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第1章 グリム編
第19話 返り討ちの戦利品とギルドマスターへの直談判!
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街へ向かって歩きながら、奪った財布の中身を検める。
ノッポが一番多かった。
金貨5枚以上だ。
他人から奪った金だろうな。
髭面が金貨1枚とちょっと。
女は金貨3枚分ってとこか。
3人分を合わせると金貨10枚以上の収入になった。
その他にも奴らの装備がある。これも売り払えばもっとホクホクだ。
帰り道は何事もなく、のんびり歩いて行った。
北門に着くと門番に通行料の銀貨1枚を支払う。前に宿屋を教えて貰った門番だ。
「通行料の銀貨1枚です」
「おう。通っていいぞ」
「ところで……」
俺は財布からもう1枚の銀貨を取り出して、門番の手に握らせる。
門番は銀貨を受け取って懐にしまい込む。
「おう。なんだ。また何か聞きたいことか?」
「ええ、ちょっと伺いたいんですがね。
街の外で冒険者同士のいざこざってのは、何か問題でもあるんでしょうかねぇ?」
「冒険者? ああ、自由民のことか。
自由民同士なら城壁外で何しようが、そいつらの問題だな。
グリム市は関知せんぞ」
「ほう。それは良かった」
「なんだ。揉め事か?」
「ええ。冒険者の奴らに襲われましてねぇ」
「気をつけろよ。市外じゃ殺されても泣き寝入りだ」
城壁の外では冒険者を殺しても、お上の沙汰は無いらしい。
「はい。そうします」
「だが自由民同士だからって、街中では問題起こすなよ。
処罰されるからな」
「そうですか。気を付けます」
「まあ何かあったら言え。
俺が口利きくらいはしてやろう」
「ありがとうございます。
その時はよしなに」
俺が森の中で3人組を始末したのも特に問題なかった訳だな。
それなら3人分の装備を一気に売り払っても特に怪しまることはないか。
女が衛兵に突き出されるのを嫌がってたのは、他にも余罪があるんだろう。
グリム市民に手を出した、とかな。
奴らは冒険者ギルドでポイズンスネークの金を受け取ったことを知って、俺を襲ってきた。
とすると、元凶はあの小娘で間違いないな。
さて――どうしてくれるか。
宿屋に戻って、念のため女将のおばちゃんにも聞いてみる。
本当に市外で自由民を殺してもお咎めないのか確かめないとな。
「仰る通りですよ。
基本的にグリム市外で起きたことに市は関与しませんから」
「なるほどな。ありがとう」
2人に同じことを確認できたので間違いないと思って良さそうだ。
森で襲ってきたら奴らを始末しても、公然とお咎めナシってことだな。
市外のトラブルなんざ、当事者しか本当のところは分からんしな。
そんなもんか。
始末した3人の武器と冒険者プレートを持って冒険者ギルドに行く。
何故か知らんが俺を睨みつける受付の小娘を横目に、隣の大人しそうな受付の女に話しかける。
「やあ、実は森でトラブルにあってね」
「それはそれは。一体どんなことでしょう?」
「その件で冒険者ギルドの上役と直接話したいんだが、呼んでくれるかな?」
「……かしこまりました。しばらくお待ちください」
小娘に睨まれながら待っていると、受付が戻ってきて2階へ案内される。
2階には個室が何部屋かあるようで、そのうちの1つに通された。
20畳くらいのスペースに木造りの長テーブル1つと椅子が多数だ。
椅子に腰かけて待っていると、髪を7・3に分けて気難しそうな顔した中年親父がやってきた。
中年親父は入ってくるなり椅子にサッと座って喋り始めた。
「どうも。冒険者ギルドのマスターをしているシスモンドです。
何か私に話があるとか。あなたは?」
「俺はリューイチという者だ。
先日ここで冒険者登録をしたんだが」
「おお。あなたがリューイチさんですか。
話には聞いておりますよ。
何でも相当な手練れなんだとか」
「そんなことはないが。
それで話なんだがな、これを見てくれないか」
俺はそう言って巾着袋から銅プレートを3枚取り出してテーブルに置く。
「これは冒険者プレートですな。
あなたが何故これを?」
「実はさっき魔の森へ出かけたら、この冒険者達が俺を襲ってきてな。
仕方なく返り討ちにした」
「なんと。
……その者たちがあなたを襲った理由に心当たりは?」
「それなんだ。
こいつらは何故だか俺がポイズンスネークを売って金を稼いだことを知っていてなぁ。
それを知って金目当てに襲ったと言っていたんだ」
「まさか……そんな」
「そうなんだ、まさかだよなぁ。
買取所のバランと受付しか知らないはずのことを、何で知っているんだろうなぁ。
あんたはどう思う?」
「……失礼だが、あなたが冒険者たちを襲ったということは?」
俺は持ってきた3人分の片手剣をテーブルに広げて見せる。
「これが襲ってきた奴らの剣だ」
「むう……確かに、これはトールの剣だ」
「銅プレートの冒険者3人が完全武装して襲ってきたんだぜ?
俺が1人で武装した奴らを襲うってのか?」
ノッポの奴はトールって名前だったらしい。
「受付の小娘が、俺の報酬内容を大声で叫んでいたからなぁ。
そりゃ金に目がくらむ奴も出てくるってもんだろ」
「アイツまたか!
……いや、それは大変申し訳ないことをした」
意外と物分かりが良いな。
あの小娘のアホさ加減は毎度のことらしい。
「いや、分かってくれればいいんだが。
ただこんなことがあったら、もう冒険者ギルドには大物を卸せなくなってしまうからなぁ。
他のアテを探さなくっちゃあならない」
「ッ!……それは困ります。
あなたのような優秀な冒険者を失ってしまうのはギルドの損失だ。
――事実確認をとって然るべき処分を行うことを誓いますよ」
「ほう。あんたがそう言ってくれるなら信用しても良いのかな?」
「ええ、もちろんです。
……あぁそうだ、あなたの実力は既に十分に示して貰った。
銅プレート以上の力があることは疑いようがない事実です。
銅プレートを手配しておきますので、1階の受付で受け取ってください」
「おお、そうか。いやぁ、話が分かるんで助かる。
あんたと話ができて本当に良かったよ」
「いやいや、分かり合えて本当に良かった。はっはっはっ」
銅プレートが手に入るのは素直に嬉しいな。
これで街の通行料が免除になる。
「そうだ。また魔の森に行くんだが、あの森に暮らしている人間ってのはいるんだろうか?」
「人間が? 魔の森は魔物だらけですからな。
人間の生きていけるところではありませんよ」
「じゃあ過去に魔の森から人が出てきたってこともないと?」
「そんな話は聞いたことがありませんな」
「なるほどな。
なら魔の森で遠慮なく魔物狩りができるってもんだ」
「ええ、また大物をお待ちしてますよ」
すっとぼけている感じには見えないな。
俺のような異世界転移してきた奴はいないのか?
ギルドマスターが知らないんじゃ、他の奴に聞いても無駄かも知れない。
ギルドマスターと握手を交わして、3人の剣を持って席を立つ。
奴らの冒険者プレートはギルドマスターに返却しておいてやった。
受付に行くと夕方にプレートを取りに来るようにとのことだ。
宿の部屋に戻り、奪った3人の持ち物を大袋に詰め込んで店に行く。
他人の装備なんて使う気がしない。
女物もいらんしな。
3人分の服と皮の防具に片手剣、それに諸々の道具類を全て売り払った。
しめて金貨6枚分以上だ。
なかなか良い稼ぎになったな。
――これって、あの小娘のおかげか?
いやいや、そんなことナイナイ。
俺が殺されてたのかも知れんのだし。
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本作は「ノクターンノベルズ」にて、ここには書けない過激な描写(18禁シーン)を全て収録した
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『 おっさん異世界物語 』
と検索してください。
(※作者名『眠れる森のおっさん』で検索しても見つかります)
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ノッポが一番多かった。
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他人から奪った金だろうな。
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女は金貨3枚分ってとこか。
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その他にも奴らの装備がある。これも売り払えばもっとホクホクだ。
帰り道は何事もなく、のんびり歩いて行った。
北門に着くと門番に通行料の銀貨1枚を支払う。前に宿屋を教えて貰った門番だ。
「通行料の銀貨1枚です」
「おう。通っていいぞ」
「ところで……」
俺は財布からもう1枚の銀貨を取り出して、門番の手に握らせる。
門番は銀貨を受け取って懐にしまい込む。
「おう。なんだ。また何か聞きたいことか?」
「ええ、ちょっと伺いたいんですがね。
街の外で冒険者同士のいざこざってのは、何か問題でもあるんでしょうかねぇ?」
「冒険者? ああ、自由民のことか。
自由民同士なら城壁外で何しようが、そいつらの問題だな。
グリム市は関知せんぞ」
「ほう。それは良かった」
「なんだ。揉め事か?」
「ええ。冒険者の奴らに襲われましてねぇ」
「気をつけろよ。市外じゃ殺されても泣き寝入りだ」
城壁の外では冒険者を殺しても、お上の沙汰は無いらしい。
「はい。そうします」
「だが自由民同士だからって、街中では問題起こすなよ。
処罰されるからな」
「そうですか。気を付けます」
「まあ何かあったら言え。
俺が口利きくらいはしてやろう」
「ありがとうございます。
その時はよしなに」
俺が森の中で3人組を始末したのも特に問題なかった訳だな。
それなら3人分の装備を一気に売り払っても特に怪しまることはないか。
女が衛兵に突き出されるのを嫌がってたのは、他にも余罪があるんだろう。
グリム市民に手を出した、とかな。
奴らは冒険者ギルドでポイズンスネークの金を受け取ったことを知って、俺を襲ってきた。
とすると、元凶はあの小娘で間違いないな。
さて――どうしてくれるか。
宿屋に戻って、念のため女将のおばちゃんにも聞いてみる。
本当に市外で自由民を殺してもお咎めないのか確かめないとな。
「仰る通りですよ。
基本的にグリム市外で起きたことに市は関与しませんから」
「なるほどな。ありがとう」
2人に同じことを確認できたので間違いないと思って良さそうだ。
森で襲ってきたら奴らを始末しても、公然とお咎めナシってことだな。
市外のトラブルなんざ、当事者しか本当のところは分からんしな。
そんなもんか。
始末した3人の武器と冒険者プレートを持って冒険者ギルドに行く。
何故か知らんが俺を睨みつける受付の小娘を横目に、隣の大人しそうな受付の女に話しかける。
「やあ、実は森でトラブルにあってね」
「それはそれは。一体どんなことでしょう?」
「その件で冒険者ギルドの上役と直接話したいんだが、呼んでくれるかな?」
「……かしこまりました。しばらくお待ちください」
小娘に睨まれながら待っていると、受付が戻ってきて2階へ案内される。
2階には個室が何部屋かあるようで、そのうちの1つに通された。
20畳くらいのスペースに木造りの長テーブル1つと椅子が多数だ。
椅子に腰かけて待っていると、髪を7・3に分けて気難しそうな顔した中年親父がやってきた。
中年親父は入ってくるなり椅子にサッと座って喋り始めた。
「どうも。冒険者ギルドのマスターをしているシスモンドです。
何か私に話があるとか。あなたは?」
「俺はリューイチという者だ。
先日ここで冒険者登録をしたんだが」
「おお。あなたがリューイチさんですか。
話には聞いておりますよ。
何でも相当な手練れなんだとか」
「そんなことはないが。
それで話なんだがな、これを見てくれないか」
俺はそう言って巾着袋から銅プレートを3枚取り出してテーブルに置く。
「これは冒険者プレートですな。
あなたが何故これを?」
「実はさっき魔の森へ出かけたら、この冒険者達が俺を襲ってきてな。
仕方なく返り討ちにした」
「なんと。
……その者たちがあなたを襲った理由に心当たりは?」
「それなんだ。
こいつらは何故だか俺がポイズンスネークを売って金を稼いだことを知っていてなぁ。
それを知って金目当てに襲ったと言っていたんだ」
「まさか……そんな」
「そうなんだ、まさかだよなぁ。
買取所のバランと受付しか知らないはずのことを、何で知っているんだろうなぁ。
あんたはどう思う?」
「……失礼だが、あなたが冒険者たちを襲ったということは?」
俺は持ってきた3人分の片手剣をテーブルに広げて見せる。
「これが襲ってきた奴らの剣だ」
「むう……確かに、これはトールの剣だ」
「銅プレートの冒険者3人が完全武装して襲ってきたんだぜ?
俺が1人で武装した奴らを襲うってのか?」
ノッポの奴はトールって名前だったらしい。
「受付の小娘が、俺の報酬内容を大声で叫んでいたからなぁ。
そりゃ金に目がくらむ奴も出てくるってもんだろ」
「アイツまたか!
……いや、それは大変申し訳ないことをした」
意外と物分かりが良いな。
あの小娘のアホさ加減は毎度のことらしい。
「いや、分かってくれればいいんだが。
ただこんなことがあったら、もう冒険者ギルドには大物を卸せなくなってしまうからなぁ。
他のアテを探さなくっちゃあならない」
「ッ!……それは困ります。
あなたのような優秀な冒険者を失ってしまうのはギルドの損失だ。
――事実確認をとって然るべき処分を行うことを誓いますよ」
「ほう。あんたがそう言ってくれるなら信用しても良いのかな?」
「ええ、もちろんです。
……あぁそうだ、あなたの実力は既に十分に示して貰った。
銅プレート以上の力があることは疑いようがない事実です。
銅プレートを手配しておきますので、1階の受付で受け取ってください」
「おお、そうか。いやぁ、話が分かるんで助かる。
あんたと話ができて本当に良かったよ」
「いやいや、分かり合えて本当に良かった。はっはっはっ」
銅プレートが手に入るのは素直に嬉しいな。
これで街の通行料が免除になる。
「そうだ。また魔の森に行くんだが、あの森に暮らしている人間ってのはいるんだろうか?」
「人間が? 魔の森は魔物だらけですからな。
人間の生きていけるところではありませんよ」
「じゃあ過去に魔の森から人が出てきたってこともないと?」
「そんな話は聞いたことがありませんな」
「なるほどな。
なら魔の森で遠慮なく魔物狩りができるってもんだ」
「ええ、また大物をお待ちしてますよ」
すっとぼけている感じには見えないな。
俺のような異世界転移してきた奴はいないのか?
ギルドマスターが知らないんじゃ、他の奴に聞いても無駄かも知れない。
ギルドマスターと握手を交わして、3人の剣を持って席を立つ。
奴らの冒険者プレートはギルドマスターに返却しておいてやった。
受付に行くと夕方にプレートを取りに来るようにとのことだ。
宿の部屋に戻り、奪った3人の持ち物を大袋に詰め込んで店に行く。
他人の装備なんて使う気がしない。
女物もいらんしな。
3人分の服と皮の防具に片手剣、それに諸々の道具類を全て売り払った。
しめて金貨6枚分以上だ。
なかなか良い稼ぎになったな。
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俺が殺されてたのかも知れんのだし。
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