夢のような物語

桃桜

文字の大きさ
1 / 2

幽霊

しおりを挟む

ある夏の日の物語

ミーンミーンと蝉が鳴く

暑い暑い夏の日

僕は君の墓参りに行く


お墓を洗い

線香を焚き

手を合わせ

僕は毎年願うんだ


「        」


届けこの想い


僕は君が居たから毎日楽しかったんだよ





..
...
....
.....
......


「ねえ、あたし思うんだ
 このひろーい世界で君と会えた事自体奇跡
 そして君とこうやって付き合える確率って
 とっても凄いと思うんだ
 だから、あたしは毎日毎日 君との時間が大切で愛しい
 
 だから君に言わないといけない事がある」


「改めてなんだよ」

綺麗な笑顔で笑う君

僕は嫌な予感しかしなかった

だから苦笑いをして誤魔化したかったんだ

「あたしね、もうすぐ死んじゃうの
 重たい病気みたいなんだ」

やめろよ…それ以上言うな!
本当なんだって自覚するだろ

「貴方と一緒に居られて嬉しかった
 本当に有難う」


「でも本当はずっとずっと大嫌い大好きだったよ」


......
.....
....
...
..





泣きながら笑顔で言った君

僕は何も言えなかった

今でも後悔してるんだ

そして半年後君は天使になった

本当に有難う

君との時間は幸せだった


今年もまだ君が好きだ

ずっと心の中には君が居るんだろう

新しい彼女が出来ても

結婚しても

子供が出来ても

老人になっても

そして空に還ったとしても


心の中ではずっと君を愛している

そんな気がするんだ


それじゃあまた来年に会おうね








来世では一緒に幸せになろうねずっとずっと愛してる


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

いまさら謝罪など

あかね
ファンタジー
殿下。謝罪したところでもう遅いのです。

ある平民生徒のお話

よもぎ
ファンタジー
とある国立学園のサロンにて、王族と平民生徒は相対していた。 伝えられたのはとある平民生徒が死んだということ。その顛末。 それを黙って聞いていた平民生徒は訥々と語りだす――

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

ねえ、今どんな気持ち?

かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた 彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。 でも、あなたは真実を知らないみたいね ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

「お前を愛する事はない」を信じたので

あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」 お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...