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侵入者
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リルとノラは一旦、白クラスの席に向かう。ロロに回復をしてもらうためだ。到着するとマグナが魔物に魔法を放ち、ラルクロが目を閉じていた。
「敵が多いですね……特に四人が危険です。魔物は……」
「まあ、その四人は視認できた……特に上のあいつがうぜー」
『残り464匹……闘技場に127、外に281、空に56だ。外のがどんどん入って来てるな。リルは地上の魔物狩りだ』
「あ、先生。治癒を終えたら魔物を倒しに行きます」
「……しかしですね、魔物の数を把握してない生徒を向かわせるのは危険かと」
「残り464匹ですよね!! 闘技場に127、外に281、空に56!!」
(あ……まあいいけど)
「ほう、思ったよりも少し多いですね。空と闘技場の外は広いですから……叡智ですねー」
その数を聞いて、生徒たちはうろたえる。
「聞いてねぇぞ!!」
「嘘だろ……そんなにいるのかよッ」
「多すぎだろ!!」
背後のノラが目を細めて言う。
「数は今把握しました。それじゃあ行きましょうか、リル」
「あれ? え?」
ラルクロはニッコリとしていた。そこで別のクラスの教師が指令を伝えに来た。上の敵を倒せとのことだ。
「俺たちかよ……」
「さて皆さん、今の優先は何ですか?」
皆さんと言いつつリルの方を向く。
「人命ですか? 戦闘が出来ない生徒を守る?」
「はい、正解です。魔物はノラ君とリルルナ君に任せても大丈夫でしょう」
「正直、アレと戦えば、お前たちを守れる余裕は無い。死ぬなよ」
マグナたちは顔つきが変わる。そして、壁を蹴り、上へと昇って行く。ノラが指示を出した。
「私とリルは飛び込んで、積極的に魔物を狩る。他はロロを守れる数を選びなさい。彼女を中心に救護班を作る」
「分かった。けど、外から魔物がまだまだ来るってなら、中で集まった方がいいかもっしょ」
「そうね。戦えない人を集めて守りましょう。治療を終えた人も含め、戦えない人を集める場所を作るのもお願いするわ」
ジェイクがうんうんと頷く。
「なるほどな。それじゃあ、あいつらはどうするんだ?」
30人近くいる者達の事だ。
「あれは上級生か先生に任せましょう……疲れ切った私たちでは足手まといになるだけ……」
「それをくぐり抜けて狙って来たらどうする?」
「その時は返り討ちにするしかないでしょうね……」
「へっ、了解だぜ!!」
「敵が多いですね……特に四人が危険です。魔物は……」
「まあ、その四人は視認できた……特に上のあいつがうぜー」
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「あ、先生。治癒を終えたら魔物を倒しに行きます」
「……しかしですね、魔物の数を把握してない生徒を向かわせるのは危険かと」
「残り464匹ですよね!! 闘技場に127、外に281、空に56!!」
(あ……まあいいけど)
「ほう、思ったよりも少し多いですね。空と闘技場の外は広いですから……叡智ですねー」
その数を聞いて、生徒たちはうろたえる。
「聞いてねぇぞ!!」
「嘘だろ……そんなにいるのかよッ」
「多すぎだろ!!」
背後のノラが目を細めて言う。
「数は今把握しました。それじゃあ行きましょうか、リル」
「あれ? え?」
ラルクロはニッコリとしていた。そこで別のクラスの教師が指令を伝えに来た。上の敵を倒せとのことだ。
「俺たちかよ……」
「さて皆さん、今の優先は何ですか?」
皆さんと言いつつリルの方を向く。
「人命ですか? 戦闘が出来ない生徒を守る?」
「はい、正解です。魔物はノラ君とリルルナ君に任せても大丈夫でしょう」
「正直、アレと戦えば、お前たちを守れる余裕は無い。死ぬなよ」
マグナたちは顔つきが変わる。そして、壁を蹴り、上へと昇って行く。ノラが指示を出した。
「私とリルは飛び込んで、積極的に魔物を狩る。他はロロを守れる数を選びなさい。彼女を中心に救護班を作る」
「分かった。けど、外から魔物がまだまだ来るってなら、中で集まった方がいいかもっしょ」
「そうね。戦えない人を集めて守りましょう。治療を終えた人も含め、戦えない人を集める場所を作るのもお願いするわ」
ジェイクがうんうんと頷く。
「なるほどな。それじゃあ、あいつらはどうするんだ?」
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「あれは上級生か先生に任せましょう……疲れ切った私たちでは足手まといになるだけ……」
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「その時は返り討ちにするしかないでしょうね……」
「へっ、了解だぜ!!」
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