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1章 僕の怪談のはじまり ~新谷坂山の口だけ女~
富士登山と高山病の恐怖
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次は6話目に入れるといったけどそれは嘘だ(待て。
アルファポリスで新しい話を追加した関係で予定がずれております。
さて、今回は第一章の「僕の怪談の始まり」で東矢君がコッヘルでラーメンを作ったので、キャンプについて書こうかなとながらで書いてたら、最終的に「富士登山と高山病」の話になってしまった。申し訳ない。
今回はやっつけの素エッセイで、思うがままに書いています。
全然備忘じゃないよね、ごめんなさい。
1.富士山を登ろう!
にわかレベルで登山がすきです。最近登山漫画が流行っているようなので便乗しつつ色々書こうかなと思います。
さて日本で一番有名な山は富士山。では富士登山についてちょっと書いてみます。
富士登山は飛鳥時代の役小角やら聖徳太子やらが空を飛んだりして上ったみたいな伝承がありますが、本格的に富士登山が流行るのは江戸時代くらいからです。「富士講」という富士登山コミュみたいなのができて流行りました。
でも富士山の歴史とか噴火とかは別の話でちょっと出したいからまたの機会に。
なので、今の富士登山の話です。
富士山はいくつか登頂ルートがあるんだけど、個人的には須走口は比較初心者向け、と認識していたのですが検索すると1番初心者におすすめなのは吉田口のようです。いきなりgdgdですみません。混むらしいと聞いたから吉田口から登ったことないな……。
でもとりあえず登ったことのある須走口前提で書いてみる。須走口は御殿場と富士吉田の間くらいにある登山口。登り口の手前に道の駅須走があるし、すぐ近くに天恵っていう温泉(去年は閉まってたけど今年はわからない)もあるから、車を持っていると結構おすすめです。
富士山を登るのにどれくらいかかるのか。
体感では朝イチで五合目から登りはじめれば、山頂で1時間ぼんやりしても夕方までには降りてこられると思う。でも、多分自分のペースはわりと速め。
自分は人と合わせて長時間登るのって足的にきついので、シェルパの人を尊敬します。
今色々ホームページみたら、上りは5~7時間くらい、下りは3時間くらいが平均みたい。そうすると、一般的にお鉢巡りっていって富士山頂の火口をぐるっと回るコースは日帰りには厳しいのかもしれないお鉢巡りは1時間半とかいてある。
下山についてだけど五合目近くは林になっているから、4時くらいには林手前まで辿りついてないと一人では暗くて辛いかもしれない。自分が登るときは足の都合でスタートとゴールだけは複数人であわせるけど、基本ソロまたはペア単位で歩くので夜の林に突入するのは結構怖いです。
標識とかはあるんだけど、なんか迷いそうで。だから明かりのなく人気がないところを登る東矢君たちは正直なかなか勇気あると思う。夜の闇は本当に深くて虫や鳥の音で和んだりは普通しない気がする。
ところで須走口は前述の通り上る時間と下りる時間が結構違います。まあ他のルートでも下山は早いんだけど、須走口が速いのには理由がある。
須走口の下りは砂走りと言って、砂場みたいなところを結構な区間下る。だから上りよりずいぶん早く降りられる。でもこれ油断するとまじ膝壊すから、調子に乗って滑り下りない方がいい。
あれ? 色々ホームページ見ると膝の負担が少ないって書いてあるな。1時間半下山トライアルとかやったからまずかった気がしてきた(反省。
ゆっくり下るなら負担は軽いようです。あほと言わないでください。
基本的に富士山は初心者向けで、小学生とか犬連れで登っている方もいますのでお気軽にトライできるいい山です。たまに外国の方が半袖で登ってるけど、頂上は夏でも普通に寒いからちゃんと防寒した方がいいと思います。
それから標高が高いので、高山病予防に自分の限界がわからなければ酸素ボンベ持ってった方がいいと思う。普通にドラッグストアで売っています。
高山病の気持ち悪さってのはまた格別だから。
2.高山病怖い
高山病って名前は知っているけれど、具体的になって初めて分かる独特の気持ち悪さというのがある。
基本的には頭痛がして不具合が出る。気圧が下がって体内に取り込める酸素量が減ることによる酸素欠乏症?
これまで自分に高山病症状が出たのは富士山の9合目半で一回だけなんだけど、結構特殊な感覚がしました。二日酔いに似てるってよく聞くけど、体感では全然違ってる。
人によって症状が違うと聞くけど自分はなんていうのか耳管が詰まった感じがしました。唾を飲んでも耳抜きも全然できないし頭が破裂しそうなぐわんぐわんする感じ? がして結構やばかった。
嘔吐感はあるけど二日酔いみたいな胃の痛みはない違和感っていうか変な感じでめまいがしてうまく歩けないくなる。とりあえず酸素吸いながら1時間くらい横たわってたけどほとんど回復しなかった。
でもちょっと降りたらすぐ治った。高度を下げるとあっという間に治るこの回復力は逆にすごいと思います。
だから調子悪くなったらすぐ降りることをお勧めします。気持ち悪さを満喫するなら別の方法がよい。高山病は悪化すると肺水腫とか脳浮腫の原因になりうるので。
それでどうして高山病になるのか。
いわゆる高山病っていうのは正式には急性高山病といいます。
慢性高山病っていうのもあるんだけど、これはずっと高地で生活する人が長期・慢性的な低酸素状態下で生活するときになる病気で、高山病とは違って高度を下げても治るまで何か月かかかるみたい。
それで高山病の機序について。
空気中の酸素の割合は平地でも高地でも同じなんだ。でも、高山だと酸素分圧が下がる。酸素分圧っていうの大気中(混合気体)における酸素の圧力のことなんだけど、ちょっと説明がややこしい。
地上と比べると富士山頂で酸素分圧は2/3、5000mで1/2くらいになる。これによって動脈血酸素分圧も低下する。動脈血酸素分圧は動脈血中の酸素分圧のことなんだけど、富士山頂で1/2くらいになる。
ただでさえ圧力が少なくて酸素を取り込むのに難儀するのに、体内でさらに圧力が減る。人間っていうのは赤血球のヘモグロビンに酸素を渡して全身に供給しているんだけど、ヘモグロビンにくっ付ける酸素が足りなくなって全身に回らない。だから酸素が欠乏する。
それで低酸素を改善しようとして肺血管収縮がおこって息苦しくなったり足がむくんだり、末梢血管が収縮して脳圧を亢進させて頭痛を起こしたりする。これが高山病。
これと逆のシステムが高気圧酸素治療で、酸素分圧を高めることによって血液中の酸素含有量を増加させる。ヘモグロビンはくっ付けられる酸素の量が決まっているんだけど、高気圧酸素治療だとヘモグロビンにくっ付けるんじゃなくて、圧力を利用して血液とか体液そのものに酸素を溶け込ませて酸素欠乏を改善する。
圧力ってすごいな。なんかエロい。
それで一般的には2000メートルくらいなら大丈夫みたいだけど、それを超えると高山病を発症する可能性が高まっていく。上るスピードとか既往歴、その日のコンディショニングとか色々な要素が関連するから低い山でも油断はしないほうがいいです。
……あーいろいろ考えたら高山病は自業自得だった。反省した。早く登りすぎた感。
富士山って一日で登って降りるっていうイメージだから調整が難しいですね。最初ゆっくり上るのがいいらしいのですが、それならうまく当日に下山できるか不安だな。富士山だけじゃないけど山小屋は宿泊料の割に宿泊環境が悪くてギューギューだから、可能なら停まりたくない。そこがいいと言う人もいるけれど。
そういえばハイシーズンの富士山は駐車場に困るので、ご注意ください。下手したら3合目くらいから歩かないといけない。
富士山はちょっと特殊事例ですが、基本的に高山に登るには高度順化が必要です。
登高、特に寝るところの高さの上昇を500メートルくらいに抑えて、3日に1度は高さを変えない、という休肝日みたいなのを作るのが基本のようです。純粋な高低より寝るところが重要みたいで、例えばベースキャンプを作って寝るところは同じにしておけば一日の登攀距離は長くてもいいみたい。でも外国の5000メートル越えるような山だと上ったり下りたりしながら造血機能を強化してやらないと死にそう。
海外の山に一回登ってみたいけど、お金もないし休みもとれないよ。
ところで高山病の判定にはレイクルイーズAMSスコアというのがあって、頭痛、胃腸等の症状が合計3点以上あれば高山病と認定される。3点を超えたら速やかに降りましょう。
3.楽しい登山
自分が一番好きな山は西穂高岳。
西穂高岳は新穂高温泉からロープウェイがあるし、テント背負って西穂山荘で場所をかりて設置できるし水も買えるしとキャンプも楽で、ライトな鎖場とかもあってスリルもあるから。
奥穂高のほうに縦走するルートはハイレベルルートだけど西穂高岳で引き返すなら一泊お手軽満喫パックでいい感じです。レベルが上がったらそのうち縦走したいがすっかり体は鈍ってしまった。
東矢君じゃないけど垂直登攀なんてできないよ。うーむ。
とはいえ西穂高でも滑落とかで結構死者は出ているし、上る場合はちゃんと登山届を出したうえで注意して上りましょう。山荘より先は落ちたら死ぬフィールドから。まじで。
危険と思えば山荘できれいな山の景色を眺めて下山するのもいいと思う。
キャンプっていうと林間学校とかしか記憶にない人にはピンとこないかもしれないけど、最近のキャンプ用品ってかなりシステマティックなんだ。
全体的にものすごく軽量。ワンタッチで開くテントとかもあるしすごく便利です。欲しいなワンタッチ。
東矢君がもってたコッヘルとか調理器具もロマンなんですよ。マトリョーシカみたいにたくさん鍋が収納されている。アルミ製とかチタン製はめっちゃ軽い。基本的にそういうギミックが好きな人はアウトドアショップに一回見に行っても面白いと思う。
コッヘルは丸型と四角型に大別されるんだけど、登山キャンプだと水が貴重で毎回容器を洗えなくて紙で拭くだけのことも多いから丸型のほうが便利な気がする。あと、カレーとかはキャンプの定番と思われているけど、水がない場所で臭いがするものは後々辛い。
キャンプ場によっては水くみに2~3時間かかるとか余裕であるからな……。水はなるべく節約したいです。
なお、東矢君がもってるコッヘルはロゴスのツーリングクッカーイメージで、2章で出てくる藤友君がもってるツールナイフはヴィクトリノックスのレンジャーグリップイメージです(無駄な詳細設定。
でも一番大事なのは足にあった靴とリュックかな。これはきちんとアウトドアショップにいってみてもらったほうがいい。どちらも多少のお金をかけてもいいものにしたほうがいいという実感がある。驚くほど楽。
リュックに関しては物の入れ方も重要で、底のほうはシェラフとか着替えとかあんまり使わなくて軽いもの、テントとか糧食とか重いものはなるべく背中の近く、上のほうにレインウェアとかすぐ使うものを入れるのが鉄板です。軽いものが下。
長時間登るのに重心とかも重要で、やや前傾姿勢で歩くのがいいかな。
ベルトもおなかから締めてバランスをとって歩くんだけど、一回店員さんに教えてもらうのがいいと思います。疲れ方が全然違うので。
さて雑多な感じで次回予告。
アルファポリスはページ追記とかしているのでずれるかもしれませんが多分1章最終話あたりに合わせて(死体とエジプト神話の話 前編)です。後編は2章の頭にまわります。
今後とも読んで頂ければ嬉しいです。
アルファポリスで新しい話を追加した関係で予定がずれております。
さて、今回は第一章の「僕の怪談の始まり」で東矢君がコッヘルでラーメンを作ったので、キャンプについて書こうかなとながらで書いてたら、最終的に「富士登山と高山病」の話になってしまった。申し訳ない。
今回はやっつけの素エッセイで、思うがままに書いています。
全然備忘じゃないよね、ごめんなさい。
1.富士山を登ろう!
にわかレベルで登山がすきです。最近登山漫画が流行っているようなので便乗しつつ色々書こうかなと思います。
さて日本で一番有名な山は富士山。では富士登山についてちょっと書いてみます。
富士登山は飛鳥時代の役小角やら聖徳太子やらが空を飛んだりして上ったみたいな伝承がありますが、本格的に富士登山が流行るのは江戸時代くらいからです。「富士講」という富士登山コミュみたいなのができて流行りました。
でも富士山の歴史とか噴火とかは別の話でちょっと出したいからまたの機会に。
なので、今の富士登山の話です。
富士山はいくつか登頂ルートがあるんだけど、個人的には須走口は比較初心者向け、と認識していたのですが検索すると1番初心者におすすめなのは吉田口のようです。いきなりgdgdですみません。混むらしいと聞いたから吉田口から登ったことないな……。
でもとりあえず登ったことのある須走口前提で書いてみる。須走口は御殿場と富士吉田の間くらいにある登山口。登り口の手前に道の駅須走があるし、すぐ近くに天恵っていう温泉(去年は閉まってたけど今年はわからない)もあるから、車を持っていると結構おすすめです。
富士山を登るのにどれくらいかかるのか。
体感では朝イチで五合目から登りはじめれば、山頂で1時間ぼんやりしても夕方までには降りてこられると思う。でも、多分自分のペースはわりと速め。
自分は人と合わせて長時間登るのって足的にきついので、シェルパの人を尊敬します。
今色々ホームページみたら、上りは5~7時間くらい、下りは3時間くらいが平均みたい。そうすると、一般的にお鉢巡りっていって富士山頂の火口をぐるっと回るコースは日帰りには厳しいのかもしれないお鉢巡りは1時間半とかいてある。
下山についてだけど五合目近くは林になっているから、4時くらいには林手前まで辿りついてないと一人では暗くて辛いかもしれない。自分が登るときは足の都合でスタートとゴールだけは複数人であわせるけど、基本ソロまたはペア単位で歩くので夜の林に突入するのは結構怖いです。
標識とかはあるんだけど、なんか迷いそうで。だから明かりのなく人気がないところを登る東矢君たちは正直なかなか勇気あると思う。夜の闇は本当に深くて虫や鳥の音で和んだりは普通しない気がする。
ところで須走口は前述の通り上る時間と下りる時間が結構違います。まあ他のルートでも下山は早いんだけど、須走口が速いのには理由がある。
須走口の下りは砂走りと言って、砂場みたいなところを結構な区間下る。だから上りよりずいぶん早く降りられる。でもこれ油断するとまじ膝壊すから、調子に乗って滑り下りない方がいい。
あれ? 色々ホームページ見ると膝の負担が少ないって書いてあるな。1時間半下山トライアルとかやったからまずかった気がしてきた(反省。
ゆっくり下るなら負担は軽いようです。あほと言わないでください。
基本的に富士山は初心者向けで、小学生とか犬連れで登っている方もいますのでお気軽にトライできるいい山です。たまに外国の方が半袖で登ってるけど、頂上は夏でも普通に寒いからちゃんと防寒した方がいいと思います。
それから標高が高いので、高山病予防に自分の限界がわからなければ酸素ボンベ持ってった方がいいと思う。普通にドラッグストアで売っています。
高山病の気持ち悪さってのはまた格別だから。
2.高山病怖い
高山病って名前は知っているけれど、具体的になって初めて分かる独特の気持ち悪さというのがある。
基本的には頭痛がして不具合が出る。気圧が下がって体内に取り込める酸素量が減ることによる酸素欠乏症?
これまで自分に高山病症状が出たのは富士山の9合目半で一回だけなんだけど、結構特殊な感覚がしました。二日酔いに似てるってよく聞くけど、体感では全然違ってる。
人によって症状が違うと聞くけど自分はなんていうのか耳管が詰まった感じがしました。唾を飲んでも耳抜きも全然できないし頭が破裂しそうなぐわんぐわんする感じ? がして結構やばかった。
嘔吐感はあるけど二日酔いみたいな胃の痛みはない違和感っていうか変な感じでめまいがしてうまく歩けないくなる。とりあえず酸素吸いながら1時間くらい横たわってたけどほとんど回復しなかった。
でもちょっと降りたらすぐ治った。高度を下げるとあっという間に治るこの回復力は逆にすごいと思います。
だから調子悪くなったらすぐ降りることをお勧めします。気持ち悪さを満喫するなら別の方法がよい。高山病は悪化すると肺水腫とか脳浮腫の原因になりうるので。
それでどうして高山病になるのか。
いわゆる高山病っていうのは正式には急性高山病といいます。
慢性高山病っていうのもあるんだけど、これはずっと高地で生活する人が長期・慢性的な低酸素状態下で生活するときになる病気で、高山病とは違って高度を下げても治るまで何か月かかかるみたい。
それで高山病の機序について。
空気中の酸素の割合は平地でも高地でも同じなんだ。でも、高山だと酸素分圧が下がる。酸素分圧っていうの大気中(混合気体)における酸素の圧力のことなんだけど、ちょっと説明がややこしい。
地上と比べると富士山頂で酸素分圧は2/3、5000mで1/2くらいになる。これによって動脈血酸素分圧も低下する。動脈血酸素分圧は動脈血中の酸素分圧のことなんだけど、富士山頂で1/2くらいになる。
ただでさえ圧力が少なくて酸素を取り込むのに難儀するのに、体内でさらに圧力が減る。人間っていうのは赤血球のヘモグロビンに酸素を渡して全身に供給しているんだけど、ヘモグロビンにくっ付ける酸素が足りなくなって全身に回らない。だから酸素が欠乏する。
それで低酸素を改善しようとして肺血管収縮がおこって息苦しくなったり足がむくんだり、末梢血管が収縮して脳圧を亢進させて頭痛を起こしたりする。これが高山病。
これと逆のシステムが高気圧酸素治療で、酸素分圧を高めることによって血液中の酸素含有量を増加させる。ヘモグロビンはくっ付けられる酸素の量が決まっているんだけど、高気圧酸素治療だとヘモグロビンにくっ付けるんじゃなくて、圧力を利用して血液とか体液そのものに酸素を溶け込ませて酸素欠乏を改善する。
圧力ってすごいな。なんかエロい。
それで一般的には2000メートルくらいなら大丈夫みたいだけど、それを超えると高山病を発症する可能性が高まっていく。上るスピードとか既往歴、その日のコンディショニングとか色々な要素が関連するから低い山でも油断はしないほうがいいです。
……あーいろいろ考えたら高山病は自業自得だった。反省した。早く登りすぎた感。
富士山って一日で登って降りるっていうイメージだから調整が難しいですね。最初ゆっくり上るのがいいらしいのですが、それならうまく当日に下山できるか不安だな。富士山だけじゃないけど山小屋は宿泊料の割に宿泊環境が悪くてギューギューだから、可能なら停まりたくない。そこがいいと言う人もいるけれど。
そういえばハイシーズンの富士山は駐車場に困るので、ご注意ください。下手したら3合目くらいから歩かないといけない。
富士山はちょっと特殊事例ですが、基本的に高山に登るには高度順化が必要です。
登高、特に寝るところの高さの上昇を500メートルくらいに抑えて、3日に1度は高さを変えない、という休肝日みたいなのを作るのが基本のようです。純粋な高低より寝るところが重要みたいで、例えばベースキャンプを作って寝るところは同じにしておけば一日の登攀距離は長くてもいいみたい。でも外国の5000メートル越えるような山だと上ったり下りたりしながら造血機能を強化してやらないと死にそう。
海外の山に一回登ってみたいけど、お金もないし休みもとれないよ。
ところで高山病の判定にはレイクルイーズAMSスコアというのがあって、頭痛、胃腸等の症状が合計3点以上あれば高山病と認定される。3点を超えたら速やかに降りましょう。
3.楽しい登山
自分が一番好きな山は西穂高岳。
西穂高岳は新穂高温泉からロープウェイがあるし、テント背負って西穂山荘で場所をかりて設置できるし水も買えるしとキャンプも楽で、ライトな鎖場とかもあってスリルもあるから。
奥穂高のほうに縦走するルートはハイレベルルートだけど西穂高岳で引き返すなら一泊お手軽満喫パックでいい感じです。レベルが上がったらそのうち縦走したいがすっかり体は鈍ってしまった。
東矢君じゃないけど垂直登攀なんてできないよ。うーむ。
とはいえ西穂高でも滑落とかで結構死者は出ているし、上る場合はちゃんと登山届を出したうえで注意して上りましょう。山荘より先は落ちたら死ぬフィールドから。まじで。
危険と思えば山荘できれいな山の景色を眺めて下山するのもいいと思う。
キャンプっていうと林間学校とかしか記憶にない人にはピンとこないかもしれないけど、最近のキャンプ用品ってかなりシステマティックなんだ。
全体的にものすごく軽量。ワンタッチで開くテントとかもあるしすごく便利です。欲しいなワンタッチ。
東矢君がもってたコッヘルとか調理器具もロマンなんですよ。マトリョーシカみたいにたくさん鍋が収納されている。アルミ製とかチタン製はめっちゃ軽い。基本的にそういうギミックが好きな人はアウトドアショップに一回見に行っても面白いと思う。
コッヘルは丸型と四角型に大別されるんだけど、登山キャンプだと水が貴重で毎回容器を洗えなくて紙で拭くだけのことも多いから丸型のほうが便利な気がする。あと、カレーとかはキャンプの定番と思われているけど、水がない場所で臭いがするものは後々辛い。
キャンプ場によっては水くみに2~3時間かかるとか余裕であるからな……。水はなるべく節約したいです。
なお、東矢君がもってるコッヘルはロゴスのツーリングクッカーイメージで、2章で出てくる藤友君がもってるツールナイフはヴィクトリノックスのレンジャーグリップイメージです(無駄な詳細設定。
でも一番大事なのは足にあった靴とリュックかな。これはきちんとアウトドアショップにいってみてもらったほうがいい。どちらも多少のお金をかけてもいいものにしたほうがいいという実感がある。驚くほど楽。
リュックに関しては物の入れ方も重要で、底のほうはシェラフとか着替えとかあんまり使わなくて軽いもの、テントとか糧食とか重いものはなるべく背中の近く、上のほうにレインウェアとかすぐ使うものを入れるのが鉄板です。軽いものが下。
長時間登るのに重心とかも重要で、やや前傾姿勢で歩くのがいいかな。
ベルトもおなかから締めてバランスをとって歩くんだけど、一回店員さんに教えてもらうのがいいと思います。疲れ方が全然違うので。
さて雑多な感じで次回予告。
アルファポリスはページ追記とかしているのでずれるかもしれませんが多分1章最終話あたりに合わせて(死体とエジプト神話の話 前編)です。後編は2章の頭にまわります。
今後とも読んで頂ければ嬉しいです。
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