85 / 114
あけぬ夜はなし 朝を待ちわびる二人の話 崩春解故外伝
幽凪屋の楼主
しおりを挟む
弥治郎はその日、少しだけ早く仕事を切り上げて新地の桔梗屋に向かった。道中を練り歩く最も高級な遊女、花魁と遊ぶには、新地外の揚屋で花魁を呼び出さなければならない。その間、揚屋では宴会が繰り広げられ、そこにも莫大な金を要する。そして桔梗屋はこの新地で最も高級な揚屋だ。
青山は新地一の花魁を新地一の揚屋に毎日呼び出している。だから青山はその日一日稼いだ莫大な金子を、全てその夜に使い切ると噂されていた。
その相手である玉藻太夫も、夜見世の始まる暮六つの鐘がなると同時に、新地と現世を隔てる大門を潜って道中を練り歩き始める。一刻も早く青山に会いたいとでも言うようにだ。
そのように思い合っても身請けはかなわぬものなのだ。
そして毎日の道中を見物するために、既に人集りができていた。この神津新地はおよそ7,8年ほど前に官製で作られた遊郭街だ。だからその見物用に歩道は広く取られ、花魁道中は新地の名物となり、人を集めていた。
この世の全ての絢爛が集約される桔梗屋の、その豪華な二階を弥治郎が見上げれば、その欄干にもたれ掛かる青山とふと目が会った。青山の上がれというような仕草に従い、場違いだと思いながら桔梗屋の暖簾をくぐれば、やはりその美麗荘厳さは正しく別世界だった。
けれどもいくつもの賑やかな宴席を通り抜けた先の青山の待つ部屋は、どの部屋よりも広く豪華そうであったのに、最も静かだった。大量の酒食は並べられているものの、芸妓などはいなかった。少しの豆菓子だけを手元に引き寄せ、脇息に半ば寝そべりながら外の景色を眺める青山だけが、その広い部屋で唯一動く者だった。いつものキチリとスーツを着こなす姿とは随分違い、弥治郎は些か戸惑う。
「芸妓代は支払いさえしておけば断れるんだよ。落ち着かないからな」
青山は外を見たまま、そう呟く。
「それで何か用か」
「少しご相談したいことが御座いまして」
「制帽のことか? 上手くいきそうだとは聞いていたが」
「いえ、その事ではなく、……夕霧の身請けの話です」
弥治郎がそう告げると、青山は漸く弥治郎の方を振り返り、ジッとその目を注視しながら、先を促す。
「幽凪屋に身請けの打診を致しましたら、その金額はおよそ青山様の予想通りでした。けれども夕霧が身請けを了承しないのです。しばらく説得はしているのですが、如何ともし難く」
「そうか」
「私は生憎遊郭に詳しくはありません。何か満たさなければならぬ条件などがあるのでしょうか」
青山は欄干に頬杖をつき、わずかに首を傾ける。その首筋は妙に細く、赤く暮れなずむ窓の外の茜色を帯び、妙に色気じみていた。
「幽凪殿は何と言っている?」
「身請け金を支払えば、店として身請けに反対はしない。けれども夕霧が同意しなければ許さない、というお話です」
「夕霧が断るのか?」
「ええ。その理由が皆目検討がつきません。自分は幽凪屋を出ていけないとばかり言うのです」
青山は僅かに目を細めた。弥治郎には見えぬ何かを推し量っているのだろう。
「幽凪屋の楼主は人品に欠けるところがあるからな」
「人品に欠ける……でしょうか」
「ああ。あの御仁は人が苦しむことに拘泥しないのだ。だから無理難題を押し付けることがある」
今度は弥次郎は首を傾げた。そのようには見えなかったからだ。思い浮かぶのは柔和そうな表情ばかりで、言われてみれば、多少は確かに観察されているような心持ちが生ずることもなくはない。けれどもせいぜい、その程度だ。
「気づかなかったか? あれは常に人を値踏みしている。あの御仁にとって大切なものは幽凪屋だけなのだ。だから通常は俎上にも登らないような嫌な提案を平気でしてくることがあるそうだ。なんなら俺が少し、探りを入れてみよう」
それは弥治郎にとっては渡りに船の提案だった。
「誠にありがとうございます」
「それよりそろそろ帰れ。玉藻がもうすぐ到着する。お前も夕霧のところに行くのだろう?」
「はい。では失礼致します」
桔梗屋を出ればまさに人だかりで、玉藻大夫はあと少しで桔梗屋に辿り着くところだった。それでも、後少しと言ってもまだしばらくはかかるだろう。花魁道中は黒塗三枚歯の高下駄で足を八の字にくゆらせながら、三メートルの距離を一分ほどかけて練り歩く。
そして悲鳴が上がった。
見上げれば桔梗屋二階の欄干から青山が軽く手を振り、花魁がその氷のような表情をたちまち崩して僅かに微笑んだのだ。花魁とは、通常人のように笑ったりせず、氷のように取り澄ましているものだから。
その姿を見るに、弥次郎の頭に浮かんだのは夕霧だ。
夕霧も弥次郎が会いに行けば、あのように嬉しそうな顔をする。一刻も早く夕霧に会いたくなった。弥治郎は未だ人集りの只中にある玉藻太夫の脇をすり抜け、大門に向かう。他の楼から新しい花魁が道中を始めるようで、新たな人集りができていたが、それには目もくれず門をくぐる。そうして更に薄暗い中を奥に抜けたところにあるのが幽凪屋だ。
最近の弥次郎は格子にはまわらず、いつも直接楼の暖簾を潜っていた。一刻も早く夕霧に会いたいからだ。けれども今日は、大勢の人の中を堂々と歩く花魁を見たせいか何とはなしに気が向いて、張見世の側に周ってみた。
そこにもやはり人集りが出来ていた。
けれどもその人集りは花魁たちの派手やかな美しさに対する称賛とは異なり、異物をへの嘲笑に満ちていた。
弥治郎は思い出す。この楼閣の名前を。
化物楼。
ここはやはり普通の遊女屋とは違うのだ。弥次郎はすぐに嫌な気分になって、早く夕霧に会おうと幽凪屋の表に向かおうとした。その時ふと、気が付いた。
何故だか楼主が格子の中にいたのだ。戯れか何かだろうか。楼主は素晴らしい腕前で三味線を弾き、周囲の様々な異形の遊女と楽しげに語らっていた。
先程の青山の言葉が思い浮かぶ。その親しげな姿は確かにその格子全体が家族のように思わせ、そして何故だか弥次郎を酷く苛つかせた。そのような弥次郎の視線に楼主が気づき、ふいにこちらを向いてにこりと笑い、夕霧を促して奥に下がらせた。弥次郎のために格子から下げたのだろう。
そうして夕霧がいなくなった格子の中は、不思議とすんと色をなくしたように見え、気づくとその内側に対する苛立ちも、何故だかつるりと雪のように溶けていた。その心持ちの変化に、弥治郎は首を傾げた。
青山は新地一の花魁を新地一の揚屋に毎日呼び出している。だから青山はその日一日稼いだ莫大な金子を、全てその夜に使い切ると噂されていた。
その相手である玉藻太夫も、夜見世の始まる暮六つの鐘がなると同時に、新地と現世を隔てる大門を潜って道中を練り歩き始める。一刻も早く青山に会いたいとでも言うようにだ。
そのように思い合っても身請けはかなわぬものなのだ。
そして毎日の道中を見物するために、既に人集りができていた。この神津新地はおよそ7,8年ほど前に官製で作られた遊郭街だ。だからその見物用に歩道は広く取られ、花魁道中は新地の名物となり、人を集めていた。
この世の全ての絢爛が集約される桔梗屋の、その豪華な二階を弥治郎が見上げれば、その欄干にもたれ掛かる青山とふと目が会った。青山の上がれというような仕草に従い、場違いだと思いながら桔梗屋の暖簾をくぐれば、やはりその美麗荘厳さは正しく別世界だった。
けれどもいくつもの賑やかな宴席を通り抜けた先の青山の待つ部屋は、どの部屋よりも広く豪華そうであったのに、最も静かだった。大量の酒食は並べられているものの、芸妓などはいなかった。少しの豆菓子だけを手元に引き寄せ、脇息に半ば寝そべりながら外の景色を眺める青山だけが、その広い部屋で唯一動く者だった。いつものキチリとスーツを着こなす姿とは随分違い、弥治郎は些か戸惑う。
「芸妓代は支払いさえしておけば断れるんだよ。落ち着かないからな」
青山は外を見たまま、そう呟く。
「それで何か用か」
「少しご相談したいことが御座いまして」
「制帽のことか? 上手くいきそうだとは聞いていたが」
「いえ、その事ではなく、……夕霧の身請けの話です」
弥治郎がそう告げると、青山は漸く弥治郎の方を振り返り、ジッとその目を注視しながら、先を促す。
「幽凪屋に身請けの打診を致しましたら、その金額はおよそ青山様の予想通りでした。けれども夕霧が身請けを了承しないのです。しばらく説得はしているのですが、如何ともし難く」
「そうか」
「私は生憎遊郭に詳しくはありません。何か満たさなければならぬ条件などがあるのでしょうか」
青山は欄干に頬杖をつき、わずかに首を傾ける。その首筋は妙に細く、赤く暮れなずむ窓の外の茜色を帯び、妙に色気じみていた。
「幽凪殿は何と言っている?」
「身請け金を支払えば、店として身請けに反対はしない。けれども夕霧が同意しなければ許さない、というお話です」
「夕霧が断るのか?」
「ええ。その理由が皆目検討がつきません。自分は幽凪屋を出ていけないとばかり言うのです」
青山は僅かに目を細めた。弥治郎には見えぬ何かを推し量っているのだろう。
「幽凪屋の楼主は人品に欠けるところがあるからな」
「人品に欠ける……でしょうか」
「ああ。あの御仁は人が苦しむことに拘泥しないのだ。だから無理難題を押し付けることがある」
今度は弥次郎は首を傾げた。そのようには見えなかったからだ。思い浮かぶのは柔和そうな表情ばかりで、言われてみれば、多少は確かに観察されているような心持ちが生ずることもなくはない。けれどもせいぜい、その程度だ。
「気づかなかったか? あれは常に人を値踏みしている。あの御仁にとって大切なものは幽凪屋だけなのだ。だから通常は俎上にも登らないような嫌な提案を平気でしてくることがあるそうだ。なんなら俺が少し、探りを入れてみよう」
それは弥治郎にとっては渡りに船の提案だった。
「誠にありがとうございます」
「それよりそろそろ帰れ。玉藻がもうすぐ到着する。お前も夕霧のところに行くのだろう?」
「はい。では失礼致します」
桔梗屋を出ればまさに人だかりで、玉藻大夫はあと少しで桔梗屋に辿り着くところだった。それでも、後少しと言ってもまだしばらくはかかるだろう。花魁道中は黒塗三枚歯の高下駄で足を八の字にくゆらせながら、三メートルの距離を一分ほどかけて練り歩く。
そして悲鳴が上がった。
見上げれば桔梗屋二階の欄干から青山が軽く手を振り、花魁がその氷のような表情をたちまち崩して僅かに微笑んだのだ。花魁とは、通常人のように笑ったりせず、氷のように取り澄ましているものだから。
その姿を見るに、弥次郎の頭に浮かんだのは夕霧だ。
夕霧も弥次郎が会いに行けば、あのように嬉しそうな顔をする。一刻も早く夕霧に会いたくなった。弥治郎は未だ人集りの只中にある玉藻太夫の脇をすり抜け、大門に向かう。他の楼から新しい花魁が道中を始めるようで、新たな人集りができていたが、それには目もくれず門をくぐる。そうして更に薄暗い中を奥に抜けたところにあるのが幽凪屋だ。
最近の弥次郎は格子にはまわらず、いつも直接楼の暖簾を潜っていた。一刻も早く夕霧に会いたいからだ。けれども今日は、大勢の人の中を堂々と歩く花魁を見たせいか何とはなしに気が向いて、張見世の側に周ってみた。
そこにもやはり人集りが出来ていた。
けれどもその人集りは花魁たちの派手やかな美しさに対する称賛とは異なり、異物をへの嘲笑に満ちていた。
弥治郎は思い出す。この楼閣の名前を。
化物楼。
ここはやはり普通の遊女屋とは違うのだ。弥次郎はすぐに嫌な気分になって、早く夕霧に会おうと幽凪屋の表に向かおうとした。その時ふと、気が付いた。
何故だか楼主が格子の中にいたのだ。戯れか何かだろうか。楼主は素晴らしい腕前で三味線を弾き、周囲の様々な異形の遊女と楽しげに語らっていた。
先程の青山の言葉が思い浮かぶ。その親しげな姿は確かにその格子全体が家族のように思わせ、そして何故だか弥次郎を酷く苛つかせた。そのような弥次郎の視線に楼主が気づき、ふいにこちらを向いてにこりと笑い、夕霧を促して奥に下がらせた。弥次郎のために格子から下げたのだろう。
そうして夕霧がいなくなった格子の中は、不思議とすんと色をなくしたように見え、気づくとその内側に対する苛立ちも、何故だかつるりと雪のように溶けていた。その心持ちの変化に、弥治郎は首を傾げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
完結‼️翡翠の歌姫は 後宮で声を隠す〜特殊な眼を持つ歌姫が、2人の皇子と出会い、陰謀に巻き込まれながら王家の隠した真実に迫る
雪城 冴
キャラ文芸
1/23本編完結‼️
【中華サスペンス】
皇帝が隠した禁忌の秘密。
それを“思い出してはいけない少女”がいた――
【あらすじ】
特殊な眼を持つ少女・翠蓮(スイレン)は、不吉を呼ぶとして忌み嫌われ、育ての父を村人に殺されてしまう。
居場所を失った彼女は、宮廷直属の音楽団の選抜試験を受けることに。
しかし、早速差別の洗礼を受けてしまう。
そんな翠蓮を助けたのは、危険な香りをまとう皇子と、天女のように美しいもう一人の皇子だった。
それをきっかけに翠蓮は皇位争いに巻き込まれ、選抜試験も敵の妨害を受けてしまう。
彼女は無事合格できるのか。
◆二章◆
仲間と出会い、心を新たにするも次なる試練が待ち受ける。
それは、ライバル歌姫との二重唱と、メンバーからの嫌がらせだった。
なんとか迎えた本番。翠蓮は招かれた地方貴族から、忌み嫌われる眼の秘密に触れる。
◆三章◆
翠蓮の歌声と真心が貴妃の目にとまる。しかし後宮で"寵愛を受けている"と噂になり、皇后に目をつけられた。
皇后の息子から揺さぶりをかけられ、もう一人の皇子とは距離が急接近。
しかし、後宮特有の嫌がらせの中で翠蓮は、自分の存在が皇子に迷惑をかけていると知る。
わずかに芽生えていた恋心とも尊敬とも付かない気持ちは、押さえつけるしかなかった。
◆最終章◆
後宮で命を狙われ、生死をさまよう翠蓮は、忘れていた記憶を取り戻す。
かつて王家が封じた“力”とは?
翠蓮の正体とは?
身分違いの恋の行方は?
声を隠すか歌うのか。
運命に選ばれた少女が、最後に下す決断とは――
※架空の中華風ファンタジーです
※アルファポリス様で先行公開しており、書き溜まったらなろう、カクヨム様に移しています
※表紙絵はAI生成
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる