夢のような物語

桃桜

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幽霊

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ある夏の日の物語

ミーンミーンと蝉が鳴く

暑い暑い夏の日

僕は君の墓参りに行く


お墓を洗い

線香を焚き

手を合わせ

僕は毎年願うんだ


「        」


届けこの想い


僕は君が居たから毎日楽しかったんだよ





..
...
....
.....
......


「ねえ、あたし思うんだ
 このひろーい世界で君と会えた事自体奇跡
 そして君とこうやって付き合える確率って
 とっても凄いと思うんだ
 だから、あたしは毎日毎日 君との時間が大切で愛しい
 
 だから君に言わないといけない事がある」


「改めてなんだよ」

綺麗な笑顔で笑う君

僕は嫌な予感しかしなかった

だから苦笑いをして誤魔化したかったんだ

「あたしね、もうすぐ死んじゃうの
 重たい病気みたいなんだ」

やめろよ…それ以上言うな!
本当なんだって自覚するだろ

「貴方と一緒に居られて嬉しかった
 本当に有難う」


「でも本当はずっとずっと大嫌い大好きだったよ」


......
.....
....
...
..





泣きながら笑顔で言った君

僕は何も言えなかった

今でも後悔してるんだ

そして半年後君は天使になった

本当に有難う

君との時間は幸せだった


今年もまだ君が好きだ

ずっと心の中には君が居るんだろう

新しい彼女が出来ても

結婚しても

子供が出来ても

老人になっても

そして空に還ったとしても


心の中ではずっと君を愛している

そんな気がするんだ


それじゃあまた来年に会おうね








来世では一緒に幸せになろうねずっとずっと愛してる


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