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第1章 グリム編
第12話 魔力を探知せよ! そしておっさんは冒険者ギルドへ向かう
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――その後、魔法を色々試していくつか分かった。
1つ目。
空気中に充満してる魔力……いや、魔素とでも言えばよいのか。
その魔素を感じ取れる範囲は、おおよそ3メートル以内ってことが分かった。
なぜなら感じとれる一番遠くの魔素を使って氷弾を作ると、その辺りだからだ。
氷弾を空中に浮遊させておける限界距離も3メートルだ。
つまり自分を中心とした3メートル位の円形にしか魔法を発動できない。
2つ目。
この世界の人間の体内にも魔素があることが分かった。
いや、体内だから魔力と言うべきか。
空気中のは魔素、体内のは魔力。
ややこしいな。
というのも知覚できる魔素の範囲を探っていると、右隣の部屋から1つ魔力を感じた。
試しに表に出て通行人の魔力を探ってみると、やはり体内に魔力を感じる。
どうも心臓に魔力があるようだ。
あると分かっていなければ気づかないほど、その量は極僅かだが。
部屋の壁を跨いで魔素を感じたってことは、障害物は関係なく知覚できるみたいだ。
あと子供には魔力がないことも分かった。
大人の魔力は皆ほぼ同じなんだが、しばらく通行人の魔力を感じ取っていると1人ほんの少しだけ魔力の大きい人間がいた。
いかにも金持ち風の男の後ろをついて歩く女からだ。
稀に魔力の大きい人間がいるらしい。
常に感じ取れるよう訓練が必要だな。
今は周囲の魔力を探ることに意識を集中しないと分からない。
それと俺の心臓にも魔力があることに気が付いた。
この世界の人間よりもかなり大きいようだが、一体どういうことなのか。
3つ目。
俺は魔法を同時発動できる。
小さな氷弾で試してみると、周囲3メートル以内なら複数作ることが可能だった。
だが、まだいっぺんに複数作ることはできない。
1つ1つ順番に作っていく感じだ。
事前に複数作っておけば、一斉に発射することはできる。
よし、次は冒険者ギルドに行ってみるか。
まずは金を稼ぐ手段を模索することが先決だ。
冒険者といえば荒くれ者が多そうだ。
日本では誰に対しても「です」「ます」口調で物腰の低いサラリーマンだったが、この世界でそんな言葉遣いでは舐められてしまう。
こういうのはロープレと同じだからな。
自分も荒くれ者になった気分でタフな男を演じるんだ。
郷に入っては郷に従えってな。
宿は問題なさそうなので、1階の受付で5泊分を追加で支払っておく。
宿を出て向かいの建物に行くと、剣と盾を持った人間の絵が描かれた看板がついていた。
ドアを開けて入ると、正面に受付、右手は酒場になっているようだ。
ガヤガヤしている。
俺は受付に進んで行って、受付の女の子に聞いてみる。
茶髪のロングに、目のぱっちりした眉の切れの良い少女だ。
「ちょっといいか。
ここは冒険者ギルドだろうか?」
「……あー、はい。
冒険者ギルドの利用は初めてですか?」
「ああ、実はそうなんだ」
「それでは説明しますね。
冒険者ギルドは、一言で言うと自由民の互助組織なんです。
冒険者の登録をすると色々な仕事の紹介を受けられます。
掃除や配達など街中での仕事も当然あるし、護衛や傭兵の依頼、それに魔石や魔物素材の買取なんかもやってます」
自由民ってのが気になるが、常識的なことっぽいから質問は控えておく。
「なるほど、冒険者登録ってのは誰でもできるか?」
「はい、銀貨1枚です。
1度登録すると冒険者プレートが発行されるので、他の街でも利用できますよ。
最初は鉄プレートで、プレートのランクに合った依頼を受けられます!」
「プレートにランクがあるのか?」
「はい。鉄・銅・銀・金の順番で上のランクになるほど優遇措置があるんです」
「なるほど。例えばどんなのが?」
「鉄は何もないです。
銅になると街の通行料が免除されますね。
銀になると市民権を貰えます!」
「通行料の免除は大きいな。
――すまない、市民権ってのは聞いても?」
「はあ……市民になると市内に家を買えるんですよ。
市内に家を持てるなんて憧れじゃないですか。
私もなりたいです。
税金とか徴兵とかありますけど」
「なるほどな」
俺は自由民ってことらしい。
家は買えないのね。
「では登録しますか?」
「ああ、頼む」
「では、名前と年齢を教えてください」
「リューイチ、40歳だ」
「ええ!? 40歳ですか!?」
「そうだが、何か?」
語調を強めに聞き返す。
なにこの受付の少女。
大声で年齢を叫んでくれちゃってるんだけど。
酒場のほうを見ると飲んでる奴らに注目されている。
「あ……いえ、はい。
ではこれにサインしてください。何かの記号とかでも結構ですよ。
それをプレートに彫り込みますので」
「これで良いか?」
渡されたペンで木の板にリューイチの「リュ」と書いて渡す。
「初めて見る形……記号ですか?」
「ああ。まぁ適当にな」
「はい。ではこれでプレートを作成しますね。
サインは保管しておくので、プレートがあれば必要な時に本人確認もできます」
「そうか」
普通に話せてるから文字も通じるのかと思ったら、文字は通じないようだ。
というか受付の少女の口の動きと聞こえてくる言葉が合っていない。
日本語訳の洋画を見てるのと同じ感じだ。
勝手に翻訳されてるのか。
受付の少女が書いているものも初めて見る文字だ。
全く読めない、これはマズイな。
読み書きの勉強をしないといけないか。
「では、17時までにはできてると思います。
あとで取りに来てください」
「よろしく頼む。
それと魔物の魔石や素材だっけか、買取ってのはどこでやってるんだ?」
「買取! 買取なら、あっちのギルドの庭にある建物でやってますよ~」
「そうか。分かった」
庭に行くと掘っ立て小屋みたいなのに大きな木製のテーブルが置かれている。
小屋に近づいていくと、血まみれのエプロンをつけた体格の良い親父に声をかけられた。
「おう。なんだ?」
「魔物の買取してるってのはここか?」
「おう。魔石と魔物の素材なら買い取るぞ」
「そうか、どんなのを買い取ってるんだ?」
「魔物はまず魔石だな。
素材に関しちゃ食える奴は肉を買い取るし、武具や装飾品になる素材も買い取る。
まあとにかく持ってくれば査定してやるぞ」
「魔石……か。
えーと、動物には魔石はないんだよな?」
「当たり前だろ。魔石があるから魔物ってんだ」
「だよな。この辺りはどんな魔物がいるんだ?」
「あーまぁ魔の森は色んなのがいるぞ。
浅いとこに多いのは角ウサギにスライム、ゴブリンとかだな」
「……なるほど、それっぽいのがいるんだな」
「奥に行くとグレイトボアみたいな大物も出てくる。
高値で売れるが、1人で行くのはやめておけ。死ぬぞ」
この親父、いかつい顔してる割に意外とやさしいな。
「分かった、なら早速。
でっかい蛇を仕留めたんだけど、見てくれるか?」
「おう。とりあえず持ってこいや。
俺はバランってんだ」
「ああ、宿に置いてあるから持ってくる。
俺はリューイチだ」
この場所でアイテムボックスから出す訳にはいかないからな。俺の力は秘密だ。
--------------------------------------------------
★【R18完全版】のご案内★
本作は「ノクターンノベルズ」にて、ここには書けない過激な描写(18禁シーン)を全て収録した
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カットされた「夜の営み」や「リューイチの容赦ない制裁」を楽しみたい方は、ぜひそちらをご覧ください。
激しいシーンを、遠慮なく細部に渡って克明に描写しております。
【探し方】
Web検索、またはノクターンノベルズのサイト内で
『 おっさん異世界物語 』
と検索してください。
(※作者名『眠れる森のおっさん』で検索しても見つかります)
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2つ目。
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空気中のは魔素、体内のは魔力。
ややこしいな。
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どうも心臓に魔力があるようだ。
あると分かっていなければ気づかないほど、その量は極僅かだが。
部屋の壁を跨いで魔素を感じたってことは、障害物は関係なく知覚できるみたいだ。
あと子供には魔力がないことも分かった。
大人の魔力は皆ほぼ同じなんだが、しばらく通行人の魔力を感じ取っていると1人ほんの少しだけ魔力の大きい人間がいた。
いかにも金持ち風の男の後ろをついて歩く女からだ。
稀に魔力の大きい人間がいるらしい。
常に感じ取れるよう訓練が必要だな。
今は周囲の魔力を探ることに意識を集中しないと分からない。
それと俺の心臓にも魔力があることに気が付いた。
この世界の人間よりもかなり大きいようだが、一体どういうことなのか。
3つ目。
俺は魔法を同時発動できる。
小さな氷弾で試してみると、周囲3メートル以内なら複数作ることが可能だった。
だが、まだいっぺんに複数作ることはできない。
1つ1つ順番に作っていく感じだ。
事前に複数作っておけば、一斉に発射することはできる。
よし、次は冒険者ギルドに行ってみるか。
まずは金を稼ぐ手段を模索することが先決だ。
冒険者といえば荒くれ者が多そうだ。
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こういうのはロープレと同じだからな。
自分も荒くれ者になった気分でタフな男を演じるんだ。
郷に入っては郷に従えってな。
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宿を出て向かいの建物に行くと、剣と盾を持った人間の絵が描かれた看板がついていた。
ドアを開けて入ると、正面に受付、右手は酒場になっているようだ。
ガヤガヤしている。
俺は受付に進んで行って、受付の女の子に聞いてみる。
茶髪のロングに、目のぱっちりした眉の切れの良い少女だ。
「ちょっといいか。
ここは冒険者ギルドだろうか?」
「……あー、はい。
冒険者ギルドの利用は初めてですか?」
「ああ、実はそうなんだ」
「それでは説明しますね。
冒険者ギルドは、一言で言うと自由民の互助組織なんです。
冒険者の登録をすると色々な仕事の紹介を受けられます。
掃除や配達など街中での仕事も当然あるし、護衛や傭兵の依頼、それに魔石や魔物素材の買取なんかもやってます」
自由民ってのが気になるが、常識的なことっぽいから質問は控えておく。
「なるほど、冒険者登録ってのは誰でもできるか?」
「はい、銀貨1枚です。
1度登録すると冒険者プレートが発行されるので、他の街でも利用できますよ。
最初は鉄プレートで、プレートのランクに合った依頼を受けられます!」
「プレートにランクがあるのか?」
「はい。鉄・銅・銀・金の順番で上のランクになるほど優遇措置があるんです」
「なるほど。例えばどんなのが?」
「鉄は何もないです。
銅になると街の通行料が免除されますね。
銀になると市民権を貰えます!」
「通行料の免除は大きいな。
――すまない、市民権ってのは聞いても?」
「はあ……市民になると市内に家を買えるんですよ。
市内に家を持てるなんて憧れじゃないですか。
私もなりたいです。
税金とか徴兵とかありますけど」
「なるほどな」
俺は自由民ってことらしい。
家は買えないのね。
「では登録しますか?」
「ああ、頼む」
「では、名前と年齢を教えてください」
「リューイチ、40歳だ」
「ええ!? 40歳ですか!?」
「そうだが、何か?」
語調を強めに聞き返す。
なにこの受付の少女。
大声で年齢を叫んでくれちゃってるんだけど。
酒場のほうを見ると飲んでる奴らに注目されている。
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「そうか。分かった」
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