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第十八話 贈り物
ライラックの花が全て散れば、夏になるのだろう。
中庭の景色は、少しずつ変わりつつある。日は高くなっていき、日差しは暖かいというより暑くなっていく。
ライラックの香りを感じながらエドゥアールとお茶を飲めるのは、今年は今日が最後……あるいは一生を通じての最後になるのかもしれなかった。
エドゥアールが時間を作って用意してくれた、お茶会の日が来た。リュシアンは、贈り物を包装して用意しておいた。彼が喜んでくれればいいのだが、と願っている。
以前のように、侍女に髪を編んでもらった。エドゥアールが似合うと言ってくれた髪型になり、何度も鏡で角度を変えて確認し、侍女に意見を求めた。
「リュシアン様はとてもお綺麗でいらっしゃいますよ」
「わたくしがしっかり編んでさしあげたのですから、自信を持って下さいませ!」
意見を求める度、侍女たちに励まされた。こんなに緊張するなんて、まるで恋人と初の逢瀬でもするみたいだ。
「殿下がいらっしゃいます!」
その場にいなかった侍女の連絡によって、一同は玄関へと向かった。
銀の髪を春風に靡かせ、エドゥアールは姿を現した。
初めて会ったときは意識していなかったが、エドゥアールは美しい人だ。光を反射して煌めく銀髪の美しさはもちろん、鼻筋の通った顔立ちも、姿勢のいい長身も、そして何より、誇り高くも弱者への慈悲を忘れない彼の性質が、多くの人を引き付けてやまないだろう。
自分などよりもよっぽど彼に相応しい人は、きっといくらでもいるだろう。
彼はオメガ差別の横行している現状を嘆き、国を変えると言ってくれたが、それを傍で見守ることはできない。自分は世俗から離れた修道院で、彼が国を帰ることに成功できたのかどうか知ることもなく、一生を終えるに違いない。
彼が国を変える様を側で見守るのは、自分ではない誰か別の人だ。
もう心の整理はついた。だから笑顔を浮かべられる。
「やあ……エドゥアール」
リュシアンは、おずおずと笑いかけた。
「リュシアン、今日も美しいな」
当たり前のように彼が口にした言葉に、顔がぱっと熱くなる。たったの一言だけで、やっぱり好きだと再認識させられた。
「そ、そうかな」
「ああ、もちろんだとも」
彼は力強く頷いた。
それから、彼は片腕を突き出して言った。
「リュシアン、中庭までエスコートさせてくれないか」
「エスコート?」
リュシアンは目を丸くさせた、エスコートだなんて、まるで夢みたいだ。
リュシアンはおずおずと、彼の腕に手を添えた。中庭に辿り着くまで、離宮の長い廊下をリュシアンはエスコートされた。
隣を歩く間、リュシアンはちらりとエドゥアールの横顔を見上げた。彼はまっすぐに前を見つめている。
彼にエスコートされた思い出も、大切に胸の内にしまっておこう。場合によっては彼がいない間にアルファの子を出産して、そのまま会えない可能性もあるのだから。
前回のようにライラックの木の下に設置された席まで案内され、エスコートは終了した。
「ライラックの香りは、相変わらず落ち着くな」
「そうだな」
彼の言葉に同意したタイミングで、お茶が運ばれてきた。もちろん、ベリーの香りを漂わせるお茶だ。
お茶を飲み、焼き菓子を摘まみながら、二人は会話に花を咲かせた。
エドゥアールは、彼が訪れる予定の国について語ってくれた。
この世界には、様々な国が存在する。武道を重んじる国や、魔法という不思議な術を使う国。飲めばたちどころに傷が治る薬を名産品としている国。隣の帝国にも行くそうだ。
彼の話を聞きながら、リュシアンは思いを馳せた。彼と一緒に様々な国に赴く自分を、夢想したのだ。妄想の中の自分は、彼と一緒に馬車に揺られ、異国の街を見て回り、初めて見る文化に目を丸くし、彼と笑い合っていた。
気がつけばお茶がなくなっていて、シャルロットがおかわりを注ぎに来た。
「リュシアン様、贈り物を渡すなら今ですよ」
シャルロットがこっそりと、包装された贈り物をリュシアンに手渡してくれた。
そうだ、エドゥアールに渡さなければ。たった今シャルロットが持ってきてくれた贈り物を、テーブルの上に乗せた。
「エドゥアール。実はこの間の茶葉のお返しがあるんだ」
「お返しなんて、そんなのいいのに。でもありがとう、中を見ても?」
「ああ」
彼が包装を解くと、中から小瓶が現れた。首から提げられるように、鎖が通してある。リュシアンが持っている抑制剤入れと、そっくりな代物だ。彼が似たような物を身につけてくれたらな、とつい思ってしまったのだ。
彼に送った小瓶の中には、抑制剤の代わりに緑色の液体が揺れている。
「これは……」
「輸入品だ。飲めば立ちどころに傷が治る薬を、名産品にしている国があると言っていただろ?」
ポーションと呼ばれる異国の秘薬が、小瓶の中に入っている。
「エドゥアールに無事に帰ってきてほしいと思って、選んだんだ」
リュシアンの言葉に、彼が瞠目する。見開かれた銀青色の瞳が、じわじわと潤んでいく。
「……ありがとう。いつも肌身離さず身につけよう」
ぽたりと、雫が銀青色の瞳から落ちた。そんなに喜んでくれるとは、思っていなかった。
「うん。俺の代わりだと思って、連れて行ってくれると嬉しい」
少しは自分を想ってくれているのだろうか。
自分は彼にとってどうでもいい人間なのではなくて、オメガだから離れ離れになってしまう運命なのだ。せめて、そう勘違いして生きていきたいとリュシアンは考えていた。
「実を言うと、私も君にあげたいものがあるんだ」
「え⁉」
彼の言葉に、驚いた声を上げた。まさか彼も贈り物を用意してくれているとは、思いもしなかった。
大切に思ってくれているのだ。本当に勘違いではないのかもしれない。
先ほど彼が涙を流したのか理解できた。「あげたいものがある」の一言を聞いただけで、こんなにも瞼の裏が熱いのだから。
「これだ」
彼は小箱を取り出し、そっと蓋を開けた。
中には一対のイヤリングが納められていた。中心に小指の先ほどの大粒の蒼い宝石が嵌められた金の細工があり、金の細工からは細い鎖が何本か伸びている。細い鎖の先には、小粒の宝石がついていた。耳につければ、風に揺れて美しいことだろう。
細工の先端は、鋭く尖っている。取扱いに気をつけなければ、先端で怪我をしてしまうかもしれないと感じた。
「このイヤリングも、他国のものなんだ。中心の宝玉に、魔法が籠められているらしい」
「魔法が……?」
魔法が籠められているものなんて、初めて目にした。しげしげとイヤリングを見つめる。深い蒼の宝玉は、まるで海を封じ込めたようだ。
「イヤリングにかけられた魔法は、片方ずつ別々の人間がイヤリングをつけて、初めて効力を発揮するんだ。イヤリングの片割れをつけた相手を想いながら宝玉に触れると、相手に声を届けることができるのだという」
「声を?」
このイヤリングさえあれば、彼が異国にいる間も声が聞こえるのか。リュシアンは、イヤリングの片方を手に取った。
「試してみようか」
エドゥアールもまたイヤリングの片割れを手に取り、左耳に装着した。それを見て、リュシアンは右耳に装着した。
エドゥアールは宝玉に触れると、そっと囁いた。
『リュシアン、聞こえるか?』
耳元から聞こえる囁き声と、目の前の彼から聞こえるこえとで、声が二重になって聞こえた。
リュシアンも胸が鼓動するのを感じながら、イヤリングの宝玉に触れてみた。
『う、うん、聞こえる』
彼も声が聞こえたのだろうか、ぱっと笑顔になった。
「すごい、このイヤリングがあればエドゥアールが遠くに行ってしまっても、寂しくないな!」
リュシアンも笑顔になってはしゃいだ。
「いや、そんなに万能な代物でもない。宝玉には魔力が籠められていてな。魔力が切れてしまうと、使えなくなってしまうんだ」
「ええ⁉」
リュシアンは慌てて宝玉から手を離した。
「魔力がなくなると、宝玉は透明な硝子玉のようになってしまうらしい。そうなってしまうと、魔法を操る民の国まで行って、魔力を再び補充してもらわねばならない」
「大変じゃないか!」
リュシアンはイヤリングを外し、宝玉の色を確認した。宝玉は海のような深い蒼色を湛えたままだ。ほっと胸を撫で下ろした。魔力を使い果たしてしまっていたら、遠くに行く彼と話ができないところだった。
「私が君の傍にいない間、もし何かあった際には、いつでも連絡してほしい」
「でも、貴重な魔力が……」
「そんなこと気にしないでくれ。君の声を聞くために、贈るのだから」
優しい微笑みに、じわりと視界が滲む。堪える余裕もなく、ぼろぼろと涙の粒が次々と零れ落ちた。
エドゥアールは、遠い異国に行っても自分と繋がっていたいと思ってくれていた。決して一方通行の想いなどではなかった。それがわかったのだから、たとえ人生の道が分かたれた後でも、彼を想いながら幸福に生涯を終えられるだろう。
「エ、エドゥアール、俺、俺、嬉しい……っ!」
しゃくり上げながら、なんとか礼の言葉を口にした。涙が止まらない。
「君は涙までうつくしいな」
彼がハンカチを取り出して、涙を拭き取ってくれた。彼の前では、泣いてばかりだ。
中庭の景色は、少しずつ変わりつつある。日は高くなっていき、日差しは暖かいというより暑くなっていく。
ライラックの香りを感じながらエドゥアールとお茶を飲めるのは、今年は今日が最後……あるいは一生を通じての最後になるのかもしれなかった。
エドゥアールが時間を作って用意してくれた、お茶会の日が来た。リュシアンは、贈り物を包装して用意しておいた。彼が喜んでくれればいいのだが、と願っている。
以前のように、侍女に髪を編んでもらった。エドゥアールが似合うと言ってくれた髪型になり、何度も鏡で角度を変えて確認し、侍女に意見を求めた。
「リュシアン様はとてもお綺麗でいらっしゃいますよ」
「わたくしがしっかり編んでさしあげたのですから、自信を持って下さいませ!」
意見を求める度、侍女たちに励まされた。こんなに緊張するなんて、まるで恋人と初の逢瀬でもするみたいだ。
「殿下がいらっしゃいます!」
その場にいなかった侍女の連絡によって、一同は玄関へと向かった。
銀の髪を春風に靡かせ、エドゥアールは姿を現した。
初めて会ったときは意識していなかったが、エドゥアールは美しい人だ。光を反射して煌めく銀髪の美しさはもちろん、鼻筋の通った顔立ちも、姿勢のいい長身も、そして何より、誇り高くも弱者への慈悲を忘れない彼の性質が、多くの人を引き付けてやまないだろう。
自分などよりもよっぽど彼に相応しい人は、きっといくらでもいるだろう。
彼はオメガ差別の横行している現状を嘆き、国を変えると言ってくれたが、それを傍で見守ることはできない。自分は世俗から離れた修道院で、彼が国を帰ることに成功できたのかどうか知ることもなく、一生を終えるに違いない。
彼が国を変える様を側で見守るのは、自分ではない誰か別の人だ。
もう心の整理はついた。だから笑顔を浮かべられる。
「やあ……エドゥアール」
リュシアンは、おずおずと笑いかけた。
「リュシアン、今日も美しいな」
当たり前のように彼が口にした言葉に、顔がぱっと熱くなる。たったの一言だけで、やっぱり好きだと再認識させられた。
「そ、そうかな」
「ああ、もちろんだとも」
彼は力強く頷いた。
それから、彼は片腕を突き出して言った。
「リュシアン、中庭までエスコートさせてくれないか」
「エスコート?」
リュシアンは目を丸くさせた、エスコートだなんて、まるで夢みたいだ。
リュシアンはおずおずと、彼の腕に手を添えた。中庭に辿り着くまで、離宮の長い廊下をリュシアンはエスコートされた。
隣を歩く間、リュシアンはちらりとエドゥアールの横顔を見上げた。彼はまっすぐに前を見つめている。
彼にエスコートされた思い出も、大切に胸の内にしまっておこう。場合によっては彼がいない間にアルファの子を出産して、そのまま会えない可能性もあるのだから。
前回のようにライラックの木の下に設置された席まで案内され、エスコートは終了した。
「ライラックの香りは、相変わらず落ち着くな」
「そうだな」
彼の言葉に同意したタイミングで、お茶が運ばれてきた。もちろん、ベリーの香りを漂わせるお茶だ。
お茶を飲み、焼き菓子を摘まみながら、二人は会話に花を咲かせた。
エドゥアールは、彼が訪れる予定の国について語ってくれた。
この世界には、様々な国が存在する。武道を重んじる国や、魔法という不思議な術を使う国。飲めばたちどころに傷が治る薬を名産品としている国。隣の帝国にも行くそうだ。
彼の話を聞きながら、リュシアンは思いを馳せた。彼と一緒に様々な国に赴く自分を、夢想したのだ。妄想の中の自分は、彼と一緒に馬車に揺られ、異国の街を見て回り、初めて見る文化に目を丸くし、彼と笑い合っていた。
気がつけばお茶がなくなっていて、シャルロットがおかわりを注ぎに来た。
「リュシアン様、贈り物を渡すなら今ですよ」
シャルロットがこっそりと、包装された贈り物をリュシアンに手渡してくれた。
そうだ、エドゥアールに渡さなければ。たった今シャルロットが持ってきてくれた贈り物を、テーブルの上に乗せた。
「エドゥアール。実はこの間の茶葉のお返しがあるんだ」
「お返しなんて、そんなのいいのに。でもありがとう、中を見ても?」
「ああ」
彼が包装を解くと、中から小瓶が現れた。首から提げられるように、鎖が通してある。リュシアンが持っている抑制剤入れと、そっくりな代物だ。彼が似たような物を身につけてくれたらな、とつい思ってしまったのだ。
彼に送った小瓶の中には、抑制剤の代わりに緑色の液体が揺れている。
「これは……」
「輸入品だ。飲めば立ちどころに傷が治る薬を、名産品にしている国があると言っていただろ?」
ポーションと呼ばれる異国の秘薬が、小瓶の中に入っている。
「エドゥアールに無事に帰ってきてほしいと思って、選んだんだ」
リュシアンの言葉に、彼が瞠目する。見開かれた銀青色の瞳が、じわじわと潤んでいく。
「……ありがとう。いつも肌身離さず身につけよう」
ぽたりと、雫が銀青色の瞳から落ちた。そんなに喜んでくれるとは、思っていなかった。
「うん。俺の代わりだと思って、連れて行ってくれると嬉しい」
少しは自分を想ってくれているのだろうか。
自分は彼にとってどうでもいい人間なのではなくて、オメガだから離れ離れになってしまう運命なのだ。せめて、そう勘違いして生きていきたいとリュシアンは考えていた。
「実を言うと、私も君にあげたいものがあるんだ」
「え⁉」
彼の言葉に、驚いた声を上げた。まさか彼も贈り物を用意してくれているとは、思いもしなかった。
大切に思ってくれているのだ。本当に勘違いではないのかもしれない。
先ほど彼が涙を流したのか理解できた。「あげたいものがある」の一言を聞いただけで、こんなにも瞼の裏が熱いのだから。
「これだ」
彼は小箱を取り出し、そっと蓋を開けた。
中には一対のイヤリングが納められていた。中心に小指の先ほどの大粒の蒼い宝石が嵌められた金の細工があり、金の細工からは細い鎖が何本か伸びている。細い鎖の先には、小粒の宝石がついていた。耳につければ、風に揺れて美しいことだろう。
細工の先端は、鋭く尖っている。取扱いに気をつけなければ、先端で怪我をしてしまうかもしれないと感じた。
「このイヤリングも、他国のものなんだ。中心の宝玉に、魔法が籠められているらしい」
「魔法が……?」
魔法が籠められているものなんて、初めて目にした。しげしげとイヤリングを見つめる。深い蒼の宝玉は、まるで海を封じ込めたようだ。
「イヤリングにかけられた魔法は、片方ずつ別々の人間がイヤリングをつけて、初めて効力を発揮するんだ。イヤリングの片割れをつけた相手を想いながら宝玉に触れると、相手に声を届けることができるのだという」
「声を?」
このイヤリングさえあれば、彼が異国にいる間も声が聞こえるのか。リュシアンは、イヤリングの片方を手に取った。
「試してみようか」
エドゥアールもまたイヤリングの片割れを手に取り、左耳に装着した。それを見て、リュシアンは右耳に装着した。
エドゥアールは宝玉に触れると、そっと囁いた。
『リュシアン、聞こえるか?』
耳元から聞こえる囁き声と、目の前の彼から聞こえるこえとで、声が二重になって聞こえた。
リュシアンも胸が鼓動するのを感じながら、イヤリングの宝玉に触れてみた。
『う、うん、聞こえる』
彼も声が聞こえたのだろうか、ぱっと笑顔になった。
「すごい、このイヤリングがあればエドゥアールが遠くに行ってしまっても、寂しくないな!」
リュシアンも笑顔になってはしゃいだ。
「いや、そんなに万能な代物でもない。宝玉には魔力が籠められていてな。魔力が切れてしまうと、使えなくなってしまうんだ」
「ええ⁉」
リュシアンは慌てて宝玉から手を離した。
「魔力がなくなると、宝玉は透明な硝子玉のようになってしまうらしい。そうなってしまうと、魔法を操る民の国まで行って、魔力を再び補充してもらわねばならない」
「大変じゃないか!」
リュシアンはイヤリングを外し、宝玉の色を確認した。宝玉は海のような深い蒼色を湛えたままだ。ほっと胸を撫で下ろした。魔力を使い果たしてしまっていたら、遠くに行く彼と話ができないところだった。
「私が君の傍にいない間、もし何かあった際には、いつでも連絡してほしい」
「でも、貴重な魔力が……」
「そんなこと気にしないでくれ。君の声を聞くために、贈るのだから」
優しい微笑みに、じわりと視界が滲む。堪える余裕もなく、ぼろぼろと涙の粒が次々と零れ落ちた。
エドゥアールは、遠い異国に行っても自分と繋がっていたいと思ってくれていた。決して一方通行の想いなどではなかった。それがわかったのだから、たとえ人生の道が分かたれた後でも、彼を想いながら幸福に生涯を終えられるだろう。
「エ、エドゥアール、俺、俺、嬉しい……っ!」
しゃくり上げながら、なんとか礼の言葉を口にした。涙が止まらない。
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※表紙は作成者様からお借りしてます。
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