結構です。魔物を倒した際の報奨金が目当てでも構いません。いい成績を残せば、軍に就職した際に待遇がよくなります。誰かの復讐でも構いません」
クラスメートを喪い、優衣自身も傷ついた戦いだったのだ。回復魔法で傷自体は癒えたが、破壊された街、ニュースで流れる死者の数、そして頼りにしていた日本軍がほぼ壊滅状態にあるという事実は、再び戦うための気力を萎えさせるのに十分すぎた。
だが風子は、それでも戦えと言う。その一語一句が、疲れた体に重くのしかかってくる。
「再び立ち上がることを期待します…それでは、これをもって、第七次侵攻における学園生の全ての活動を終結とします」
風子が壇上から降り、教師が解散の号令を告げた。
疲れた顔で散ってゆく学園生たちの中、優衣は体を支えることができずにへたり込む。流れ出る涙を拭いながら、ふと考える。この戦いにおいて、自分はどれほど役に立っただろうかと。死んだ学園生達の代わりに、生き残ってよかったのだろうかと。
…こうして、第七次侵攻は終結した。
世界規模で被害が出たその戦いは、魔物に生活圏を奪われなかったという点に、かろうじて人類の勝利で終わった。
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